【吉祥寺】井の頭公園「アートマーケッツ」の楽しみ方

【吉祥寺】井の頭公園「アートマーケッツ」の楽しみ方

平成29年に開園100周年をむかえる井の頭公園では、恵まれた環境を生かし様々な取り組みが行われています。そのなかでも特に人気があるのが「井の頭公園アートマーケッツ」。集まる人たちの交流を深め、新たな文化発信を目指して、平成27年4月13日から毎週末実施されている本イベントの魅力をご紹介します。

◆井の頭公園アートマーケッツとは

毎週末に楽しめる、吉祥寺のアートイベント

「井の頭公園アートマーケッツ」は、井の頭公園で土・日・祝日に開催されるアートイベントです。お花見と年末年始のシーズンを除き、9時から17時 (4月~8月は19時、9月~10月は18時)まで開催されています。毎回、パフォーマンスから手作り品の販売まで、幅広いジャンルのアーティストによる出展と、数多くの来園者で賑わいます。

アートマーケッツの歴史と背景

昔から、週末は大道芸などのパフォーマンスや多くの露店で賑わっていた井の頭公園。かつては自由な参加が認めらていましたが、出展数が増えるなどして混乱を招いたため、より健全で公平な活性化を図ることを目的として、2007年より出展が登録制になりました。現在では井の頭恩賜公園100年実行委員会が中心となってアートマーケッツを運営しています。

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◆アートマーケッツで楽しめるもの

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Broom Duster KANさんによる、ブルースギターの弾き語り。クールな演奏にはいつも人だかりが。

イラスト、雑貨をはじめとする「アート作品」

イラストやアクセサリー、服飾雑貨、粘土細工やイラスト・ポストカードなどはもちろん、能面をあしらった根付の実演販売など、他ではなかなか見かけないユニークな品々が並びます。吉祥寺を中心に活躍されている人気イラストレーター、キン・シオタニさんも時折ポストカードの路上販売をされているようです。一点物も多いので、特別な出会いが期待できます。

人だかりができる、大道芸や楽器の「パフォーマンス」

井の頭公園アートマーケッツでは、楽器演奏に弾き語り、大道芸にジャグリング、手品などの華やかなパフォーマンスをおこなうアーティストをたくさん見ることができます。珍しいものでは、朗読や顔面紙芝居などもあり、実に充実したラインナップです。人だかりができるような人気のパフォーマーも参加しています。この日は、大道芸人のMr. Daiさんが親子連れの人気を集めていました。

◆アートマーケッツに出展するには

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ムトゥ・アラーターさんの美しいヴァイオリンの音色が、夕暮れ時の公園を優しく包み込みます。

満16歳以上の国内居住者であれば、誰でも出展応募が可能です(ただし16歳~19歳は親権者の同意が必要)。審査をパスし、年間登録料(12,000円)を支払うことで、いつでも参加できるようになります。

原則として、物販はオリジナルの手作り品のみ出展が可能となっており、食品の販売は禁止されています。パフォーマンスに関しては、独創性が認められることが条件となっているそうです。

お目当てのアーティストの出展・出演情報をチェックして訪れるのはもちろん、お天気のいい日にぶらりと訪れても楽しい「井の頭公園アートマーケッツ」。出展者やアイテムが毎回変わるので、何度通っても見飽きることがありません。年に一度、登録を申し込むチャンスがあるので、出店してみたい!という方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

◆ほかにも色々!各地のアートマーケットを巡ろう

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ファーレ立川アートマーケット

1994年、米軍基地跡地の再開発によって誕生した「ファーレ立川」では、エリア全体をミュージアムに見立て、世界36ヶ国のアーティストによる作品が点在しています。2016年9月には、立川の街をアートで盛り上げるためのイベント「ファーレ立川アートミュージアム・デー」の一環で「ファーレ立川アートマーケット」を開催。ハンドメイドの物販コーナーや、人気Webマガジンが開催するカメラのワークショップ、インスタレーションなどが行われました。

今年のアートマーケットの日程はまだ発表されていませんが、ファーレ立川ではアートミュージアム・デーをはじめ、写真コンテストやワークショップイベントが多数開催されています。ファーレ立川の公式サイトや、ファーレ立川アートのFacebookアカウントには最新の情報が掲載されているので、気になる方はぜひチェックを。

【会場】立川髙島屋北側道路 赤い植木鉢作品周辺
【日時】2017年は未定
【アクセス】JR立川駅北口から徒歩3分、多摩モノレール立川北駅から徒歩2分
公式サイト

八王子・手仕事アートマーケット

八王子富士森公園で開催されている、「八王子・手仕事アートマーケット」。「ひとつの手から生まれるもの」をテーマに、八王子を中心とした絵画や雑貨、ナチュラル志向の食品など幅広いラインナップのお店が出展されます。同時に骨董市も開催されているので、アートや手仕事が好き・アンティークに興味があるという方におすすめです。公式サイトにて、出展者も随時募集されています。

【会場】八王子富士森公園内浅間神社境内
【日時】毎月第2土曜日(8月はお休み)4月~11月/10:00~16:00 12月~3月/10:00~15:00
【アクセス】JR八王子駅南口⑦番のりばから「東京家政学院」または「法政大学」行きバスで「富士森公園」or「市民体育館前」下車すぐ
公式サイト

世田谷アートフリマ

手づくりアートの”蚤の市”として、ハンドメイドの雑貨やイラスト・写真などのアート作品、地元のお菓子などを楽しめる「世田谷アートフリマ」。手に取ったものを通して「世田谷」という地域に関心を持つ、きっかけづくりのためのイベントです。地域性を重視しているイベントなので、世田谷区に在住している人の出展も多く、人とのつながりができて「また来よう」「次は自分もお店を出してみたい」と思うケースもあるのだとか。三軒茶屋駅からアクセスもよく、屋内でおこなわれるので、天気を気にせず楽しむことができます。

【会場】東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー 3〜5階
【日時】2017年4月22日(土)23日(日)11:00~17:00
【アクセス】東急田園都市線・三軒茶屋駅から徒歩3分、東急世田谷線・三軒茶屋駅から徒歩0分
公式サイト

ロハスフェスタ東京

来場することで「ロハス」や「環境」を考えるきっかけになる「ロハスフェスタ」。ハンドメイドの雑貨や家具、オーガニックの食品まで、環境に優しく身体によさそうな商品がズラリと並びます。全国から出展しているお店も多く、見応えがあるイベントです。お店を見て回るのはもちろん、青空の下で芝生に寝転がりながらゆったりした時間を楽しむのも「ロハスフェスタ」ならでは。東京以外に、大阪、広島でも開催されています。

【会場】光が丘公園 芝生広場(2017年9月の開催会場です)
【日時】2017年9月16日(土) /17日(日) /18日(月・祝)
【アクセス】都営地下鉄大江戸線・光が丘駅から徒歩8分
公式サイト

アートが身近にある街へ出かけよう。

井の頭公園で開催されている「アートマーケッツ」と、東京都内で開催されているさまざまなアートマーケットをご紹介しました。屋外だからこそ開放的な気持ちで楽しめるパフォーマンス、出会った場所でしか買えない限定品もたくさん。あなたのお気に入りがきっと見つかるはずです。アートと街を感じられるイベントへ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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