【中央線LOVERに聞く!】三鷹の暮らし、教えてください。〈前編〉

【中央線LOVERに聞く!】三鷹の暮らし、教えてください。〈前編〉

中央線では、吉祥寺の隣に位置する「三鷹」。『三鷹の森ジブリ美術館』で有名なお出かけスポットというイメージもありますが、駅を少し離れると静かな住宅街が広がります。今回は、三鷹にご夫婦でお住まいというヒロコさんに「暮らし」についてインタビュー。全2回に渡ってお送りします。1回目は、三鷹の暮らしの魅力やお気に入りスポット、休日の過ごし方について伺いました。

結婚を機にスタートした三鷹暮らし

「家族や故郷を大切にしたくて、この街を選びました」

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【ヒロコさんのプロフィール】
山梨県出身、三鷹に住んでもうすぐ1年。 GoodLife(グッドライフ)という音楽ユニットのボーカル。 音楽活動をしながら約20年間、都内のいろいろな街に住んだ経験あり。結婚を機に夫婦で三鷹に暮らすことを決める。「緑が多い三鷹は、今まで住んだどの街よりもリラックスできて好き」と、街の魅力を語ります。

――なぜ三鷹を選んだのか、決め手になった理由を教えていただけますか?

「昨年、結婚を機に、主人の実家がある三鷹に引っ越しを決めました。山梨県にある私の実家へも、JR線特急かいじに乗ると1時間半で行けるんです。それぞれの両親にすぐに会いにいけるというメリットは、結婚後の住まいを決める上で大きなポイントとなりました」

――育ててくれたご両親や故郷を大切にしたい、そんなお二人の想いが三鷹を選ぶ決め手となったのですね。つい先日、三鷹で挙式をされたそうですが、いかがでしたか?

「はい。家のすぐ近くにある『武蔵野アンナ教会』という三鷹のチャペルで挙げました。天井が高くて光溢れるとてもすてきな教会です。永遠を誓った教会が家の近くにあれば、この先、大きな喧嘩をしても、すぐに初心を思い出して、乗り越えられそうだなって(笑)」

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武蔵野アンナ教会は、三鷹駅からバスで12分、吉祥寺からバスで15分のところにある独立型チャペル。ステンドグラスから自然光が降り注ぎ、白を基調とした明るいチャペルは雰囲気抜群です。

「武蔵野アンナ教会で挙式をした後、吉祥寺のレストランでパーティーをしました。都心のおしゃれな式場もいいけれど、自分たちの慣れ親しんだ街でリラックスしながら、大切な家族や親戚、仲の良い友人に祝福してもらうことができてよかったと満足しています」

緑あふれるこの街に、故郷の面影を重ねて

心身ともにリラックスできる三鷹が好き

――どんなところに三鷹の住みやすさを感じますか?

「やはり緑がたくさんあるところですね。18歳まで山に囲まれた山梨で育ったので、緑の多い三鷹にいると、とても落ち着くんです。今まで、都内のいろいろな街で暮らしをしてきましたが、どこも独身向けの遊ぶのに適した街でした。それはそれで楽しかったけれど、結婚生活はゆっくり腰を据えて暮らしたい。その点では心身ともにリラックスできる三鷹に、とても住みやすさを感じています」

緑あふれる三鷹に、故郷・山梨の面影を重ねているというヒロコさん。都内でも多くの街で暮らしてきたからこそ、三鷹の魅力が実感できるのかもしれないといいます。

通勤がラクなのも嬉しい

「こんなに緑がたくさんあるのに、新宿や渋谷へのアクセスがいいのもうれしいですね。毎日、職場のある渋谷まで通勤していますが、30分ほどで着くので全く苦になりません」

自然の多さと利便性、両方を兼ね備える三鷹の暮らし。共働きのご夫婦にとって、三鷹で暮らすメリットは大きいようです。

住んでいるから倍楽しい、三鷹のとっておきスポット

花と緑がいっぱいの『榎本園芸』

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――三鷹のどんなところが好きですか?

「リフレッシュできる場所がたくさんあるところですね。最近のお気に入りスポットは『榎本園芸』。花や観葉植物の品種が豊富で、朝採れ野菜まで売っているんです。駅からは少し距離があるけど、行く価値がありますよ」

広大なスペースに花壇の苗や高級鉢花、園芸資材など、花と緑に関する品が豊富に取り揃えられている榎本園芸。三鷹駅からバスで約15分、歩いて30分程度と少し距離がありますが、地元の人々に愛されている人気のスポットなのだといいます。

榎本園芸

【住所】東京都武蔵野市関前3-41-17
【営業時間】9:30〜18:30(夏季)、9:30〜17:00(冬季) 
【定休日】水曜日

南国を感じるレストラン『サブライム 吉祥寺北町店』

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三鷹駅と吉祥寺駅の中間あたり、五日市街道に面した場所にある生パスタとピザのお店『サブライム 吉祥寺北町店』。ヒロコさん行きつけの、おすすめのお店だといいます。壁にディスプレイされたサーフボードや、ゆったりとしたソファはまるで南国にきたかのような雰囲気。広々とした店内の奥には、ライブができるスペースもあります。

――このお店のどんなところが気に入っていますか?

「ごはんもお酒も美味しいし、店員さんもみなさんフランクに接してくれるところが気に入っています。店内も解放的で居心地がいい。いつかここで、主人と一緒にライブができたらいいな、と考えています」

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こちらは、ヒロコさんおすすめの「とろ~りチーズのミートナチョス」。ピリッと辛いナチョスと濃くのあるミートソースで、ビールがグイグイ進みます。

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こちらは店長さんが持ってきてくださった、まだメニューに載っていないという新作料理。ジューシーで柔らかい腸詰めをマッシュポテトに絡めていただく絶品グルメです。おすすめの新メニューを披露してくれる店員さんの様子にも、ヒロコさんの言う「アットホームな三鷹らしさ」が感じられました。

サブライム 吉祥寺北町店

【住所】東京都吉祥寺北町3-4-2
【営業時間】11:00〜0:30
【定休日】不定休
【Facebookページ】https://www.facebook.com/kichi.sublime/

ちょっと足を伸ばして、多摩湖までサイクリング

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――おすすめの休日の過ごし方はありますか?

「この間の休日には、主人と二人で多摩湖までサイクリングに行ってきました。家から多摩湖まで片道14km。多摩湖サイクリングロードという整備された道が伸びていて、気持ちよく走れました」

多摩湖サイクリングロードは、五日市街道と井の頭通りが交差する武蔵野市関前五丁目交差点が起点。「吉祥寺に近い」というメリットが語られることも多い三鷹ですが、西側へ行くと別の楽しみ方もたくさんあるようです。

都心とは思えないほど、緑豊かで暮らしやすい「三鷹」の魅力。暮らしのなかで楽しめるスポットが、まだまだありそうですね。後編では、ヒロコさんのお住まいにお邪魔して、これからどんな暮らしをしていきたいかを語っていただきます。次回もお楽しみに!

後編を読む

【中央線LOVERに聞く!】三鷹の暮らし、教えてください。〈後編〉

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