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風の通り道に
お気に入りを集めて

N様のストーリー

きっかけ

子供が生まれるタイミングで好みの住まいを考える
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住んでいた賃貸マンションの更新に加え、子供が産まれるまであと4ヶ月と時間がない中で引っ越しを考えはじめました。

もともと家を買うつもりはなかったのですが、私も夫も木のぬくもりを感じられる住まいに興味があり、お散歩感覚で気になっていたログハウスのモデルルームへ足を運んだんです。
一度見ると興味が湧いてきて、モデルルームへ再訪したり本を買ったりいろいろと見ているうちに「家の購入を考えてみる?」という話になりました。
ところが、最初に気になっていたログハウスは、予算的に現実的ではないことを自覚して……。

その後、賃貸マンションも検討してみたのですが、家賃を払い続けるのがもったいないのと、区切られた閉鎖的な間取りが私たちの好みとは異なりました。

また、私の実家はもともと三角屋根で吹き抜けがある趣きがある家だったのですが、建て替えをおこなった際に、その魅力がなくなりがっかりした経験もありました。

当時、リノベーションを検討していた友人から詳しく話を聞いていたこともあり、「希望の間取りにできるならリノベーションもいいかも」と考えるに至りました。
そこで、調べていくうちにリノベる。の存在を知り、渋谷のショールームへ見学に行くことにしました。

比較検討

リノベーションに知見のある友人の声を参考に
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友人にあらかじめいろいろなリノベーション会社のウィークポイントなどを聞いていたこともあり、「リノベーションは施工箇所がもろくなったり、細部の処理などが甘くなったりするのでは?」といった不安がありました。

 

ただ、リノベる。については友人からネガティブな話はなく、大手ということもあったのでしっかりとした施工が期待できるのではないかと思い、話を聞いてみることにしました。

 

ショールームを訪れた時点では、まだ「リノベーションもいいかな」と思う程度でしたが、ライフスタイルコンサルタントの話を聞いて、改めて私たちの気持ちをよく掘り下げてみると、新築にこだわりがなかったことに気がつきました。

 

実際にショールームでさまざまなデザインを見ているうちに、新築ではなく中古マンションをリノベーションする選択肢を考えるようになったのです。

選んだ理由

資産価値と間取りへのこだわりの両面からリノベーションに決定
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夫婦共にナチュラル系の住まいが好きで、旧居も無垢のフローリング材と日当たり良好なリビングが魅力でした。また、細かく居室が分かれた間取りよりも空間としての開放感を大切にしたいと感じていたので、今回も木の温もりが感じられる広い住まいをつくりたいと考えていました。

 

ショールーム訪問後に、自分たちでも住まいの購入に関する書籍を読んで調べていくうちに、ゆくゆくリセールすることを考え資産価値の面から戸建てよりはマンション、また、好みの間取りを考えると新築マンションではなく、中古マンションのリノベーションをする方向に考えが定まっていきました。

 

ただ、子供の出産にともない私が産休に入ることと、夫も3ヶ月ほど育休を取得するため、金銭面には不安がありました。

 

今までは2人だけの生活を考えていればよかったのですが、生まれてくる子供の養育費のことを考えると「今頭金を出して家を購入して大丈夫なのだろうか」と思いました。そこで、リノベる。から紹介してもらったファイナンシャルプランナーに相談することにしました。

 

頭金を支払った後のローン計画や子育てにどれくらいお金がかかるのかなど、一通りライフプランの話を聞いて、今家を購入しても問題なさそうだというアドバイスをいただき、住まいを購入することに気持ちが傾いていきました。

 

リノベる。は物件の購入だけでなく、リセール時にも相談に乗ってくれるところ、また契約に関しても一度申込金をお支払いして、いい物件がなかった場合には返金、契約解除が可能という流れのわかりやすさもポイントとなりました。

 

出産までの時間的な制約もあり、本格的に進める決断ができたと思います。

カウンセリング

自分たちの生き方を考える
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カウンセリングで印象的だったのは、好きなものや大切にしたいこと、どういう風に暮らしたいか、どういう想いを持っているか、といった点を深く掘り下げて聞いてくださったところです。

「家づくりって、そんなところから考えるんだ」と驚きました。

 

暮らしのイメージやコンセプトをつくっていただき、その内容に沿ってお話をさせていただいたことで、今後の暮らしや住まいのイメージがついていきました。

 

私も夫も小さい頃育った家の環境などから、風通しがよく日当たりのいい、南向きの住まいを希望していました。

旧居は東向きで、大きく日差しは入るものの日が暮れるにつれて暗くなるところが気になっていたので、新居は南向きで長く日が差す明るい住まいを希望しました。

 

また、夫や将来的に娘と一緒に料理をするなど、キッチンやダイニング、リビングなどで家族3人がつながれる空間をつくりたいという想いもありました。

 

部屋数はさほど重視していなかったのですが、「もともとあった個室をなくしすぎたり、つくり込みすぎたりしない方がリセールのときに資産価値が高いのでは?」という話になり、極力シンプルで広さのある住まいを検討しました。

お子様を迎えた新しい家族をイメージして
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ライフスタイル
コンサルタント:太田
お子様を迎えた新しい家族をイメージして

1回目のカウンセリングで話が盛り上がり、じっくりと時間をかけてN様ご夫妻とお話しさせていただきました。住まいに限らずおふたりの好みや考え方などを深く伺ったため、驚かれたかもしれません。

 

お話を伺う中で大事なポイントだったのが、これから生まれてくるお子様でした。
新しい家族になる今だから考えられる「どんな家族になりたいですか?」を深堀してコンセプトに落とし込んでいきました。

最終的に「家族でつくる温かい暮らしと時間」をコンセプトに、理想の家族と住まいを実現できるようにサポートさせていただきました。

物件探し

理想とコストパフォーマンスのバランスを考えて
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立地としては、通勤圏内であること、それから駅からも近いことを条件に考えていました。また、昼間は電気をつけずに過ごしたいと考えていて、明るくて南向きの間取りは大きな条件の一つでした。

 

物件担当の安倍さんからは、「エリアだけではなく、駅からの距離も資産性を考えると大切です」というアドバイスをもらいました。

 

また、内見するうちに見えてきた住まいづくりやエリアなどの条件を表にまとめてくださりいいことも悪いことも「決めるのはおふたりですが、僕はこう思います」とはっきり言ってくれた点が心強かったです。

 

内見時には、自転車置き場やゴミ置き場、集合ポストなどマンションの管理状態を中心に確認するポイントを教えていただきました。また、管理修繕費の積み立ても気になっていたので、永く住み続けることが期待できる子育て世帯が多いかどうかも見極めていきました。

 

物件を選ぶ際、フルリノベーションに予算を割くかエリアを優先するかで悩んでいましたが、当時開発中だった「The R. by リノベる。」という間取りは自由設計でコストと時間をおさえられるサービスの試用をご提案いただきました。

 

もともと、住まいのデザインがシミュレーションできる「sugata」というツールの中では、シンプルなデザインを選んでいたこともあり、「The R. by リノベる。」でも十分に私たちのやりたいことができるのではないかと考えました。

 

出産まで4ヶ月という限られた時間であったこともあり、打ち合わせの回数を減らして効率よくやりたいことが叶えられる「The R. by リノベる。」で進めることにしました。

 

最終的に2つの物件で迷いましたが、リビングに大きな窓があり、日当たりがよく新耐震基準の物件に決定しました。

取捨選択の最後に提案したとっておきのプラン
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物件担当:安倍
取捨選択の最後に提案したとっておきのプラン

物件を見ていくうちに、いくつかの条件で悩むことになりました。

都心寄りのエリアを優先すると、フルリノベーションをするコストを確保するのが難しくなり、奥様の住まいづくりのこだわりからは離れてしまいます。

 

そこで、取捨選択で悩まれたおふたりに「The R. by リノベる。」をおすすめしました。

 

もともと「余白をつくりたい」というコンセプトで住まいづくりを考えられていたので、「The R. by リノベる。」の持つ、シンプルな仕様で間取りに特化した魅力は、おふたりにとって最適な要素であったと考えています。

 

エリアと立地もご希望に近い物件でリノベーションのコストを下げることができ、お二人の理想を叶えるご提案ができたのではないかと感じています。

 

住まいづくり

理想がブラッシュアップされていく住まいづくり
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「The R. by リノベる。」はキッチンや床材、壁の仕様、お風呂など仕様が決まっている部分が多かったので、こだわりたい間取りの部分にフォーカスすることができました。

 

夫が専門書籍を読んで勉強していくうちに、南向きのマンションは北側の気温が下がり、南側の気温が上がるため風が抜けやすいということを知りました。風が抜けて気持ちいい住まいにできたらいいなと思い、最初に私たちの理想とする間取りのイメージを描いて見てもらうことに。

 

玄関とリビングの間を扉でふさいでしまうと、外からの光が取り込めずどうしても玄関周りが暗くなってしまうことが気になっていました。

そんな中、デザイナーの風間さんが解決策として、室内窓をご提案してくださり、リビングから玄関まで光が抜ける明るい空間になりました。

 

キッチンは景色を眺めながら料理がしたかったこともあり、最初はバルコニーが見える方向に設置しようと考えていました。

 

しかし、お気に入りのダイニングテーブルをメインに置きたいことをお伝えすると、リビングダイニングが広く見えるように、現在のキッチンレイアウトをご提案いただきました。キッチンからリビングダイニングを見渡すことができてとても満足しています。

 

また、洗面所をリビングの一角に置く提案をいただきました。洗面所をリビングの一角にしたことで、

リビングの空間を想像以上に広く取ることができました。私たちでは考えられないアイデアを取り入れていただいたことに満足しています。

限られた中で希望を最大限叶える提案を
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担当デザイナー:風間
限られた中で希望を最大限叶える提案を

もともとN様ご夫妻がお持ちだったイメージをベースに、さまざまな可能性を広げていただけるようにアイデアをご提案していきました。

 

例えば、トイレの向きが変えられることや脱衣室と洗面所をセットで配置しなくても問題ないことなど。

おふたりの先入観をなくし自由な発想を持っていただけたことで、積極的に取り入れるところ、重要視しない部分の取捨選択ができたのではないかと思います。

 

また施工中、天井のクロスを剥がしてみた際に既存クロスの下地パテの跡がたくさん残っていることがわかりました。

空間の見栄えや印象にも関わるため、塗りつぶしの有無をご相談したところ、「このままで行きましょう!」とリノベーションならではの風合いを活かすご判断をいただきました。

 

シンプルな内装とそのままの状態を活かした躯体現しの天井のギャップが、良いデザインのバランスを引き出せているのかもしれません。

 

決断力のあるおふたりでしたが、最後までいくつか悩まれたポイントの一つに、リビングの窓を二重サッシにするか否かという点がありました。

開口部が広いお部屋で、かなり大きな一面窓を気に入られていたのですが、二重サッシにすると窓枠が増え一面窓を一部遮ることになります。

 

結果的に、防音や断熱のメリットを優先して二重サッシを採用することに。お住まいになった後に「防音と暖かさがとてもいいです!みなさんつけるべきですよ!」という感想をいただき、おふたりにご満足いただけて良かったです。 

 

機能性重視で、派手に変えるというよりは余白のあるベースを大切にするというおふたりのお考えが、「The R. by リノベる。」に合っていたように思います。

住んでみて

育児しやすい住まいに
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広いLDKにしたことで、子供が少し走り回れるくらいの余裕ある空間になりました。

旧居では、ぶつかってしまうことなどが心配で目が離せなかったので、安心して遊ばせられる点がいいです。

 

また、スマートホームを取り入れたのですが、子育て世帯にはとてもいいと思いました。育児は両手が塞がりがちなので、電気やエアコン、テレビを全て声で操作できるがとても便利です。

お気に入りの場所

風が通り抜ける明るい空間

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玄関から開口(室内窓)とリビングに風が通る抜け感がお気に入りです。

視線が遠くまで届き、玄関に入ったときの印象がよくなりました。

ウォークインクローゼットの開口(室内窓)

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寝室とウォークインクローゼットとの間の壁にも開口(室内窓)を設置しました。

衣類の換気もできて、かわいい仕上がりがとても気に入っています。

リビングの一角につくった洗面所

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リビングの一角にあることで、娘の手洗いや足洗いがスムーズにでき、抱き上げて洗うのも難なくできて気に入っています。

リノベを検討する人へ

内装だけでなくエリアや住む環境も含めて理想の住まいを
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「The R. by リノベる。」は間取りにこだわりながらも費用と時間の両方の節約が可能で、コストパフォーマンス・タイムパフォーマンスが高いと思います。

 

また余白があって、細かくつくりこまない点も魅力的です。

シンプルデザインだからこそ、インテリアなどで自分たちなりの味付けをしていけるという点はすごくいいと思います。キッチン周りの棚などはあえて設置しておらず、ゆくゆくDIYしていこうと考えています。

 

リノベーションは、エリア、物件の環境、内装(デザイン)、全てのマッチングが大切です。いざリノベーションをするとなると、つい内装に気持ちが集中してしまいがちですが、内装だけだと自分たちの希望が叶えられないこともあるため、環境も含めて検討していくことをおすすめします。

 

エリアが希望通りでも、日当たりが悪ければ、今の住まいのように、風が通り抜ける明るい空間になっていなかったかもしれません。

物件探しの際、安倍さんに希望エリアを伝えたところ、「なぜそのエリアがいいのか」「なぜその物件をいいと感じたのか」を深く聞いていただきました。

 

内装だけではなく、環境や住まい方を含めた希望を最初に伝えていたので、納得のいく住まい方ができていると実感しています。

 

物件ありきでどうリノベするかではなく、「こういう暮らしにしたい」という理想から「どういう物件を」「どうリノベーションするか」といったように、住まい選びと住まいづくりの両側面で考えていくことが大切だと思います。

間取り図

(before / after)
Before story24_before
After story24_after
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