【蔵前さんぽ】4月の月イチ蔵前 - NAOT(ナオト)-

【蔵前さんぽ】4月の月イチ蔵前 - NAOT(ナオト)-

毎月第一土曜日に開催される「月イチ蔵前」。今回は2017年4月1日(土)に開催された月イチ蔵前の様子 をレポートします。4月の月イチ蔵前で見つけた注目のショップは、「履き続けるほど魅力が増す」と話題の、手づくりの靴店【NAOT(ナオト)】です。その魅力を伝えてもらうべく、オーナーの宮川さんとスタッフの上野さんにお話を伺いました。

NAOT = オアシス

「自分だけの靴を育てる楽しみ」をくれるお店

%e5%85%a5%e5%8f%a3

都営大江戸線「蔵前」駅を厩橋方面へ。橋の手前、ハンバーガーショップ【マクレーン】のあるビルを左手に曲がった雑居ビルの3階に、今回の目的地「NAOT」があります。入口の可愛らしい看板を目印に階段を上がると、可愛らしい白いドアが迎えてくれました。

NAOTの本店は奈良にあるため、蔵前店のオープンは金・土のみ。しかし、お店の方が「なぜかみなさん、お店のことを知っていて来て下さるんです」というほど、口コミでも評判のよい人気店です。

naot%e3%83%bb%e5%9f%9f%e6%80%a6%e7%b9%a7%ef%bd%a4%e7%b9%9d%e3%83%bb%ef%bd%bc%e5%99%82dsc00516

日本にもファンが多いNAOTの靴は、イスラエル製。「男の子の名前みたいって言われるんですけど、ナオトというのは、イスラエル語で『オアシス』っていう意味なんです。」と、オーナーの宮川さんが語ります。月イチ蔵前が開催されている本日も、大勢のお客さんが来店していました。

今月の月イチ:布花標本 -布で作る20の植物とブローチ-

作家の手で紡がれる、布で咲かせる美しい花々

4月の月イチは、3月発売のUTOPIANOさんの布花本「布花標本 -布で作る20の植物とブローチ-」の出版を記念した作品展示でした。

布で創る立体的な花には、まるで本物のような美しさがあり、思わず見とれてしまいます。細やかな気遣いで創られた花々は、一つひとつ手作りの靴を扱うNAOTの世界観にとてもよく似合います。

前週の3月17日(金)、18日(土)にはデモンストレーション形式でのワークショップも開催されていたのだそう。3月発売の本の裏表紙にもなっている、可愛らしい 「球根付きのチューリップ」の製作工程を目の前で見られる貴重な機会に、会場は満席。多くのお客さんが訪れ、賑わっていたといいます。

今回、展示をされていたUTOPIANOさんは定期的にワークショップを開催されているそうです。2016年4月現在、発表されているスケジュールは満席となっていますが、TwitterやInstagramで随時情報を更新されているので、ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

UTOPIANOさんのワークショップスケジュールはこちら
公式Twitterアカウントはこちら
公式Instagramアカウントはこちら

NAOTの靴の魅力

一日中履き続けられるフィット感

%e8%a3%9c%e6%ad%a3

展示を一通り見終わると、やはり気になるのは店内に並べられた、たくさんの靴たち。NAOTの靴をこれだけ豊富に揃えているのは、都内でもここだけだそうです。サボ、シューズ、サンダル、ブーツ…。メンズもレディースも豊富なので、中にはカップルで仲良く試着する姿も。可愛い木の椅子に腰掛けて、ゆっくりと試着をすることができます。

筆者が「ご自分で履いてみてどうですか?」とたずねると、「足になじんで履き心地がいいので、一度履いたらやめられないと思います。」と、スタッフの上野さん。

naot%e3%83%bb%e5%9f%9f%e6%80%a6%e7%b9%a7%ef%bd%a4%e7%b9%9d%e3%83%bb%ef%bd%bc%e5%99%82dsc00530

ここで働く前からNAOTの靴を愛用していたという上野さんいわく、「私、自分の足のサイズを知らなかったんです。市販の靴を履いて、まぁこんなものかなぁと思ってました。でも、NAOTでフィッティングしてもらったら、24.0cmだと思っていたのが実は23.0cmだと分かって。ものによっては、22.5cmだったりするんです。ええっ!?と驚きましたね。」

上野さんは自らの経験を生かし、一人一人に合う靴をフィッティングしてくれます。夕方になると、足がパンパンになるから早く帰りたい… 女性なら誰しもそんな経験があると思いますが、「この靴なら一日履いていても、平気。夕方からでも全然出かけられますよ。」と太鼓判を押してくれました。

大好きな靴を、直しながら何年も履ける

naot%e3%83%bb%e5%9f%9f%e6%80%a6%e7%b9%a7%ef%bd%a4%e7%b9%9d%e3%83%bb%ef%bd%bc%e5%99%82dsc00520

NAOTの靴は、長く履けるのが魅力です。手縫いの糸がほつれたら、国内で修理してもらうことができます。底がすり減っても、インソールが汚れても、交換して履き続けることが可能です。

では、長く履いたら、いったいどんな感じになるのでしょうか。

naot%e3%83%bb%e5%9f%9f%e6%80%a6%e7%b9%a7%ef%bd%a4%e7%b9%9d%e3%83%bb%ef%bd%bc%e5%99%82dsc00513

お店には、実際に履き込んだ靴のサンプルも用意されています。気になる方は、ぜひお店に行って、鏡の前に並んでいる靴を手に取ってみてください。7~8年履き込んであるという靴のなんと柔らかいこと!ここまで履き込んだら、もう手放せなくなりそうです。

「靴をローテーションさせて大事に履けば、このくらいまで履けるんです。」と語るのは、オーナーの宮川さん。ご自身も履き込んだ美しい靴をお持ちでした。

モノづくりの街・蔵前で、自分だけの一足を手に入れよう。

暑いイスラエルで作られているNAOTの靴は、靴の種類がとても豊富です。4月からは、これからの季節におすすめの「サンダル」が登場するとのこと。ファンにはたまらない季節がやってきます。気温が高くなるこれからの季節に、新しい靴をお探しの方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。長く愛用できる、自分だけの一足がきっと見つかりますよ。

NAOT
【住所】東京都台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301
【営業時間】12:00~19:00
【定休日】日~木(金・土のみOPEN)
【公式サイト】 http://naot.jp/

 

 

【蔵前さんぽ】「月イチ蔵前」を始めたお店 - Salvia(サルビア) –

毎月第一土曜日に開催される「月イチ蔵前」。今回注目したショップは「古きよきをあたらしく」をテーマに、蔵前でモノづくりをするブランド『Salvia(サルビア)』。なんと、「月イチ蔵前」を最初に始めたお店なのだとか。企画・商品開発を行っている篠田由梨子さんと景山悦子さんにお話を伺…