ここ数年、個性あふれるショップが数多く出店し、話題になっている蔵前。街を歩けば、つい立ち寄りたくなるおしゃれな雑貨店やカフェがたくさんあります。今回はクラフト好きにはたまらない、「モノづくり」の面白さを伝えてくれる雑貨を扱うお店をご紹介します。
CAMERA
革小物&スイーツのコラボが楽しいカフェ
「革はこのあたりの地場産業だったんですよ。」と語る、オーナーの田村美和子さん。『CAMERA』では、美味しいコーヒーをいただきながら、革作家さんが作る革製品を買うことができます。
ずらりと並ぶアイテムを見ていると、革の魅力にどんどん引き込まれていきそうです。
カフェのおすすめはキャロットケーキ。たっぷりのクリームチーズと一緒に食べると、至福の時間を味わうことができます。カフェでお茶をしながら革製品をじっくりと眺めるのはもちろん、散歩の途中、休憩したいときに立ち寄るにもおすすめのお店です。
【住所】東京都台東区蔵前4-21-8 岡松ビル1F
【営業時間】11:00~18:00
【定休日】月曜
【公式サイト】http://camera1010.tokyo/
KONCENT
コーヒー片手に「デザイン」を楽しむ
蔵前エリアを走る2本の大通り、国際通りと江戸通り。この2つの通りが交わる二丁目交差点付近には、クラフト雑貨の店が立ち並んでいます。可愛らしい動物のスツールに心惹かれて店内に入ると、オリジナルブランド”+d(プラスディー)”の商品をはじめ、思わず手に取ってみたくなる雑貨がセンスよくディスプレイされています。
店内には、蔵前で有名なコーヒー店『SOL’S COFFEE』のコーヒースタンドが。淹れたてのコーヒーのよい香りが漂います。丁寧に淹れられたコーヒーは、テイクアウト、もしくは店内2階のカフェスペースでいただくことが可能。ほっとひと息つきながら、「こんな雑貨があったら楽しいな」「私の部屋には、これが似合いそう」など、想像を膨らませてみては。
【住所】東京都台東区蔵前2-4-5
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】なし
【公式サイト】http://koncent.net/shop
草木染めの奥深さに気づく【MAITO】
天然素材や草木染めのアイテムを扱う『MAITO(マイト)』。店内には、草木染めのイメージを一新するような、素敵な色合いの商品がたくさん並んでいます。ニットやストール、タオルなど、一つひとつのアイテムが日本各地の職人さんに支えられて出来上がっているのだそう。茜色に紅色、山吹色、藍色……。優しい和の色合いに、ホッと心が和みます。
筆者が訪れたときは、ちょうど草木染めワークショップの真っ最中でした。「桜染め」「よもぎ染め」など、季節の色でストールを染められるワークショップも開催されています。モノづくりがお好きな方や、世界にひとつだけの自分のお気に入りが欲しいとお考えの方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
【住所】東京都台東区蔵前4-14-12
【営業時間】11:30~18:30
【定休日】月曜
【公式サイト】http://maitokomuro.com/
「私だけのお気に入り」を求めて。
蔵前の街では「初めて見るのになぜか懐かしい感じがする…」そんな不思議な感覚を味わうことができます。モノづくりや手仕事の伝統は、日本人にとって遺伝子に刻み込まれた記憶なのかもしれません。手づくりのぬくもりと人々の優しい笑顔に会える、それが蔵前です。ぜひ、一度遊びに出かけてみてくださいね。