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なぜ?を繰り返して
気づいた、自分が
リフレッシュできる空間

O様のストーリー

きっかけ

故郷のように風通しがいい開放感のある空間
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私は山口県で生まれ、大学進学を機に上京してきました。
賃貸で何度か引っ越しをしましたが、就職時に住んでいた場所の環境が合わず、通勤がストレスに。住まいは帰って寝るだけではなく居心地のいい場所にしたかったため、内装が整えられたマンションにも住んでみましたが、家賃の高さや自分好みに使えない部屋の動線に窮屈さを感じるようになりました。

そこで私にとっての理想の住まいは何かを考えたときに、実家で暮らしていたときのような自然豊かでゆったりとしている空間に憧れがあることに気がつきました。
都心から離れた場所に住むことで、日当たりや風通しのいい開放感のある環境に満足していたときもありましたが、入居者が入れ替わり治安に対して不安を感じはじめ、全てに満足がいく物件を見つけるのは至難の業だと思いました。

居心地のいい空間をつくるには、退去時に原状回復が必要な賃貸よりも、自由につくり上げられる持ち家の方がよいと思っていたこともあり、次の住まいは中古物件を購入してリノベーションすることを視野に入れて考えるようになりました。

そんな時に妹が結婚をしてマンションを購入したことで、改めて自分の資金力と住まいの資産性を見つめ直すきっかけに。親の支援も後押しとなり、本格的にマンションの購入を考えはじめました。
これまで支払ってきた家賃が1,000万円を超えていた事実に驚き、勿体無さを感じたのも物件購入を考える大きな理由のひとつでした。

比較検討

好きが詰まった居心地のいい空間を叶えるために
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もし自分の住まいが持てるのなら、玄関に入ってすぐ土間へ続き、収納ではなくウォークインクローゼットがある空間や家全体を見渡せる広い空間を実現できる間取りを希望していました。


新築マンションの話も聞きに行きましたが、いろいろな間取りを見る中で希望が叶わないことがほとんどでした。そのため、間取りの自由度が高いリノベーションが私には合っていると改めて認識しました。


リノベーション会社はいろいろと見ていましたが、Instagramやホームページが一番見やすく、魅力を感じたリノベる。に相談しようと思いました。

選んだ理由

人生について本気で寄り添ってくれる姿勢に感動
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一番の理想は中古物件を購入してリノベーションで自分好みの住まいづくりをすることでした。
ライフスタイルコンサルタントの梅谷さんとのカウンセリングを通して、自分の大切にしたい時間のことや理想の暮らし方など漠然としていた理想像が自分の中で明確になったと思います。

ただ物件を決めてリノベーションするという作業ではなく、私が大切にしていることや好きなことを理解してくれて。これからの人生について本気で寄り添ってくれた姿勢が本当に嬉しくて、選んだ大きな理由だと思います。
また、ローンを組めるかの心配もありましたが、ファイナンシャルプランナーを紹介してくれたおかげで、将来の見通しが立ちました。

その他にもコンセプトづくりから物件選び、住まいづくりまでチーム一丸となってゴールに導いてくれる一気通貫の体制、中古マンションを購入するにあたって一番不安だったマンションの管理状態や修繕内容も丁寧に説明してくれたことも、安心して依頼できる理由になりました。

カウンセリング

なぜ?を繰り返すことで見えてきた理由
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最初は「のんびり過ごしたい」とか「仕事場からは距離を取りたい」といった漠然とした要望をお伝えしていましたが、なぜそのような理想があるのかを深堀していただいたことで、背景にある理由を考えるきっかけになりました。

昔よく行っていた祖父母の家は、田んぼに囲まれた農家で風通しや日当たりがよい家で、また、海にも近く、自然に囲まれた環境で、開放的な気持ちになっていたこと。
人が多くない場所でのんびりと過ごす時間が好きだったこと。
自身の人生を振り返ったときに、リフレッシュできる瞬間がすごく大事だったことに改めて気づくことができ、住まいづくりにおいて大切なポイントに気づかせてくれました。

また、梅谷さんはリノベーション後の暮らしまで一緒に考えてくれました。ただ楽しく表面的なことだけをサポートしてくれるのではなくて、今後の生活のことまで考えながら一緒に住まいをつくれることに感動しました。

価値観を再確認いただけたカウンセリング
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ライフスタイル
コンサルタント:梅谷
価値観を再確認いただけたカウンセリング

O様と初めてお会いしたときは物件購入を検討され始めたころで、自分のこだわりを住まいづくりに詰め込むことができるリノベーションに魅力を感じていらっしゃいました。

しかし、その一方で築年数に対する不安や中古マンションにおけるローン返済など、どこまで自分の理想がリノベーションで叶うのか半信半疑なご様子でした。
中古マンションの寿命の話や管理状態が重要であることなど、基本的な情報やマンションの選び方に関してお伝えすることで、不安を解消できたと思います。

今回のカウンセリングで特に時間をかけたのはO様の暮らしの部分でした。
プライベートから仕事のお話まで細かく伺うことで、ご自身の価値観を再確認いただくことができ、納得感を持って理想の住まいを突き詰めていただけたと思います。これからの新たな暮らしをイメージできたことでワクワク感を膨らませていただけたことが最終的な決断に繋がったのではないかと思います。

物件探し

間取りと住環境にこだわった物件選び
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物件選びで重要視していたことは間取りが広くとれるところと、日当たりや住環境です。
数ある物件の中から、押野さんが20件くらいピックアップしてくれて、壁をなくして広い空間が取れることで玄関から続く土間への動線を確保できるか相談しながら候補を絞っていきました。

地図アプリで周りの環境を見たり、将来的にどのような建物が建つかを予想してくれたことで、眺望が変わる可能性があることにも気づくことができました。

物件の決め手は、風通しや眺望がよかったことと周りの声が気にならなかったことです。
事前にカウンセリングでどんな空間や住環境がいいのかを明確にしていたこともあって、迷わずに決められました。一件ずつ細かく住環境も教えていただけたので、内見のときにお部屋以外のこともしっかり確認できたのがよかったです。

明確なこだわりがポイントに
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物件担当:押野
明確なこだわりがポイントに

空間の開放感を重要視されていたので、お風呂やトイレなどの水回りを端に寄せた間取りにできるかどうかを軸に物件をピックアップしてご提案しました。


また、O様は大きいクローゼットを設けることや洗濯した洋服をバルコニーで干した後にすぐクローゼットへ収納できる理想の生活動線を明確に持たれていました。


物件選定の時点で動線や実現したいことを明確にして軸をつくれるケースは少ないのですが、カウンセリングの段階でこだわりたいポイントが絞れていたのでスムーズな物件選定に繋がったのではないかと思います。

住まいづくり

トータルコーディネートを最大限楽しめる住まいづくり
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特に間取りでこだわったのは玄関から続く広い土間です。
自分で洋服をつくったり、ファッションが好きということもあって、洋服を選んで、着て、靴を履いて、鞄やアクセサリーをつけて姿見で確認。実際に動いているところを含めてトータルでコーディネートできる場所が欲しいと思っていました。


結果的に土間とウォークインクローゼットを一つの空間で広く取り、洋服を並べてお店のように見せる収納をつくることで、トータルでコーディネートを楽しめる空間を実現することができました。

賃貸暮らしのときは玄関が狭かったので、土間の要望はあらかじめデザイナーの吉田さんにお伝えしていました。最初の打ち合わせでいくつか案を持ってきてくださったのですが、空間の動きを重視したRの形をした収納(写真手前)が目にとまり、自分が想像もしていなかったおもしろいアイデアに心が踊りました。「絶対にこの案を取り入れたい、吉田さんについていけば間違いない」と思ったのをよく覚えています。

住んでみて

家を出る時も、帰ってくる時もテンションがあがる住まい
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部屋の階数が高く、人目を気にせずカーテンを開けた生活ができるため、開放感をより感じられる暮らしが実現しました。

朝も広い土間でストレスなく身支度ができ、部屋自体が自分の好きな空間で囲まれているのでテンションが上がった状態で出発できます。玄関で一度振り返り、家の中を見て「行ってきます!」と気分よく出かけられるようになりました。
落ち込んだことがあっても、家に帰って好きな洋服や手づくりのカーテンなどを目にすることで気分を落ち着かせ「ただいま!」と気持ちをリセットできるような暮らしを送ることができています。
外に出かけたり家に帰ってくるのは前の暮らしと変わらないはずなのに、好きなものに囲まれているだけで1日の暮らしが見違えるようになりました。

どこを眺めても自分の好きで溢れているのでリノベーションをやってよかったと日々感じることができ、ますます愛着が生まれています。

お気に入りの場所

カーテンと洋服が映える空間

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お店のように服を天井から吊るしてディスプレイして、見て楽しめる空間がとても気に入っています。
元々洋服を眺めたり、風に揺られているところを見るのが好きだったので、それがかなって満足しています。


また、晴れた日に差し込む光が、ウォークインクローゼットのカーテンをより綺麗に見せてくれて心地がいいです。

洗面台の鏡を通して見えるカーテンもお気に入りで、目に入るたびに気分が上がります。

 

洗濯動線とウォークインクローゼット

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土間を経てベランダに行く動線をつくることで、ベランダから取り込んだ洋服をすぐに収納できたり、雨の日は室内干しがスムーズになりました。

寝室につくった洋服づくりの空間

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旧居から使っているお気に入りの食器棚を寝室に持ってくることで、洋服づくりの材料などを収納したり、洋服づくりのスペースとして活用しています。 いわゆる収納棚のようなものではなく、アンティークでおばあちゃんの家にいるような少し懐かしい感じが気に入っています。
自分の洋服もそうですが、最近は姪っ子の洋服をつくったりして楽しんでいます。

全体のコンセプトを崩さない間取りや設計のご提案
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担当デザイナー:吉田
全体のコンセプトを崩さない間取りや設計のご提案

風通しのよさで物件を選ばれていたので、快適な動線を感じられるよう壁やドアで空間を分節しないことを意識し、なるべく開放感が保てる状態を心がけました。

 

収納と寝室の壁のRの形は、地元の波打ち際の海岸や山並みをイメージしています。収納のRに沿って手作りのカーテンをつける想定だったので、風が吹いた時にカーテンが揺れて故郷の瀬戸内海の浜辺にいるような感覚を意識して設計しました。

 

ローンの承認条件上、寝室は空間を仕切る必要がありましたが、完全に寝室を分ける壁をつくってしまうと、風通しがよい空間ではなくなってしまうため、圧迫感を感じにくくするために大きな室内窓を設置しました。

リノベを検討する人へ

「なぜ?」を繰り返し納得感を持って進める
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「なぜ自分の家を持ちたいのか、なぜ風通しのいい部屋がいいのか」を掘り下げて考えていったことで、自分が求めていた住まいを明確にすることができました。

 

住まいづくりにおいて「なぜこうしたいのか」を自分でわかっていないと、明るい色にするのか暗い色にするのかなど、フローリングのデザインひとつとっても分厚いカタログの中から選択する必要があります。

 

関係ないと思ったことが実は関係していることもあるため、視野を広げて考えを掘り下げていくことが重要です。私自身も「なぜ」を突き詰めたことで、結果として優先順位や選択肢の指標につながり、常に納得感を持って進めることができました。

 

カウンセリングでしっかり自分と向き合い、明確な住まいのコンセプトを決められたからこそ、最終的に愛着が持てる住まいづくりができたと思います。


また、担当者との信頼関係があったからこそ理想の住まいづくりが叶えられたと感じています。どこかに引っ掛かりがあると躊躇してしまうため、疑問に思ったことは全てぶつけて、しっかりとコミュニケーションをとることをオススメします。

間取り図

(before / after)
Before story22_before
After story22_after
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