団地リノベーションとは?扉を開けると別世界!?メリット・デメリットと事例まとめ

団地リノベーションとは?扉を開けると別世界!?メリット・デメリットと事例まとめ
中古マンション

広い敷地に適切な戸数で建てられた団地は、採光と通風が快適で緑豊かな好ロケーション。専用の広場や公園があることも多く、子育て環境にも最適です。また人の目が届きやすく安心、世代を超えた交流が生まれやすい、低階層で構造がしっかりしているなど、メリットもさまざまです。

目次

  1. 団地リノベーションとは?
  2. 団地リノベーションのメリット・デメリット
  3. 団地リノベーションの注意点
  4. 団地リノベーションの事例を紹介
  5. 団地リノベーションで、好環境+オンリーワンの住まいを手に入れる。

団地リノベーションとは?

そもそも「団地とマンションの違いは何?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。 団地とは、特定の特徴を持つ建物のことではなく、ある敷地内に建てられた複数の共同住宅のことを指します。団地の例としては、都道府県や市町村が運営する公営住宅や、都市再生機構が建設した集合住宅が挙げられます。 対して、マンションは鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の、3階建て以上の共同住宅のことをいいます。 団地は昭和30年〜昭和50年代の高度経済成長期に建てられたものが多いため、築古の物件をイメージされる方もいるでしょう。築古の団地でも、建物が適切にメンテナンスされていれば、リノベーションすることで快適に暮らすことができます。マンションと同様に、今の暮らしに合わせた間取りとデザインにつくり変えられます。

複数の棟が建ち並ぶ団地

団地リノベーションのメリット・デメリット

団地をリノベーションすることのメリットやデメリットには、どのようなことがあるでしょうか。それぞれご紹介します。

団地リノベーションのメリット

物件価格が抑えられる

多くの団地が新築から40年以上経っているため、物件を安く購入できます。物件購入費を抑えた分、フルリノベーションや住宅設備のグレードアップなど、内装工事費に予算を充てることができます。さらに家具などのインテリアにこだわることもできるでしょう。物件購入費用を抑えることで、余裕のある住宅ローン返済や、引越し後の暮らしの充実にもつながります。

みどり豊かな広い敷地

団地は広い敷地にゆったりと間隔を取って建てられていることが多く、敷地内に緑などの植栽が豊かです。大規模な団地の場合、敷地内に公園や幼稚園、病院、スーパーがあるなど、子育てにも適した環境と言えます。内装をリノベーションすることでさらに暮らしを充実させることができる上、敷地内で買い物もできる利便性の良さは団地ならではのメリットです。

植栽の緑がある団地

団地リノベーションのデメリット

近隣住民との関係性が煩わしい場合がある

団地は古くから住んでいる住民が多く、住民同士のコミュニティーがしっかりとしている点が魅力の一つといえます。しかし、イベントへの参加など密な人間関係を煩わしいと感じる人は、団地が不向きな場合があります。

近隣住人の騒音が気になる

子育て世帯が多く暮らす団地では、こどもが室内を走り回る足音など、騒音問題が発生する可能性があります。外からの音が気になる場合は、既存の窓の内側に二重窓を取り付けることで軽減ができます。子供がいる家庭の場合、壁に防音効果をもたせたり、音の響きにくい床仕上げにするなどの工夫の方法があります。

建物が古いとエレベーターがない

昭和40年代までに建てられた団地では、5階建てでもエレベーターがない場合が多くあります。エレベーターがある場合も、サイズが小さいため大型の家具や家電がエレベーターで搬入できないこともあります。 また、高齢の方や小さな子どものいる方などにとっては不便なことがあります。階段の上り下りを避けたい方は、1階を選ぶことによって不便を解消できます。

緑豊かなな団地の敷地

団地リノベーションの注意点

団地リノベーションを行う際は、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

耐震性などの安全性

鉄筋コンクリート造の建物の構造は、ラーメン構造と壁式構造に分けられます。建物を柱と梁で支えるラーメン構造と、壁で支える壁式構造とでは、壁式構造の方が耐震性は高いとされています。団地の多くは壁式構造が採用されていますが、築40年以上で旧耐震基準の物件も多数あります。 物件購入前に、耐震診断が行われているかどうかなどの安全性や、大規模修繕履歴などの管理状態を必ず確認しましょう。

間取り変更が可能かどうか

前述の通り、団地の多くは壁式構造で造られています。壁式構造は、壁で建物を支えているため室内に撤去できない壁がある場合があります。その場合、希望の間取り変更ができないことがあるため、注意が必要です。また、管理規約により間取り変更が禁止されていたり、制限されている場合もあります。団地を購入する際は、間取りの変更ができるかどうかを事前に必ず確認しましょう。

団地リノベーションの事例を紹介

魅力にあふれた団地のリノベーション。築年が古いことも気にならない、素敵な団地リノベーションの事例をご紹介します。

団地らしい温もりを感じるナチュラルテイスト

1.チークのパーケットフローリングが光る空間(築41年・63.44㎡)

チークのパーケットフローリングが光るリノベーション空間

たくさんのお友達を招いて、楽しく過ごすのがお好きなシングル男性の団地リノベーション。生活スペースはコンパクトに抑えて、約3分の2をリビングにした贅沢なワンルーム空間になりました。お気に入りの家具にぴったりのファブリック。ゴールデンチーク材のパーケットフローリングが引き立つ素敵なナチュラルな空間です。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/83

2.子育てに最適な環境で、パパとママの目が届く安心空間(築23年・75.00㎡)

子育てに最適な環境で、パパとママの目が届く安心空間

広めの敷地にゆったりと建てられ、全棟が南向き。採光・通風に恵まれた団地でリノベーション。保育園・小・中学校も充実した子育てに最適な環境です。LDKの一角にお子様のスタディスペースや、キッズルームとつながった寝室。いつもパパとママの目が届くお住まいです。

気分が明るくなる!POPでカラフルなテイスト

3.アパレルショップのようなアメリカンPOPな空間(築40年・58.00㎡)

アパレルショップのようなアメリカンPOPなリノベーション空間

この団地の面積は昔のファミリータイプとしてスタンダードな広さですが、現代のご夫婦がライフスタイルにこだわって暮らすにはジャストなサイズ。築40年超の団地を、洋服のディスプレイを楽しめる工夫を施してリノベーション。まるでアパレルショップのようなおしゃれな住まいになりました。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/54

4.メゾネットを活かした吹き抜けとビタミンカラーの空間(築32年・117.84㎡)

メゾネットを活かした吹き抜けとビタミンカラーのリノベーション空間

メゾネットタイプであることを活かして、切妻屋根と天井の高さで開放的な吹き抜け空間へとリノベーション。北欧テイストの優しいデザインを基調に、リビングダイニングの壁には明るいイエロー。ライフステージの変化にも対応できるフレキシブルな間取りと気分が明るくなるビタミンカラーのアクセントが光る住まいです。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/109

5.オリジナルキッチンのあるリゾート風のさわやか空間(築41年・65.00㎡)

オリジナルキッチンのあるリゾート風のさわやかリノベーション

閑静な住宅街でありながら、繁華街からのアクセスもよく公園の緑にも恵まれた好ロケーション。メゾネットタイプであることを活かして、一階にお友達が集えるLDK、二階をプライベートな生活スペースとしています。キッチンは可愛いモザイクタイルを施した、セパレートタイプのオリジナルキッチン。リゾート風のテイストに仕上がっています。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/86

リノベーションらしいクールテイスト

6.素材感を活かしながら、淡く優しいトーンの空間(築32年・74.20㎡)

素材感を活かしながら、淡く優しいトーンのリノベーション空間

裸足で歩くと気持ちいい、無垢材のフローリングにこだわったリノベーション。おだやかな風が流れる閑静な住宅街にぴったりの自然素材を感じる住まいです。淡い風合いのフローリングと溶け合う白い壁。リノベーションらしい素材感を活かしながら、優しいトーンの空間になりました。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/128

7.梁のあらわし、無垢材、モザイクタイル、素材を楽しむ空間(築31年・77.84㎡)

梁のあらわし、無垢材、モザイクタイル、素材を楽しむリノベーション空間

壁式構造の壊せない壁は「団らんゾーン」「サニタリーゾーン」「プライベートゾーン」と三つの生活空間のゾーニングとして活かし、過ごしやすくメリハリのあるプランになりました。梁のあらわし、天井やダクトなど、リノベーションならではのテイストも満載。ホワイトオークのフローリングやモザイクタイルなど素材を楽しめる住まいになりました。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/32

8.ラフなコンクリートの質感とさわやかさが同居した空間(築45年・56.00㎡)

ラフなコンクリートの質感とさわやかさが同居したリノベーション空間

昔ながらの和室のある細かく仕切られた2LDKから、ゆったりとしたワンルームへとリノベーション。コンクリートのラフさをそのまま活かして、白い塗装で仕上げました。リビングとベッドコーナーの間仕切りには、木のルーバーで開放感がありながら落ち着ける空間創り。クールなグルーブ感と、木や白のさわやかさが同居したテイストです。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/60

9.家族が集まるリビングとアイランドキッチンのある空間(築35年・84.00㎡)

家族が集まるリビングとアイランドキッチンのあるリノベーション空間

大きな中庭のある緑豊かな団地という絶好のロケーション。家族が自然にリビングへと集まってくるような、カフェ風の空間へとリノベーション。ご主人もお料理がお好きで、ご家族みんなで料理を楽しめるアイランドキッチンを設置。またバルコニーに面したリビングにはハンモックを。ご家族にとってかけがえのない至福の住まいとなりました。

▼このおうちの詳細はこちら https://www.renoveru.jp/renovation/70

団地リノベーションで、好環境+オンリーワンの住まいを手に入れる。

ロケーションやコミュニティなど、リノベーションで変えられない部分の魅力が団地には詰まっています。その一室を、自分らしいオンリーワンの住まいへとリノベーションすることで、ライフスタイルをより充実させられる住環境が手に入るんです。自然環境、人とのつながりを大切にする方には、特に団地リノベーションがおすすめです。

\ リノベーションに関する記事はこちら /

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