[リノベる。]のお客様たちの、中古を買ってリノベーションするまでの『ターニングポイント』をインタビュー。家は人生最大の買い物だからこそ、不安と期待が交差するもの。先輩たちがどんな決断を積み重ねて、今のお住まいに辿り着いたのか、お話を伺いました。
目次
- 自分たちにとっての買い時とは?
- 「ずっと住む」前提をやめる
- ライフステージに合わせて住み替える。だからパーフェクト物件でなくていい。
- お父さん、お母さんの存在をいつでも感じられる家。
【今回ご登場の先輩】
第二子誕生を目前に控えたご家族(もうすぐ4人家族に!)。わんぱく盛りのお子様のマイブームは、三輪車で室内を駆け回ること。ワンルームスタイルのお住まいならではの空間を存分に満喫しています。
自分たちにとっての買い時とは?
ご出産をきっかけに、将来に向けた資金計画を考えるようになったというご夫婦。「資産にならない賃貸の家賃を払い続けるのが勿体ない」と思いはじめたことが、住宅購入を検討した一番のきっかけだったそうです。
「また、当時は住宅ローンの金利が底値だと世間で言われていた時期でもあり、私たちにとって今がタイミングだ!と思い、検討を進めました」と旦那様。
検討当初から『中古リノベーション』に絞ってマイホーム検討をはじめられました。「新築は価格が高くて、住みたいと思えるデザインや間取りもなかったので、対象外でした。『リノベ済物件』もしくは『自分たちでつくるオーダーメイドリノベーション』の二択で内覧をはじめました」。
そう話すご夫婦が、[リノベる。]に決めたのは、「渋谷桜丘にあるショールームに感動したから」と言います。
「こんな間取りの作り方があるんだ!と驚きました。出来合いのものを購入するより、自分たちの暮らしに合わせてつくりたいと思い、『自分たちでつくるリノベーション』をすることに決め、[リノベる。]さんと一緒に物件探しからはじめました」と奥様は話します。
「ずっと住む」前提をやめる
ご夫婦が選んだ物件は、田園都市線の中でも人気のエリアにある築47年の物件でした。
「希望していたエリアで環境も抜群。スケルトン物件(※)だったので工事費用が抑えられるのが魅力的でした。築古である点は気になりましたが、近々大規模修繕が控えていて共用部が新しくなることを聞いていたので良しとしました。
一番の懸念は、広さでした。54.82㎡だったので、子供が成長して中学生になる頃には4人で暮らすには手狭だろうな…と。狭さがネックでした」と奥様。そんな奥様を背中を押したのが、旦那様の「ずっと住み続ける前提でいる必要はないんじゃない?」という一言だったそうです。
ライフステージに合わせて住み替える。だからパーフェクト物件でなくていい。
「一生住み続ける前提で、自分たちが求めるすべての条件に当てはまる完璧な物件を見つけるのは、至難の業です。いくらでもお金が使えるなら100点満点を求められますけど(笑)、現実はそうはいかないですよね。だからって、妥協した住まいで我慢しながら暮らすのも窮屈。ライフステージによって家に求める優先事項は変わってくるはずなので、『一生ここに住まなければならない』と家に縛られる生き方ではなく、自分たちのライフステージに合わせて家を変える暮らし方をしようと決めました」とご夫婦。
お子様がまだ小さい時期のご家族にとって、54.82㎡の部屋はじゅうぶんな広さ。物件では立地を優先し、リノベーションでは思い切ってワンルームの間取りにすることで、家族の時間を大切にできるお住まいを完成させました。
お父さん、お母さんの存在をいつでも感じられる家。
玄関土間からバルコニーまで見通せるお部屋では、長男のお子様が部屋じゅうを元気に駆け回っています。
「もうすぐ生まれる子も男の子。さらに賑やかになるので今から戦々恐々です(笑)。お兄ちゃんのようにわんぱくに育ってほしいなと思っています!」と笑顔で話す奥様。
お父さん、お母さんの目がいつでも届き、いつでも触れられる環境。そんな理想の環境で、成長めざましい大事な幼児期を過ごすご家族の暮らしがスタートしました。
※スケルトン物件とは:室内の床・壁・天井・内装がなにも無い「建物の躯体だけの状態」の物件。フルリノベーション工事を行う際、解体工事でスケルトン状態にした上で、配管や内装などの工事を行います。スケルトン物件の場合は、解体する必要がないため解体工事費用が不要です。
▼このご家族のお住まい記事「風とともに疾走する、なかよし家族のワンルームライフ」
https://www.renoveru.jp/renovation/276
※本記事は2018年6月取材時点の情報です。