[リノベる。]のお客様たちの、中古を買ってリノベーションするまでの『ターニングポイント』をインタビュー。家は人生最大の買い物だからこそ、悩んだり不安になったり期待が膨らんだり。先輩たちがどんな決断を積み重ねて、今のお住まいを完成させたのかインタビューをお届けします。
【今回ご登場の先輩】
音楽が趣味の旦那様と、ドライフラワーづくりに挑戦中の奥様、そして、わんぱく盛りのお子様。ご家族3人で新生活をスタート。
目次
- 狭い!日当たり悪い!からの脱出
- すべての選択肢を並べて、まず検討
- ビフォー⇔アフターは脳内妄想できそうで、できない!
- ドキドキハラハラの先にある、完成の喜び
狭い!日当たり悪い!からの脱出
お子様が誕生してからずっと持ち家がほしいと思っていたというご家族。物件探しの条件は、『もっと広くて日当たりのいい、子供がのびのび過ごせること』だったそうです。 「子供が生まれたことで、賃貸で暮らしていた部屋が手狭になりました。夫婦ふたり暮らしの時と違って、部屋で過ごす時間が格段に増えてきて、日当たりの悪さが以前より気になるようになりました。子供のためにも良い環境に引っ越したい!という焦りが募っていました」とご夫婦。
すべての選択肢を並べて、まず検討
住宅購入を検討するにあたって、新築マンション・戸建て、中古マンション・戸建て、リノベ済みマンション…とすべての選択肢を検討したと言います。
「すべてを比較したことで、『やっぱり自分らしい家をつくりたい』と思えました。一軒家の注文住宅は金額面で非現実的だったので(笑)、中古マンションを買ってリノベーションがベストな選択だと思い、まず最初に[リノベる。]の相談会に申し込みました! 担当のライフスタイルコンサルタントさんが頼りがいがあったので、ここでお願いしよう!と初めての相談会で即決しました」。
ビフォー⇔アフターは脳内妄想できそうで、できない!
お子様がすでに保育園に通っていたことから、保育園に通える範囲にエリアを絞って検討されたそうです。
「保育園の最寄り駅に絞って探したいと思っていたのですが、エリアを絞りすぎると候補物件が限られてくるので、周辺エリアも含めて検討しました。ぴったりの立地に出てきたのが、今暮らす築44年の物件でした。古い物件なので覚悟はしていたのですが、実際に内覧をして腰が引けました。「古い!!!!」っと(笑)。間取りは建築当時のままで、採光の良い部屋は窓際の個室しかありませんでした。同行していたスタッフさんに『間仕切り壁を取り払って、室内を白く塗装すれば、ぐっと明るくなりますよ~』と説明されても、なかなかイメージができず半信半疑でした」と奥様は話します。
「2か月の間、物件探しをおこなったのですが、希望エリアを限定していたためこの物件を超える条件の良いものは出てきませんでした。もっと時間をかけて探そうか…と夫婦で話したこともあったのですが、これ以上の物件が出なかった時に後悔のほうが大きいと思い、決心しました。築44年の旧耐震物件でしたが、担当ライフスタイルコンサルタントさんに管理状況や建築状況をつぶさに調べていただき、背中を押してもらいました。猛烈なプッシュだったんですが(笑)、私たちにはいい後押しになりましたね」と旦那様。
不安と期待を抱えながらの物件購入をおこない、リノベーションプランづくりへとステップを進めました。プランが進むにつれ、新しく誕生する住まいへの期待が膨らんでいったそうです。
ドキドキハラハラの先にある、完成の喜び
完成したのは、リビング一面に広がる本棚が印象的なお住まい。本棚が部屋の間仕切りとしての役割を果たしています。
「大まかな要望だけ伝えて、あとは基本的にデザイナーさんの提案にお任せしました。選択肢を用意しておいてくれるので、その中から選んでいくだけでした」とご夫婦。「デザイナーさんの知識の引出しが豊富なので、疑問はその場で解消できて、とてもやりやすかったです。私たちは素人なのでリノベーション後の状態がなかなか想像ができなくて、物件を決めたりプランを決めたりする中でどうしても不安に思ってしまうことはありました。そこをひとつひとつ解消しながら進めてもらえたので、完成に近づくうちに、これで良かった!と実感するようになりましたね。住み心地は120点です」。
完成形の家を買うのとは違って、オンリーワンの家をゼロつくるからこそのハラハラドキドキが、完成した時の喜びを何倍にしてくれます。それもリノベーションの魅力のひとつかもしれません。
▼このご家族のお住まい記事
「LDK一面の間仕切り本棚と、男たちの秘密基地」
https://www.renoveru.jp/renovation/275
※本記事は2018年5月取材時点の情報です。