娘のつむぎちゃんとのほっこりエピソード漫画がInstagramで大人気の「つむぱぱ」さん。
実はリノベる。と一緒にリノベーションをおこなっています。ヴィンテージ感のある素材をふんだんに使ったリビングや広いバルコニー。この素敵なマイホームを手に入れるまでの道のり=旅をお届けします。
つむぎちゃんが生まれる前の前日譚、「中古を買ってリノベーション」が何となくわかる『つむぱぱマイホームジャーニー』は全10回。読み終わる頃には、愛と希望と勇気が湧くこと間違いなし!
第一話|賃貸か、購入か。それが問題だ。
マンションを買う。
僕の人生で一番高い買い物といえば「30万のテレビ」。家の購入なんてあまりに高額すぎて‥‥。現実味のないことだった。
そんな僕が今では、マンションを買ってリノベーションをしたマイホームに住んでいる。
それが成功かどうかはともかく(僕としては今の暮らしに大満足)、人生の一大イベントをやり終えた一体験者としてのお話を、これからそのイベントを迎える人たちに少しでもプラスになればと思い、ここに贈ります。
はじまり、はじまり。
2014年。都内某所。
プロポーズを終え、結婚することになった妻と賃貸マンションで半同棲生活をしていた。
この頃は、家を買ったり建てたりなどは全く考えていなくて、付き合っている延長のような感じで生活していた。
住んでいたのは、もともと僕が一人で暮らしていた1LDKの賃貸マンション。
そこに、妻が転がり込むように住みはじめ、さらに子どもまで一緒にとなると、とても住めるような環境ではなかった。
僕たちが考えた選択肢は、
1.もっと広めの賃貸を借りる
2.一軒家かマンションを買う
当時住んでいた賃貸は月16万円。もっと広い部屋となるとさらに高くなるだろう。一旦、今住んでいる賃貸で、今後どのくらいの家賃がかかるのかを試算してみた。
2年間で、きっちり400万円。
それを源泉掛け流し温泉のように、ダラダラと使ってしまうことになる。
子供が巣立つまでの20年間で考えると、4,000万円。あまり現実味のない数字が弾き出された‥‥。
一方、マンションを買う選択した場合、例えば 5,000万円の物件だったとしたら、ざっくり見積もると、月13万円(※)くらい。
それに、物件を買えば、それを売ったり貸したりと次の手が打てる。
※住宅ローンシミュレーターで算出(元利均等返済、35年、金利0.7)
僕たちは、ひとまず「買うこと」を決めた。
あともう一つ、考えなければいけない問題があったのだが‥‥。(次回へつづく) いよいよ、はじまりました。全10回の連載なので、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
第1回は、とりあえず買うことを決めたところまで。賃貸の一人暮らしの時代から、「この壁紙は嫌」とか「コンクリート打ちっぱなしもちょっと‥‥」とか、デザインの自由度が低い賃貸に不自由を感じてました。こうした日常の不自由も、家づくりの立派なきっかけだと思います。このお話で僕が伝えたいのは「住まいを整えることはとても大切」ということ。今は、ふとした日常の中で「幸せだな」と感じることが増えました。(つむぱぱ)
住まいを整えることで、日常の不満が何気ない日常の幸せに変わる。そうなんです。はじめまして、リノベる。鹿です。なぜこのような姿かというと、つむぱぱさんのリノベる。イメージが「鹿」だったから。
デザインにこだわらない人でも、賃貸暮らしに不自由はつきものですよね。「なぜ、ここにコンセントがないの?」とか、逆に、「なぜ、こんなところに‥‥?」とか。ちなみに、リノベる。で王道のきっかけは、「家賃を計算して愕然とする」です。
さて、「買う」の選択肢に決めたつむぱぱさん、次回はどうなるのでしょう!?(シカ)