リノベーションした住まいを、見て、触って、体感できる、リノベる。の体験型ショールームが、2016年8月6日、吉祥寺にオープンします。そこで、どんな流れでリノベーションはおこなわれるのか、吉祥寺ショールームを題材にレポートする連載企画の第3回目。今回は「床の下地取り付けとフローリング張り」です。
2016年6月22日、吉祥寺は雨のち曇り。床の下地づくり中。
まだまだ下地をつくる作業ですが、木製の素材を見ると、家っぽさを感じるように。
配線をどこから出すかが、すっきり住まいづくりのポイント。
配線は、案外、家の中で目立つ存在。設計図を起こしてもらう際、どこにどんな家電を置くか、具体的にイメージしておけばしておくほど、完成時にすっきりとした住まいになります。配線は、ホコリも絡まるし、インテリアにもマッチしづらいからこそ、事前に隠すことを意識した配線プランを組むことがおすすめです。
2016年6月28日、吉祥寺は雨。無垢材のフローリング貼り中。
リノベる。が住まいづくりでおすすめしているのが、無垢材を使ったフローリング貼りがはじまりました。写真は、ナラ材にクリアオイルで塗装した無垢材フローリングです。無垢材は扱いの手間があるものの、使い込むほどに風合いが出てくるところが魅力。木材ならではの肌触りもたまりません。
61.4㎡のお部屋を体感するショールームでは、部屋ごとに使用する木材や塗装の種類、フローリング材の組み方を変えています。リビングはナラ材のフローリング(1枚目の画像がアップで撮影したもの)。写真右上の子供部屋は、徳島杉を使っています。 ホワイトオイル塗装仕上げで、子供らしい明るい雰囲気に。杉特有の節目も美しいです。
寝室は、カバ桜の木のフローリングを設置予定。木材の風合いを引き立たせる塗装(春風オイル ウクレレ)が施されてた素材を使います。
ヘリンボーン、あります。会議室の床に使用しています。こちらの写真はダーク系のブラウン。
こちらの写真はホワイト系のブラウン。色違いで2種類のヘリンボーンを体感することができます。ぜひ比較して楽しんでください。
無垢材フローリングは、組み方などタイプによって表情を変える。
吉祥寺ショールームでは、5つのパターンの無垢材フローリングを見て、触れることができます。無垢材の魅力は、触れてこそわかるもの。また、床材は、サンプルを見るだけでは、実際に住まいとして仕上がったときに、イメージが違う…なんてことも意外と多くあります。だからこそ、実際に住まいのスペースでチェックしておくと、安心です。