[リノベる。]のお客様たちの、中古を買ってリノベーションするまでの『ターニングポイント』をインタビュー。
家は人生最大の買い物だからこそ、不安と期待が交差するもの。先輩たちがどんな決断を積み重ねて、今のお住まいに辿り着いたのか、お話を伺いました。
【今回ご登場の先輩】
映像ディレクターの旦那様、WEBデザイナーの奥様、息子さん、愛犬が暮らすお住まいは、クリエイターご一家ならではのデザイン性に富んでいます。乾燥対策も兼ねた観葉植物を増やすのが目下の目標だそう。
目次
- 住宅ローン。入念な準備を数年がかりで……と思っていたけれど
- いきおいで受けた事前審査が見事通過
- 前オーナーと話して、具体的に暮らすイメージが湧いた
- 年度末の3月プラン決めは、仕事人には大変!
- 家事の1時間短縮に成功!共働き&子育てを両立する暮らし
住宅ローン。入念な準備を数年がかりで……と思っていたけれど
「私たちは共働きですが、夫が自営業なので住宅ローンを組むには事前にけっこう準備しなければダメだろうな…と思っていました。子供が小学校に上がる頃までに購入できるよう、数年かけて準備をしていくつもりでした」と話す奥様。
リノベーションにもともと興味があり、マイホーム購入するならリノベーションと決めていたそうです。「以前、バリバリのデザイナーズマンションに住んだことがあったのですが、おしゃれを重視しすぎたせいか、空調は効かず動線も悪くて私たちにとっては住みづらい部屋でした。動線など機能性を自分たち仕様にできてデザイン性も追求するなら、リノベーションがベストだと考えていました」。
いきおいで受けた事前審査が見事通過
数年後の住宅購入に向けて、まずは住宅ローンやリノベーションの基礎知識を学ぼうと、[リノベる。]のセミナーに参加されました。
「セミナー後に、ライフスタイルコンサルタントの方と個別に相談する時間があったのですが、その中で『ご自身たちの状況がどうなのか正しく知るためにも、住宅ローンの事前審査を受けてみるのがいいと思いますよ』と薦められ、いい機会かもなと思い、深く考え込まず事前審査を受けたら、事前審査に通ったんです!今がチャンスなのかもと妻と話し合いまして、物件探しを[リノベる。]さんと一緒にはじめることにしました」と旦那様。
一般的に個人事業主は住宅ローン審査が通りづらいと言われています。
しかし、貸し付けをおこなう金融機関は、借り入れ希望者の【収入・事業内容・預貯金・購入希望物件の状況】など、様々な要素から複合的に判断します。金融機関によって判断基準も異なるため、金融機関で事前審査を実際におこなってもらわないことには正しいことは分からないというのが現状です(サラリーマンでも審査落ちしてしまうことも!)。
正しい状況を確認するためには、もやもや悩む前に事前審査を通して事実確認することがおすすめです。
前オーナーと話して、具体的に暮らすイメージが湧いた
ご夫婦ともに地方のご出身。物件探しは、上京以来ご夫婦が住んできた親しみのある地域に絞って検討されました。数件の内覧で物件を決められました。即決に至った理由は2つあったと言います。
「希望したエリアは戸建物件が多いエリアでマンションは数が少なく、そんな中、内覧した物件は建物の状態が良く、保育園・小学校へのアクセスを考えると、これ以上のものは出てこないはず!と即決でした。即決しようと思えたのは、もう一つ理由があって、前のオーナーさんに住み心地についての話を直接聞けたことが決め手でした。内覧時、前のオーナーがまだ居住されていて在宅中のところをお邪魔したのですが、オーナーさんが気さくな方で、『お隣さんはこんな人で、上の階にはこんな人が住んでいますよ』『この部屋は気密性がよくて冬は暖房つけなくても暖かいですよ』など、いろいろお話してくださいました。住んでいる人の話を聞けたことで、自分たちがここで暮らすイメージが湧いてきて、ここならやっていけそうと思えました」と奥様。
共働きのご夫婦で、奥様は出産後は時短勤務をされていましたが、フルタイム復帰を予定されていました。だからこそ、新しい住まいで本当にやっていけるのか日々の暮らしが具体的にイメージできることが大事だったのかもしれません。
年度末の3月プラン決めは、仕事人には大変!
購入物件が決まった後は、まるでジェットコースターに乗っているかのように、あっという間に進んだと言います。
「タイミングの悪いことに、私も夫も仕事が一番忙しい年度末の3月に設計プラン決めや契約手続きが重なってしまいました。プラン決めは楽しみだった半面、決めることが盛りだくさんだったので、いろんなことに追われて朦朧となりながら1か月を過ごして大変でした(笑)。物件決めの時期をずらせたら良かったのになぁと思います。今後検討している人には、3月は外すことをおすすめしたいです。でも、そんなこと言っていたら良い物件を買い逃してしまうかもしれませんね…。アドバイスにならないですね」と、奥様は大変だった当時を回想します。
家事の1時間短縮に成功!共働き&子育てを両立する暮らし
リノベーションでのお住まいづくりは、スタイリッシュなデザイン性と家事動線にこだわられました。
「特に家事動線には徹底してこだわりました。以前と比べて1時間は時短できています! 子育てしながらフルタイム勤務しているのでとても助かっています。フルタイム勤務をはじめると、仕事・子育て・家事に追われて睡眠時間が削られるという人が多いと思いますが、機能面をしっかり考えて設計したので、時短できていることにとても満足しています。なんと、就寝時間が時短勤務だった時と変わらずです! ママ友も驚いていますよ」と話す奥様がこだわった家事のための間取り工夫は、随所に散りばめられています(プランに関する詳しい話は[リノベる。事例記事]をチェック)。
子育ても、仕事も、どちらも全力で頑張りたいご夫婦にぜひ参考にしていただきたいお手本事例です。
▼このご家族のお住まい記事
「家事の時短1時間、共働き&子育てを両立する動線」
https://www.renoveru.jp/renovation/278
※本記事は2018年6月取材時点の情報です。