「壁一面を本棚にしたい!」というのは、本好きならではの夢ですよね。そんな夢をリノベーションで叶えた先輩の事例をご紹介します。壁面本棚はもちろん、キッチンのすき間に雑誌ラックをつけたり、隠れ本棚をつくったり、アイデアはさまざま。あなたなら、どんな本棚をつくりますか?
目次
- 壁面本棚とは?
- 壁面本棚の魅力は?
- 壁・柱をすべて本棚に
- ひみつの本棚
- 飾る、本棚
- こんなところにも!本棚
- リノベーションで、自分の読書スタイルに合った本棚を
壁面本棚とは?
壁面本棚とはお部屋の壁面スペースを最大限に活用した本棚のことです。一般的に床から天井まで、壁全体に本棚を造り付けたタイプのものを指します。この記事では、壁面スペースを上手に活用したさまざまな本棚のリノベーション事例をご紹介します。
壁面本棚を設けることで、大量の本をスマートに収納することができます。壁と一体化しているため、既製の本棚を設置する場合に比べて、圧迫感を軽減できるメリットがあります。本棚のデザインにこだわったり、本以外の小物のディスプレイとして活用することで、インテリアとしても機能してくれます。
記事内でご紹介する事例は、本好きならではの本収納のお悩み解消のヒントにもしていただけると思います。「整理整頓された部屋にしたいけれど、本は捨てたくない!」という方はお持ちの本の量や好みに合った事例を見つけてみてください。蔵書家の方がリノベーションされる際も、ぜひ壁面本棚のアイデアとして参考にしてみてください。
壁面本棚の魅力は?
収納力が大きい
所蔵している本が多すぎて倉庫で管理していたり、ダンボールにしまっている、という方もいらっしゃるかもしれません。壁面本棚は壁一面を本棚として活用できるため、一般的な本棚を設置する場合に比べ、より多くの本を収納できます。
リノベーションで壁面本棚を造り付ける場合、収納する本の量やサイズに合わせて設計することも可能です。奥行きや、棚の高さ、素材まで自分に合わせたオリジナルの本棚をつくることができます。大切な本をまとめて、見た目もすっきりと収納できる点は大きな魅力です。
壁一面だけでなく、本棚で囲まれた図書館のような空間をつくることもできます。壁面の数だけ収納力も増えますし、文字通り本に囲まれた生活が叶います。
耐震性、耐久性が高い
大量の本を収納する場合は特に、壁面本棚の耐震性や耐久性が気になります。特に地震の際に転倒したり、壊れたりするリスクはできるだけ小さくしておきたいものですよね。
リノベーションで壁面本棚を造り付けた場合、本棚は壁、床、天井にしっかりと固定されます。それでも心配な場合は、加えて転倒防止処置を施すことができます。既製品の本棚を設置する場合に比べ、壁面本棚は耐震性や耐久性への安心感があります。見た目に配慮した固定方法を選ぶことができるのも造作ならではのポイントです。
ただし、収納する蔵書の置き方によっては、地震の際に事故の原因になることもありえます。重い本は本棚の一番下に収納するなど、蔵書の収納方法にも気をつけるとさらに安心です。
本棚をインテリア感覚で
既製品の本棚は、市販されているものの中から部屋の雰囲気に合うものを選ぶことになります。リノベーションで壁面本棚を造作する場合、家全体の雰囲気や、本棚を設置する部屋の雰囲気に合わせたデザインが可能です。
統一感を持たせたり、本棚が主役となる目を引くデザインにするなど、発想は自由。棚の高さや形状、素材、色などでオリジナルの本棚がつくれます。
本棚そのものはシンプルな造りにし、棚に並べる本や観葉植物、ディスプレイでインテリアとして楽しむこともできます。
さまざまな空間に造り付け可能
リノベーションの場合、さまざまな場所に壁面本棚の造り付けてスペースを有効活用することができます。例えば廊下や柱と壁の間のちょっとしたスペースなど。また、本棚を部屋と部屋の間仕切りとして活用することも。
本棚を腰くらいの高さにしてカウンターとしての機能も持たせたり、天井までの壁面本棚の一部にデスクスペースを設けたり。収納以外の機能をつけることでさらに活用の幅が広がります。
壁・柱をすべて本棚に
case1. 39個のBOXでできた、本棚
壁面いっぱいに広がる39個のBOXを組み合わせてつくった本棚は、まるで思考するインテリア。持ち主のあたまの中を大公開しているかのよう。
ふだんは本を読まない人も、思わず本を手に取ってみたくなる気持ちにさせてくれる本棚です。
▼このおウチの詳細はこちら
https://www.renoveru.jp/renovation/37
case2. ヘリンボーンと、本棚と
「大量の本を収納できる本棚がほしい」というご夫婦の要望に応えた本棚。リビングを囲うように左右に本棚が配されています。
オリジナル本棚とヘリンボーンの床が好相性。大人も子どもも、本を読む時間に夢中になってしまう「森の中の図書館」を思わせるような雰囲気が魅力です。
▼このおウチの詳細はこちら
https://www.renoveru.jp/renovation/172
case3. 書斎の壁としての、本棚
書斎を本棚でつくった事例です。本に囲まれた雰囲気の中だと、集中力が湧いてくるから不思議。作業しながら資料がすぐ手に取れるので、在宅ワークにもおすすめのスペースです。気分転換に趣味の本を手に取り、気づくと読み耽ってしまった…なんていうのもオツですよね。
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https://www.renoveru.jp/renovation/115
case4. 廊下に、本棚
リビングスペースはすっきりとさせ、大量の書籍を収納する本棚は廊下へ。
通常では脇役の廊下が、本棚の出現で大きな役目を持った個性的な空間に! 空間の使い分けが上手な事例です。
▼このおウチの詳細はこちら
https://www.renoveru.jp/renovation/128
ひみつの本棚
case5. クローズ型本棚
明るい光が差し込むシンプルなリビング。ライトグリーンの壁面収納扉を開くと、そこには大量の書籍が!
大好きな本をたっぷり入れられるスペースを確保し、しっかり隠して収納。「見せない」という選択も、本好きとしてのひとつの正しい選択ですよね。
▼このおウチの詳細はこちら
https://www.renoveru.jp/renovation/35
飾る、本棚
case6. 低層好きの本棚
くつろぎを重視したい人には、本棚は「腰丈」or「胸丈」の高さがおすすめ。圧迫感がなく、すっきりとした印象のお部屋になります。
シンプルな作り付け棚ですが、壁面にあわせた素材を使うことで一体感が生まれています。
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https://www.renoveru.jp/renovation/30
こんなところにも!本棚
case7. ステップの中の本棚
段差のあるロフトに上がるための踏み台を箱型にし、いつでも絵本を取り出せるようにしたプチ本棚です。
子育てをしていると散らかりがちな絵本を、小さなスペースに片づけられるようになっています。子育て家庭ならではのアイデアです。
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https://www.renoveru.jp/renovation/62
リノベーションで、自分の読書スタイルに合った本棚を
本を眠らせず、「飾って、いつでも読める」という暮らしは、大量の本を所有する本好きならではの夢ですよね。
リノベーションだからこそ実現できるのが、自分のためだけのオリジナル本棚。夢はどこまでも膨らみます!あなたなら、どんな本棚をつくりたいですか?
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