リノベーション工事の流れを定点観測!築36年のマンションが生まれ変わるまで

リノベーション工事の流れを定点観測!築36年のマンションが生まれ変わるまで
中古マンション

中古マンションの内装を一旦取り除きスケルトン状態にして、まったく新しい住まいへと作り変えるリノベーション。その工事はどんな流れで進められるのでしょうか? 実際に築36年の中古マンションがフルリノベーションで生まれ変わる様子を見ていきましょう。

目次

  1. リノベーション工事の流れ1:解体工事(内装材解体・撤去工事)
  2. リノベーション工事の流れ2:設備・配管配線工事
  3. リノベーション工事の流れ3:下地工事(ボード貼り)
  4. リノベーション工事の流れ4:造作工事・塗装工事
  5. リノベーション工事の流れ5:設備取付工事・フローリング貼り
  6. リノベーション工事の流れ6:タイル貼り・仕上げ工事
  7. リノベーション工事の流れ7:完成
リノベーション前のお部屋

築36年の中古マンション工事前

リノベーション工事の流れ1:解体工事(内装材解体・撤去工事)

リノベーションの解体工事

解体工事(内装材解体・撤去工事)

解体工事では、床・壁・天井が取り壊され、キッチンなど水回りの設備も撤去。配管・配線と断熱材がむき出しになります。フルリノベーションでは、一旦このスケルトン状態にすることがポイント。こうすることで、内装・間取りを自由に作り変えることができるだけでなく、専有部内(実際のお部屋の部分)の古くなった配管などを新品に取り替えることもできます。

リノベーション工事の流れ2:設備・配管配線工事

リノベーションの設備・配管配線工事

設備・配管配線工事

この工程では、間仕切りの位置を決める“墨出し”という作業や、水回りの配管工事、電気の配線工事が行われます。続いて大工工事によって間仕切りや床下地が作られていきます。

※床下地の後に壁下地を作ることもあります。

リノベーション工事の流れ3:下地工事(ボード貼り)

リノベーションの下地工事

下地工事(ボード貼り)

プラスターボード(いわゆる石膏ボード。住宅の壁・天井の下地として一般的に用いられる)が貼られていき、壁や床の下地の施工が進められます。間仕切りもできてくるため、新しい住まいの間取りも分かるようになってきました。

リノベーション工事の流れ4:造作工事・塗装工事

リノベーションの造作・塗装工事

造作工事・塗装工事

下地工事が終わったら、建具枠の取付や棚板などをつくる造作工事と、壁の塗装工事へ。塗装が施されていくと、内装の雰囲気がイメージできるようになってきます。

リノベーション工事の流れ5:設備取付工事・フローリング貼り

リノベーションの設備取付工事・フローリング貼り

設備取付工事・フローリング貼り

キッチン、ユニットバスなど設備の組立てと取り付けの工程です。床のフローリング貼りも進められます。

※今回は床に土間の多いお宅だったため、塗装後にフローリング貼りを行っていますが、フローリング面積がもっと多い場合は、塗装前のフローリング貼りが一般的です。

リノベーション工事の流れ6:タイル貼り・仕上げ工事

リノベーションのタイル貼り・仕上げ工事

タイル貼り・仕上げ工事

床の土間にはモザイクタイルが貼られ、細部への仕上げ工事が施されます。完成まであと一息!

リノベーション工事の流れ7:完成

リノベーション後のお部屋

昔ながらの間取りの中古マンションが、こだわりのリノベーション空間へと生まれ変わりました。

写真で見るリノベーション工事の流れ、いかがでしたか? スケルトンによるフルリノベーションは間取りを作り変えられるのはもちろん、目には見えない配管や配線を新品に変えられるのも大きなメリット。水回りだけを取り替える部分リフォームでは行き届かない部分も、リフレッシュすることができます。

今回ご紹介したおうちは、実際に見学できます!☞見学申込はこちら(「東京都港区 1ROOM」の見学予約ボタンをクリック)

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