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ご両親を呼んで
一緒に暮らす
オーダーキッチンを
囲む住まい

T様のストーリー

きっかけ

仙台で暮らす両親と一緒に暮らしたい
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コロナ禍で緊急事態宣言が発表された時期に子どもが生まれて、マイホームの購入を考えはじめました。当時私たちは渋谷の幡ヶ谷で暮らしていたのですが、住まいは首都高と京王線に挟まれた物件だったため騒音や埃に悩まされることが多く、子育て環境としては問題がありました。夫婦ともにテレワークの仕事であるため都心に住み続ける必要もなくなっていたし、まもなく40代になるタイミングで、住宅ローンを組むなら今だなと思いました。

そんな折に、辻堂に住んでいる知人から、空気がきれいで治安もよくて住みやすい環境だと聞き、辻堂を中心とした藤沢エリアがいいねと夫婦で話していました。

マイホームを検討するきっかけは、その他にもありました。仙台で暮らしていた80代の両親を呼んで、一緒に暮らしたいと考えたのです。それまで実家に帰省するのは年に1回がやっとでしたが、それだと孫に会える機会がとても少なくなってしまうと考え、一緒にこちらで暮らさないかと声をかけたのです。

両親は私たちの提案を喜んで受け入れてくれて、実家を手放すための準備をはじめました。一方で私たちは、リノベーションのできる辻堂エリアの賃貸物件を探すことにしました。

いきなり土地勘のないエリアで不動産を購入するのは不安でしたし、3世代5人で一緒に暮らすとなると、誰がどんなときに困ったりストレスを感じたりするのか、お互いに手探り状態でした。

そこで、まずはお試しとして賃貸住宅に短期間暮らしてみて、困ったことや不便なこと、こうするといいねという課題があれば、それを後に購入する物件でのリノベーションで解決しようと考えたのです。

リノべる。のオンラインミーティングで担当してくれたライフスタイルコンサルタントの大尾さんからも「お互いの生活リズムを理解するためにも2~3か月程度のテスト期間があるといいですね」とアドバイスをいただき、心強かったです。
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実際に辻堂で暮らしてみると、何より空気がきれいで静か、そして公園や海も近い。のびのびと子どもと過ごせる環境でとても気に入りました。分譲マンションの1室を賃貸住宅に貸し出している物件でしたが、ほか居住者の方や管理人さんとも和気あいあいとした雰囲気で非常にいい関係を築けました。

比較検討

「中古マンション購入+リノベーション」がわが家のベストの選択肢
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マイホームを検討する際に、当初は「新築マンション」や「戸建て(新築・中古)」などの選択肢も検討しました。しかし新築マンションは、そもそも両親をふくめた大人4人と子どもが暮らすことを想定した間取りの物件が見当たりませんでした。

一戸建ては、新築であっても中古であっても、家の中に階段や段差があるため、高齢な両親には厳しいと感じました。また私たち自身、一戸建ての住まいを維持管理していけるだろうかという不安もありました。

そこで「中古マンション購入+リノベーション」という方向に絞って進めました。インテリアにはこだわりがあり、以前からリノベーションに興味を抱いていました。思い描いたイメージどおりにリノベーションしたいという欲求が、どこかにあったと思います。

依頼先については、当初から中古マンション購入とリノベーションを一貫して依頼できるところにお願いするつもりでした。

選んだ理由

安心感・スピード感・適格なアドバイスがあったから
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両親と賃貸住宅で暮らしはじめて半年ほどたったころに、2軒隣の住戸が売却されるという情報が届き、さっそくリノべる。に連絡をしました。藤沢で暮らしはじめてからも、ライフスタイルコンサルタントの大尾さんとは何回かやり取りをしていました。ただ、リノベーションをするなら少なくとも2社で比較検討をしたいと考えていたので、他社にも平行してコンタクトをとり、見積もりと提案をお願いしました。

最終的に、決め手となったのは、業界大手ならではの安心感・物件探しをはじめとする情報のやりとりのスピード感や、豊富な施工実績などです。いざというときに信頼できる企業だと感じました。

また、職場の上司がリノべる。で実際にマンションのリノベーションを経験していたことも大きいです。「リノベーションなら、リノべる。がいいよ。やりとりもスピーディだし」と、すすめてくれたのです。信頼する上司からの「推し」もあり、リノべる。に依頼しました。

カウンセリング

半年間の「賃貸+3世代5人暮らし」を踏まえて、「心地よく一緒に暮らす」ための要望を整理する
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ライフスタイルコンサルタントの大尾さんとは、半年間の3世代5人暮らし経験を踏まえて、新居での暮らしのイメージや住空間づくりについての要望を整理していきました。

実際に両親と一緒に暮らしてみると、生活リズムの違いがはっきりしました。両親は早寝早起きですが、私たちはのんびり起きる派。夕食後も、両親はお風呂に入るとすぐに寝る準備をしますが、私たちは横になるギリギリまで、ダイニングでお酒片手にのんびり過ごします。こうしたお互いの生活リズムをすり合わせて「夕食は5人全員で一緒に食べよう」というルールができました。

この家族が集まる時間を大切にするために、リビングの中心に大きなアイランドキッチンとダイニングを配置しました。キッチンはできればアイランドキッチンのように、妻と母2人一緒に料理できるタイプで、子どもが大きくなったら3人でも料理ができるキッチンにしたいと思ったのです。

また、平日は私たちそれぞれが在宅で仕事をしており、オンラインミーティングもあります。家族がお互いにストレスなく暮らしていくためには、狭くてもいいから、独立した個人のワークスペースや、早起きの両親がテレビを見ながら過ごせるセカンドリビング的要素をもたせた両親の居室が必要だと感じました。テレビの音量や子供の声は、状況によってはお互いのストレスになることもありますので。

これまで住んでいた分譲賃貸は、5人で暮らすにはリビングが手狭で息苦しい感じでした。逆に寝室は必要以上に広く、部屋の広さのバランスが悪い印象でした。そのため、寝室は最小限の広さで十分なので、その分LDKのスペースを広くとりたいと大尾さんに話しました。

3世代が暮らすために、それぞれの生活リズムの違いを踏まえたリノベーションを実現
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ライフスタイル
コンサルタント:
大尾
3世代が暮らすために、それぞれの生活リズムの違いを踏まえたリノベーションを実現

T様ご夫妻は、「都心から子育て環境のいいエリアへの住み替えたい」「仙台で暮らしている夫の両親を呼んで一緒に暮らしたい」という2つ動機から、マイホームの検討をはじめられました。

ご両親はその申し出を喜ばれましたが、これまで別々に暮らしてきた両親といきなり一緒に暮らすとなると、お互いに何が問題になるかも見当がつきません。そこで、まずは子育て環境のいいエリアの賃貸住宅に転居して、お互いにストレスなく暮らしていくためには、どのような点が大切なのかを確かめてみたいというご意向でした。

初回のオンライン相談の際、すでに辻堂エリアを中心にいくつか候補の賃貸マンションをピックアップしていらっしゃいました。T様は当時完全テレワークで、ご自宅でお仕事をするご夫婦と、テレビを見てくつろいでいるご両親が、お互いにできる限りストレスなく過ごせる住まいを想像しながら暮らしてみましょう、とお話をしました。

その後は5人家族の生活を送りながら、定期的に進捗共有をしましょう、ということになりました。

ご両親と一緒に暮らす場合、お互いの「生活リズムの違い」を理解して、同じ空間の中でどの時間を共有するか、どの時間帯は別々に過ごしたいかの線引きができると、住まいに『本当に求めたいコト』が徐々に見えてくると思います。

物件探し

物件担当が内覧に同行、プロの視点で物件をチェックする
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空気がよくて海や公園が近くにある周辺環境が気に入っていたので、同じマンション棟内で、大人4人と子供1人が暮らせる広さの住まいを希望していました。近隣の売り出し中のマンションも内見しましたが「今住んでいるマンションが環境的に一番いいね」と話していたのです。

辻堂に転居して半年ほどたった時に、タイミングよく2軒隣の住戸が売却に出ることを知り、リノべる。に連絡して、物件担当の清水さんと内覧しました。清水さんからは、管理費や修繕積立金の滞納状況、マンションの外壁部分の改修履歴などのデータを見せていただき、しっかりと管理された集合住宅であることを改めて教えてもらいました。同じマンションですが、賃貸で入居するときと購入するときでは、物件を判断する視点が違うことを認識しました。

清水さんに一緒に内覧していただき、リノベーションの予算的なことも含めて、できること・できないことをズバリと的確に説明してくださったことが、その後の設計の打ち合わせでとても役立ちました。

リノベーションの予算に関しては、最初から上限を設けて 考えていました。内覧の際に清水さんから「75㎡のマンションをスケルトンにすると、どうしても予算を超えてしまいます。スケルトンにこだわらず、リノベーション内容に優先順位をつけて、アイランドキッチンや広々LDには予算をかけて重点的にリノベーションを行い、ご両親様の居室や浴室洗面所まわりなどは既存をうまく活用しながらミニマムなリノベーションにとどめるという形でも、希望されているプランは十分に実現しますよ」と前向きなアドバイスをいただき、これが私たちのリノベーションの基本方針になりました。

さらにライフスタイルコンサルタントの大尾さん、物件担当の清水さん、デザイナーの新井さんがそれぞれの打ち合わせ内容をしっかりと共有してくれたおかげで、スムーズに打ち合わせが進みました。

運命的なタイミングで希望のお部屋が売り出しに
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物件担当:清水
運命的なタイミングで希望のお部屋が売り出しに

T様は、当時住んでいらした分譲賃貸の環境を気に入っており、このマンション内で売却物件を見つけるのが第一希望、難しければ近隣エリアで探したいという明確な意志をお持ちでした。

購入を決めた2軒隣の部屋は、現在お住まいの部屋よりも10㎡ほど広い約75㎡。家族5人で集まれるLDK空間にしたいという要望を念頭に置きながら内覧をしました。

内覧時に「ここにワークスペース、土間からパントリーにいけるようになりそうですね」と具体的に間取りのイメージをお伝えするだけでなく、メジャーを使いながら「この壁を撤去したら、ここまでリビングを広げることができそうですね」と広さも可視化してご納得いただきました。

ご両親の部屋はLDKとは距離を置き、それぞれの生活リズムで暮らせるようにというご希望でしたので、リビングとの距離感も現場で実感していただきました。

 

 

30年後も安心して暮らしていただくための情報提供を

 

T様からは、内覧直後に購入の意向をいただきました。同じ建物内の2軒隣で売主とも面識があり、周辺環境もよくご存知であること、内覧でリノベーションの大枠のイメージがついたことなどがスムーズな決定につながりました。

物件担当からは、これまであまり知る機会がなかった修繕積立金の積み立て状況や修繕の計画を提示し、購入にあたっては良好なマンションの管理状況の重要性についても説明しています。

プロは「お客さまは何があったら購入の決断ができるか」の視点で考え、費用、物件の品質、購入スケジュール、買い時かどうかの判断材料などを情報提供し、購入の決断の後押しをします。言われたことをやるだけではなく、言われていないことでも、お客さまにとって必要な情報を提示することが大切だと考えています。

中古マンションは過去・現在・未来が見えるので、良い物件と悪い物件はプロが見たらすぐに分かります。良い物件は、30年間でどの部分をどんな金額で修繕されているか、修繕積立金がいくらあって、30年後にどんな状態になるかのイメージができます。将来の予測ができるのは、お客さまにとって一番の安心材料だと思います。

住まいづくり

アイランドキッチンを基点にした、回遊動線のある住まい
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「スケルトンリノベーションにこだわらず、既存をうまく活用しながらメリハリをつけたリノベーションをすれば、予算内で思い描いたリノベーションができるのでは?」という清水さんからのアドバイスに留意しながら、デザイナーの新井さんとの打ち合わせがはじまりました。

プランでは、ざっと次のような要望を出しました。

・LDKは家族が自然に集まる場所として広くとりたい
・アイランドキッチンにして、子どもが小学生になったら宿題を見られるようにしたい
・キッチンにインディアンラックをとりつけたい
・狭すぎず広すぎない夫のワークスペースがほしい
・両親の部屋には大きめの収納スペースがほしい
・洗面スペースはタイル貼りにしたい
・廊下と扉はなるべくつけたくない。必要最低限にしたい
・土間がほしい

LDKは家族5人が顔をそろえる食事スペースであり、子どもを寝かせた後は夫婦で宅飲みを楽しむ場所なので、居心地の良いダイニングテーブルと、家族が一緒に動ける余裕のあるキッチンに憧れていました。

そこで新井さんは、アイランドキッチンを提案してくれました。木製のベースキャビネットにステンレスカウンターをつけた存在感のあるキッチンで、まさに私たちが思い描いていたものでした。


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デザイナーの新井さんとの打ち合わせでは、毎回、目からうろこの提案があり、驚いたり楽しんだりしました。トイレのドアの位置を変えてLDKを広くしたり、LDKの入り口部分が暗くならないようにブラケットを提案してくれたり、LDKの収納スペースを妻のワークスペースにしたり、アイランドキッチンの脇にコンセントをつけてくれたり…。素人では見落としてしまう使い勝手にも目配りしてもらい、プロは違うなと感心しました。

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新居に、自分たちの「手仕事」の跡を残したい

 

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洗面スペースは、私たちのこだわり満載の空間です。黄色いタイルや鏡は自分たちで発注した施主支給品です。せっかくリノベをするのだから、自分たちの手で仕上げて手仕事の痕跡を残したいと思い、新井さんに、タイルの貼り付けは自分たちの手で行いたいと伝えました。

工具もそろえ、職人さんの邪魔をしないようにとはりきっていましたが、実際にやってみると水栓やコンセント周りに合わせてタイルをきれいに切り抜くのが難しく、タイルを割ってしまう結果に。3時間ほど挑戦してみたのですがうまくいかず、工事はやはりプロの職人さんにおまかせしようと決めました。

実際にやってみて、工事の大変さや難しさが本当によくわかりました。タイル工事はプロの方にお任せして、土間と書斎のモルタル床のコーティングを家族総出で作業しました。いい感じの床に仕上がって、満足しています。

3世代がストレスなく暮らすために
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担当デザイナー:新井
3世代がストレスなく暮らすために

今回のリノベーションでは、75㎡のマンションに3世代が暮らし、ご夫妻ともにテレワークで基本的に全員が在宅であることを前提にプランを考えました。

長いスパンで使えるように、シンプルで骨太な構成と回遊動線を取り入れる

ご家族の生活スタイルの変化に合わせて柔軟に対応できる、可変性のあるプランを希望されていたので、造作のアイランドキッチンを中心に、玄関土間→LDK→パントリー兼用収納スペース→玄関土間の回遊動線を考えました。ワークスペースやご両親の居室とLDKの間に、収納や水回りスペースをはさみこむ形をとり、LDKが賑やかでも書斎やご両親の居室は静かに過ごせるように配置しています。

既存部分も積極的に活用

その一方で、既存部分で活用できる部分は積極的に使いました。ご両親の居室や洗面所、浴室、トイレは位置や大きさを変えずに、出入り口の位置や内装をアレンジして印象を変えています。

ただ、施工例の画像をご覧いただいてもわかるとおもうのですが、既存を活用した部分と、LDKやワークスペースなど解体した部分はシームレスにつながって、1つのまとまった空間になっています。部分リノベーションでも、ここまで完成度を高くできるというお手本のような施工例になったと思います。

3世代5人で一緒に暮らすことを楽しむ

T様ご家族からの要望をうかがったときに、奥様から「家族と一緒に台所仕事をしたいし、将来は娘も加わってみんなで料理しながら楽しく食事をしたい」というお話があり、存在感のあるキッチンが住まいの基点となるプランへとまとまっていきました。

T様ご夫妻は、ご自分たちのやりたいこと、大切にしたいことを明確に決めていて、予算の中でできるかぎりのことをしようというお気持ちがぶれることなく、進めることができました。お引渡し後も、おそらくみなさんで協力しながら素敵に住まいをカスタマイズされていらっしゃるのではと思います。

住んでみて

「遊びにおいでよ!」と人を呼びたくなる住まいに
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これまでは住まいが手狭だったこともあり、自宅に人を呼ぶことはほとんどありませんでしたが、新居が完成してからは「遊びにおいでよ」と気軽に声をかけるようになりました。

リノベーションした空間に、旅先で購入したラグや金属製の棚、幼少期から使っているチェスト家具や小道具を置いてみるとしっくりきて、パズルのピースがパチッとはまったときのような気持ちよさがありました。

 

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デザイナーの新井さんは、住まいづくりを通して実現したかったことをしっかりとくみ取り、前向きに検討してくれました。常にいい方向へとナビゲートしてくれて感謝しています。

お気に入りの場所

洗面スペース

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洗面スペースのインテリアは、妻が最も時間と労力をかけて考えました。タイルと目地の配色、その上にコーディネートする鏡も自分たちで選んだものです。タイルの色は迷いましたが、最終的には大好きな黄色に黒目地のものを選びました。

鏡は当初、木製フレームの円形タイプを考えていたのですが、鮮やかなタイルとより相性の良い、メタリックなフレームのヴィンテージ品に変更しました。シンク・タイル・ミラーのバランスを大切にしました。

アイランドキッチンを中心にした回遊動線

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LDK側から見ると、左右2つの出入り口があります。向かって左側はパントリーと土間を経由することで私の仕事スペースにつながり、右側は土間と玄関につながっています。アイランドキッチン部分を軸にして、家の中をぐるぐると回れる動線になっていて、これが大人4人と子どもが渋滞なく暮らせるポイントになっています。子どもにとって回遊動線は楽しい遊び場で、子どものお友達が家に来るとごく自然に追いかけっこやかくれんぼがはじまります。

デザイン担当の新井さんの発想とアイディアには脱帽です。「僕たちはこうしたかったんだ!」という答えがドンピシャで入っていました。

広すぎず狭すぎず、程よい広さのテレワークスペース

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 私たち夫婦は基本、在宅で仕事をしています。妻はLDKの一角に新井さんがつくってくれたワークスペースで仕事をして、私はLDKから離れた独立した書斎を計画してもらいました。ジャストサイズになるように新井さんが何度か調整してくれました。とても快適なワークスペースです。

ちなみにワークスペースと玄関土間のモルタル床のコーティング仕上げは、両親も加わり家族総出で作業しました。洗面スペースのタイルが予想以上に難しかったので、新井さんのアドバイスをもとに床仕上げをしました。せっかくのリノベーションだったので「家族の手仕事」を残しておきたかったのです。とても良い思い出になりました。

リノベを検討する人へ

やってみたいと思ったことは、まずは声に出して相談しよう!
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私たちは、住まいについて「ああしたい、こうしたい」ということがたくさんありました。実現しなかったけれども「このドアを赤く塗ったらどうかな?」といった質問まで遠慮なく、とにかく声に出して相談しました。すると、必ずいい方向へとナビゲートしてくれるんですよね。

 

チームでサポートしてくれるリノべる。の仕組みは、私たちのように、建築やリノベーションについての専門知識はないけれど、住まいについて「こんなふうに暮らしたい」という明確なイメージを持っている人にとっては心強い存在です。

 

友だちが遊びに来てくれた時に、「この部分はね、もともとは棚だったんだよね…。今は奥さんのワークスペースだけど」というように、住まいづくりのプロセスに携わったからこそ語れる「住まいのヒストリー」を説明できるところが、楽しいですね。リノべる。のみなさんと一緒に住まいを作ったという実感があります。

 

新築の戸建て住宅やマンションを見て、何か物足りないと感じる人、自分たちらしいお気に入りの空間を実現したいという人は、一度リノベーションという選択肢を考えてみてはと思います。

間取り図

(before / after)
Before T邸_間取り図_before
After T邸_間取り図_after
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