娘のつむぎちゃんとのほっこりエピソード漫画がInstagramで大人気の「つむぱぱ」さん。
実はリノベる。と一緒にリノベーションをおこなっています。ヴィンテージ感のある素材をふんだんに使ったリビングや広いバルコニー。この素敵なマイホームを手に入れるまでの道のり=旅をお届けします。
つむぎちゃんが生まれる前の前日譚、「中古を買ってリノベーション」が何となくわかる『つむぱぱマイホームジャーニー』は全10回。毎週月曜と金曜に配信です。読み終わる頃には、愛と希望と勇気が湧くこと間違いなし!
さて今回は、買うと決めたけど‥‥の巻。
第二話|その手があったか。
物件を、買うと決めた僕たちに残された、もうひとつ考えなければいけない問題。
それは‥‥「マンション」か「戸建」か?
さらには、「新築」か「中古」か?
それを決めなければ、何も始まらないということ。
たくさんの情報誌を読み漁ったけれど、「マンションがお得!」「買うなら一戸建!?」などなど。
結局、どの選択肢が自分たちにとってよいのか‥‥?
色々と調べていくうちに、ある一つの情報が目に止まる。
5,000万円の物件であれば、1,000万円分の価値が、1日にして減ってしまうことを意味する。
わお。
僕たち夫婦は価値観が近くて、別に新築に対してこだわりがなかったので、まず、「新築」という選択肢を避けることに決めた。
中古に決めたところで、妻に、どういう家がいいかを聞いてみると、
たしかにそれは憧れる。ナイスだ、妻。
キッチンで料理をしながら、庭で遊ぶ子どもの様子も見れる家。ナイスだ、妻。
こういう妻を持って、ほんとうによかった。
早速、調べてみる。
無理だった。
プロ野球選手かYoutuberくらいしか買えなそうな金額。僕のような庶民には到底、買えるはずもない。
現実を知ったところで、今度は発想を変えて庶民でも買えそうな中古の一戸建てがないか調べてみた。その結果、都内の希望エリアは、土地が高すぎて購入はまず無理ということがわかった。しかも、大体が3階建てなどの「狭くて長ーい」家。
例えば、お風呂は1階、リビングは2階、寝室は3階にあるような一戸建て。そこに住んでいる自分たちの姿が、どうしても想像できない。
僕たちが理想としていたのは、
子供と庭で遊ぶパパ。ママはキッチンから、庭を見て「ご飯だよー」と声をかける。
こういうクリームシチューのCMに出てきそうな暮らし。
そこで、ふと考えた。
マンションだったらひょっとすると、できるかもしれない。リビングから続くバルコニーがある!
自分の家を所有している感は当然、一軒家に軍配があがる。その所有感はとても名残惜しいが、クリームシチューの感じは捨てきれず、マンションで検討することにした。
そんなことを考えていたある日、最近マンションを買った会社の友人から、とあることを耳にする。
ここから、マンション購入に向けて、一気に加速してゆくことになる。
(つづく)
最初は夢を大きく持って「理想の中の理想」から考えていきました。新築から検討を始める人が多いと思いますが、僕は少し変わっていて、倉庫やガレージに住むことから検討を始めました。「倉庫 改装 住む 住居 登録」など、キーワード検索をしまくって情報収集していましたが‥‥。
割と早い段階で、夢破れました。(つむぱぱ)
実現性がなくても理想の暮らしをとことん考えてみることが、実は、理想の暮らしを叶える第一歩。そして大切なのが二歩目! 自分にとって「どうしても譲れないもの」を探すこと。自分一人で優先順位を付けるのって、難しいんですよね。リノベる。のスタッフは聞き出し上手です。
割と早い段階で、夢叶うかもしれませんよ!(シカ)