蔵前橋通りの鳥越神社近くに、今年の4月、可愛らしい革小物のお店が誕生しました。『Bougainvillea(ブーゲンビリア)』は、小花をモチーフにした革のアクセサリーパーツとオリジナルのバッグを販売しているお店です。オーナーの奥澤佳津さんとスタッフの川合恵美さんにお話を伺いました。
今年4月にオープンしたばかりの新店鋪
ピアスからバッグまで。可愛い花モチーフ製品がずらり
歴史を感じる建物の多い、蔵前・鳥越エリア。オリジナルのレザークラフトパーツと革小物のショップ『Bougainvillea(ブーゲンビリア)』は、浅草橋と蔵前の中間にあります。この辺りで「おしゃれなお店」といえばリノベーションをした物件が主流ですが、この建物はめずらしく新築物件だったそう。上階はマンションになっており、1階だけが店鋪になっています。
革製品のショップが多く革ファンが集まる蔵前と、手芸問屋さんが多く手芸好きな人が集まる浅草橋。この2つの街に交流が生まれることで、面白い取り組みができるのでは……と考えたことから、この場所を選んだのだそうです。
「店の場所もちょうど中間ですし、扱う製品も革パーツなので、両者の中間。だから、浅草橋と蔵前の架け橋になれたらいいなと思っています」(奥澤さん)
働く女性にぴったりの革小物がたくさん
実は奥澤さんは、秋葉原と御徒町の間にある『2k540 AKI-OKA ARTISAN』にもカジュアルラインの『アラマンダレザー』を出店しているのだそう。『ブーゲンビリア』はそのラグジュアリーラインで、働く大人の女性向けの製品になっています。『アラマンダレザー』には、全体がフラワーレザーパーツで埋め尽くされた、とても素敵なトルソーオブジェがあるとのこと。鳥越からも15分程度で歩いて行ける距離なので、ご興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみては。
レザーパーツを使った体験レッスンにトライ
色とりどりの可愛い花が咲き乱れる
お店で取り扱っている商品には、すべてオリジナルのレザーフラワーパーツがついているのが特徴です。
「タンニンでなめした牛革を使って、一つひとつ手作業で作っています。色や形がいつまでも長持ちするのが特徴なんです」と奥澤さん。バッグにつける大ぶりなものから、ピアス用の数ミリの小さな花まで、壁やテーブルにずらりと並んだ色とりどりの花を見ているだけでも、なんだか心がワクワクしてきます。
バッグチャームづくりに挑戦
『ブーゲンビリア』では、毎月テーマを決めたワークショップを開催しているのだそう。自分の好きな色・形のパーツを選んで、オリジナルのアイテムが作れます。今回はベージュのバッグに合わせて、小さなバッグチャーム制作にトライしてみました。
不器用でもできるかな?という不安を抱きつつ、指定の数だけパーツを選んでいきます。ゴールドにシルバー、白、ピンク、緑、青、紫……どの色にしようか、まずここでひと悩み。色を決めると、次は各パーツをワックスコードに通していきます。
配色を考えながら、一つひとつ通していき、最後にきゅっと二回縛ってバックチャームの出来上がり!最初に感じていた不安を忘れるほど、スムーズに完成しました。仕上げに、結び目にボンドを塗ります。
こちらが、完成作。同系色でまとめて、上品な感じに仕上げてみました。
ほかにもピアスやポーチ、パスケース、ロングフラワーネックレスなどが作れるのだそう。可愛らしいオンリーワンのアクセサリーは、普段持っているアイテムにプラスするだけで華を添えてくれます。毎月のワークショップの内容は、公式サイトをチェックしてくださいね。
■Bougainvillea ワークショップ教室
https://www.bougainvillea.tokyo/lesson
「自分のおしゃれを自分でつくる」という楽しみ
奥澤さんにこのエリアの魅力を尋ねてみると、「みなさん、おしゃれな方が多いですね。これから若い人がもっと増えていくと思います」とのこと。感性豊かな人が多く集まるエリアにある、とびきり素敵なレザーパーツショップ『ブーゲンビリア』。モノづくりがお好きな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
Bougainvillea(ブーゲンビリア)
【住所】東京都台東区浅草橋3-30-5 1F
【営業時間】12:00~18:30
【定休日】火曜日・水曜日
【公式サイト】 https://www.bougainvillea.tokyo/