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生まれ育った
実家を住み継いで
わが家らしく
ブラッシュアップ!

Y様のストーリー

きっかけ

実家を継承することになり、リノベーションを決意
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私たちは結婚以来、実家の近所のマンションに住んでいました。

出産を機に育児や家事のサポートを受けられることにメリットを感じて、約3年間、実家で両親と一緒に暮らしました。実家は3階建ての戸建てで、この家で育った私にとっては懐かしい思い出のつまった住まいです。

ただ、年齢を重ねてきた両親は、次第に階段を上り下りする生活が負担になってきたようでした。話し合いの結果、両親は近所のマンションに住み替え、私たち家族4人が実家を受け継ぐことになりました。

ところが、ちょうどそのタイミングで水漏れが発生して、リフォーム工事が必要な状況に。「せっかく工事をするなら、単なる設備交換ではない、間取りを一新するリノベーションをしたい」と思いました。以前から母と「キッチンが使いにくいよね。料理を運ぶのにドアを2つも開け閉めするのは大変…。」などと話していたからです。

比較検討

知り合いの工務店・リノベーション会社紹介サイトで、複数社の提案を比較
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最初に相談したのは、知り合いの工務店でした。自宅に来てもらい、間取りがどの程度変えられるのか、リノベーションの費用はどの程度になるかなど、ざっくりとした話を聞きました。

さらに、大きな買い物なので、複数のリノベーション会社の提案内容を比較検討しました。ネットで「リノベ 相見積」のキーワードで検索し、リノベ―ション会社の一括紹介サービスを利用することに。紹介されたリノベーション会社の中の1社がリノべる。でした。リノベる。を含めた3社に提案を依頼して、各社と現地調査や打ち合わせを重ねました。

複数社とのやりとりのなかで実感したのは、戸建て住宅の場合は、構造・耐震補強など、これから長く住みつづけるために不可欠な要素について、リフォーム会社がどのように考え、補強策を講じるのかという観点も、依頼先選びにおいて大切だということです。

最初に相談した工務店からは「抜けない壁はありません」と言われていましたが、他社から「構造上必要な柱や壁を抜くと構造強度が落ちる可能性があるので、安易に撤去できません。耐震上の検討や補強策が必要です」との指摘があり、構造強度や耐震性の重要性や、リフォーム会社による考え方に違いがあると感じたからです。

戸建てのリノベーションでは、構造チェックと法規チェックが重要
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ライフスタイル
コンサルタント:
石澤
戸建てのリノベーションでは、構造チェックと法規チェックが重要

Y様ご夫妻は、築24年になる奥様のご実家を継承して、使いやすく働きやすい住まいにリノベーションしたいと考え、相談にいらっしゃいました。

子どものころから暮らしてきたご実家に愛着がある一方で、主婦目線で考えると、キッチンからダイニングに行くのにドアを2回開けたり閉めたりしないといけない、収納が少ない、庭への動線が不便で活用できていない、玄関ドアを開けると家のなかが見えてしまうなど数多くの不満があり、これをリノベーションで解消したいと考えていました。

また、間取りや使いにくい動線をリノベーションで解消したいという気持ちの一方で、木造3階建ての住宅で壁や柱を撤去して大丈夫なのかという不安も感じている様子でした。

リノベる。では構造検討と法規チェックを必ず実施します。行政での確認や事前相談を実施するとともに構造に関しては、構造設計者に相談の上、必要であれば構造計算を実施して安全性のチェックをしております。

Y様邸では、法規チェックにより居住後に防火地域に変更になっていることが判明しました。防火地域に指定されると、防火地域用の外装材や玄関ドアを使うように定められているため、費用が割高になることを説明しました。

構造のチェックは専門知識が必要で、時間と手間がかかる作業です。業者によっては「壁や柱は撤去できない」と言い切るところもあるようですが、私たちは、専門家による構造計算など、客観的なエビデンスを揃えての説明を心がけています。

選んだ理由

テンションの上がる提案と、法規や構造についてのエビデンスのある丁寧な説明がポイントに
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リノべる。を選んだ最大の理由は、提案されたプランに魅力があったからです。

不便だったキッチン・リビング・ダイニングの配置や、狭くて2人で一緒に使えない洗面所の問題をすっきりと解決する提案になっていました。特に2階のキッチンは、リビングとダイニングをつなぐ架け橋のような役割を果たしているのが魅力でした。壁だった部分を一部撤去して間取りを変えるために、構造の安全性についても専門の方が加わって検討するというお話でした。

見積金額は、予想より高いものでしたが、ライフスタイルコンサルタントの石澤さんから、実家が防火地域指定となったために使用できる資材が限定されて費用が割高になるなど、見積書の内容について具体的な説明がありました。また、建て替えの場合はリノベーション費用の1.5倍前後の費用が必要になることも知りました。

実は、石澤さんの説明で、私たちは実家が防火地域に指定されていることをはじめて知りました。私たちが話した内容だけでなく、このエリアについてしっかりと調査して提案をしてくれた点も、リノべる。を依頼先として選ぶ要因の一つでした。信頼できるリノベーション会社だと思いました。

自分たちの要望をリノベーション会社に伝えるのはなかなか大変で、美容室でヘアスタイルをオーダーするときのような難しさがあります。けれども、リノべる。の石澤さんや平田さんは私たちが実現したいこと・イメージをしっかりと受け止めて、実現にむけて前向きに考えてくれました。

縦ルーバーを使ったスタイリッシュな外装提案のパースを見たときには、オーダーメイドのデザイナーズ住宅のようで、「これがわが家?」とテンションが上がりました(笑)。

正直なところ、外壁については補修程度しか考えていなかったので、予算はオーバーしましたが、イメージパースどおりに仕上がり、とても満足しています。

不満を解消するだけでなく、建物外観も含めトータルでバランスのいいご提案を
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ライフスタイル
コンサルタント:
石澤
不満を解消するだけでなく、建物外観も含めトータルでバランスのいいご提案を

初回のプレゼンテーションでは、Y様が感じていた使いにくさを解消するだけでなく、ナチュラルで心地よい住まいを外装・内装トータルで提案しました。

当初のご要望では、外観についてはあまり具体的なイメージをお持ちではないようでしたので、縦ルーバーをバランスよく配置して、プライバシーを確保しながらクールな印象にまとめるご提案をしました。玄関の位置、アプローチも変わり「本当に同じ家?」と言いたくなるほどドラスティックに変わりました。

Y様のご要望に応えるだけでなく、住空間全体をいかにバランスよく納めるかについて考えたことを評価していただけたと思います。

カウンセリング

階層ごとに動線プランを考える
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カウンセリングは「不便で変えたい点」を中心に進めました。

1階では、開けると歩道から家の中がまる見えになってしまう玄関を何とかしたいと思っていました。また、狭くて使いづらい洗面所化粧台を、2人同時に使えるようなサイズにして、大きな鏡を置きたいと思っていました。

石澤さん、平田さんの提案は、浴室を以前個室のあった場所に移動して、周囲にランドリースペース、パウダースペース、ウォークインクローゼットをレイアウトする、夢の広がるプランでした。1階だけで洗濯、乾燥、アイロン、衣類収納が完結する動線は、仕事と子育て両方をがんばる世代にとっては心強いです。

2階のキッチンは独立型で、ダイニングに行くためにはキッチンのドアを開け、いったん廊下に出てからダイニングのドアを開けるという動線がとても不便でした。

平田さんから、キッチンを窓側にレイアウトして、コンロ側の日当たりのいい空間に小上がりのある広々としたリビングを設け、シンク側のスペースをダイニングと夫の書斎にして、キッチンを中心に2階全体を回遊できる動線のプラン提案がありました。

キッチンのコンロ側、シンク側にはそれぞれアーチ開口を設けて、自由に行き来できます。リビングダイニングにはドアをつけないで、2階全体がキッチンを中心にぐるぐると回遊できる、広がりのある使い勝手のいい空間になりました。

また、キッチンの背面の間仕切り壁には室内窓をつけて、階段を上り下りする家族の気配が伝わるようにしました。

キッチンがLDKの中心に位置して、料理をつくりながらもダイニングやリビングの様子がわかるコントロールタワーのような役割を果たすプランです。これまでのキッチンの使いにくさを解消するだけでなく、家族みんなが楽しく暮らせるように考えられた間取りでした。

1階は洗濯・衣類管理、2階は調理と食事、階層ごとに生活動線の効率を意識
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ライフスタイル
コンサルタント:
石澤
1階は洗濯・衣類管理、2階は調理と食事、階層ごとに生活動線の効率を意識

1階は玄関の位置を変えて、ドアを開けると家の中がまる見えという状況がなくなりました。Y様はマイカーを使わないので、それまで中途半端だった駐車スペースを広々としたアプローチ兼駐輪スペースにして、以前玄関のあった場所にはシンボルツリーを配置。玄関土間にはシューズインクローゼットを設置しています。

 

もともとあった洋室は寒くて日当たりもわるかったので、浴室とランドリールームに変更。水回りの位置を変えています。つまり洗濯・干す・収納という洗濯物の基本の流れは1階で完結できる仕組みになっています。

 

また、ランドリールームから直接庭に出る動線をつくり、庭やウッドデッキを楽しめるように計画しました。

2階はトイレを撤去して、壁にアーチ開口を設けてキッチンを中心にリビングダイニングに自由に行き来できる動線をつくり、これまでになかった明るさや広がりを感じるLDKに。1階は洗濯や衣類管理、2階は食事と料理、団らんというように階層ごとに効率のいい動線を意識しながらプランを考えました。

住まいづくり

専用アプリを活用して、デザイナーとイメージを共有する
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仕様に対する要望や、決定事項はリノベる。のアプリにすべて残すように心がけました。リノベーションは高額な買い物だけに、やりとりのエビデンスを残そうと思ったのです。平田さんは、一つも見落とさず、すべて答えてくれました。

リビングとダイニングをつなぐ、2WAYキッチン

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キッチンに立つと、ダイニング・リビング・階段にいる家族の気配を感じることができます。ドアがなくなり、食事を運ぶのもとても楽になりました。まさにセンターキッチンという感じです。

洗面脱衣室のタイル割り付けを、自分で考える

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実現したかった、大人が2人並んで使える間口1,800mmの洗面化粧台。床のヘキサタイルの割り付けは、私自身が配色のリズムを考えながら仮置きして、職人さんに貼り付けてもらいました。

 

並べ方によって床の印象が変わるのが、ヘキサタイルのおもしろいところ。リノベーション工事にちょっとだけ参加できて、楽しかったです(笑)。

ニッチ感覚で重宝する小上がり

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リビングルームに「小上がり」をつくってもらいました。これが期待以上に重宝しています。子どもたちのお昼寝スペースにもなるし、ソファの代わり腰かけてテレビを観たり、ごろんと横になったりすることもできます。

小上がりの下部には収納スペースもあり、子どものおもちゃなどを収納しています。キッチンとの間の壁のオープン収納棚には神棚を祀っています。おしゃれなニッチみたいで、みんなのお気に入りスペースです。

構造設計担当者と一緒に安全性を検証。子育て世代のLDKにニッチ感覚の小上がりを
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担当デザイナー:平田
構造設計担当者と一緒に安全性を検証。子育て世代のLDKにニッチ感覚の小上がりを

キッチンの隣にあったトイレを撤去後、壁にダイニングルームとキッチンをつなぐアーチ開口を設ける際には、構造設計担当者と協議し、安全性を検証しながら進めました。

構造図面がなかったので既存建物の構造図面を復元するところから着手しました。リノべる。では、戸建て住宅の構造にかかわる壁の撤去にあたり、専門スタッフと協議して安全性のエビデンスが取れてから、作業にはいります。

白を基調に、明るいグレージュのアクセントクロスとナチュラルで明るい色調のフローリングでまとめたLDK。Y様はソファの代わりに、小上がりをマルチに活用しています。

小上がりと言うと和のイメージが強いですが、窓やキッチンへのアーチ開口とのバランスを考えて、ニッチのようなデイベッドとしても使えるデザインで納めています。

住んでみて

間取りが変わるだけでなく、暮らしやすさも向上
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平田さんに担当してもらってよかった、ということは設計や工事を進める際に数えきれないほどありましたが、なかでも印象に残っているのが扉をつけないオープンな収納棚の提案です。平田さんから「収納スペースに扉をつけると、木工事が必要でコストも上がるので、オープンな収納スタイルにしては?」という提案があり、そのアイデアを採用しました。

実は、私自身、整理収納アドバイザーの資格を取得しています。整理収納アドバイザーの視点で見ても、片付きやすい家になったと思います。

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以前は、子どもたちのおもちゃが散らかっていてることもありましたが、リノベーションしてからは、しまいなさいと言うこともなくなりました。オープンな収納にしたことで、収納に合わせてものを買うようになり、無駄なものを増やさなくなった点もリノベーション前後での変化かと思います。

3階建て住宅にはスマホ利用の電子錠がマストアイテム

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これまでは来客時に玄関の鍵を開けるのがとても不便だったのですが、3階にいてもスマートフォンで開けられる電子錠をつけたおかげで、一挙に問題解決となりました。

平田さんに困りごとを相談すると、その都度解決方法を提案してくださるので、住まいづくりがとても楽しかったです。

季節の景色を楽しめるダイニングの窓辺

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ダイニングスペースは日当たりがよくないのですが、解体確認のときに外を見たら、とても綺麗に桜が見えることに気がつきました。今も、ダイニングの窓にはあえてカーテンをつけず、季節ごとの景色の移ろいを楽しんでいます。

さらに、友人を呼びやすくなりました。キッチンを挟んでリビングとダイニングがつながっているので、大人はダイニングで過ごし、子どもたちはリビングでのびのびと遊べます。

間取りを検討しているときに、リビングとダイニングの間に扉を設けるかどうか、最後まで悩みました。最終的に2階のLDKには扉をつけないでオープンな間取りにして、対応畳数の広いエアコンを設置しました。心配していた暑さ・寒さを感じることもなく、快適に暮らしています。

実際に住んでみないとわからないこともありますが、リノベーションによって、これまで感じていた使いにくさや不便さが解決して満足しています。

収納アドバイザーの知見を活かして、取り出しやすく使いやすい収納に
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担当デザイナー:平田
収納アドバイザーの知見を活かして、取り出しやすく使いやすい収納に

1階玄関のシューズインクローゼットやウォークインクローゼット、2階の書斎コーナー、リビングの小上がりの壁にある神棚などY様邸の収納は扉をつけないオープン棚が中心です。整理収納アドバイザー資格をお持ちの奥様からのご希望もあり、収納しやすく取り出しやすい、開放的なオープン棚を各所に配置しています。

工事中に大工さんが「こんなに棚の多い家ははじめてです」と驚いていましたが、さすが「見せる収納」を実践されていらっしゃると感心しています。

お気に入りの場所

住まいの持ち味を活かした、使いやすくておしゃれな空間に

家族とつながる、センターキッチン

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2階のLDKの中心に位置する、コントロールタワーのようなキッチン。リビングやダイニングにいる家族の気配を感じることができます。

夢だったミーレの食洗器や小さい冷凍庫も組み込み、背面には室内窓を設置。「ただいま!」と帰ってきた子どもたちや夫とアイコンタクトできる室内窓も楽しくて役にたつ仕掛けになっています。

ヘキサタイルで彩る、広々とした洗面スペース

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家族一緒に洗顔や身だしなみを整えることができる広々とした洗面コーナー。Instagramで見て憧れていたヘキサタイルを私が割り付けて、お気に入りの場所に。

背面にはアイロンや洗濯物をたたむスペースがあり、さらに窓際にアイアン製の物干しポールのある洗濯物干しスペースにつながっています。洗濯まわりの家事はこの洗面スペース・ランドリー・クローゼットの1階エリアで完結します。

玄関の土間収納とシューズインクローゼット

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玄関を開けると、オープン棚があり、その先の玄関土間がシューズクローゼットになっています。靴をたくさん持っている夫は「収納の見える化」によって、よく使う靴・あまり使わない靴を把握できるようになり、靴の入れ替えがスムーズになりました。

寝室

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寝室はホテルライクな空間にしたいと思っていました。リビングダイニングが「動」のイメージなのに対し、ベッドルームは「静」でほっこりする空間にしました。セミダブルのベッドを2つ置きたいという希望も叶えることができ満足しています。

リノベを検討する人へ

住み慣れたわが家だから実現できる「リノベの醍醐味」を楽しもう
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リノベーションは住まいだけではなく、私たちの暮らしそのものをアップグレードしてくれました。

自宅をリノベーションするか、建て替えるかで迷っている人がいたら、私たちはリノベーションという選択肢をおすすめしたいです。既存の住まいを解体して建て直すよりも工期が短く、コスパよく自分たちのイメージを実現できます。また、住み慣れた自分の家に手を加えるので、失敗するリスクも小さくなります。

これまで住んできた住まいをリノベーションすることのメリットは、施主が住まいの長所も短所もよく把握しているため「この部屋は日当たりも風通しもいい」「この部屋は日当たりがいまひとつだが、眺望がいい」といった、住まいの持ち味を活かしたプランをつくれることだと思います。

まずは、現在の住まいを、どのような理想に近づけていくのか、方向性を決めるのがとても大切です。InstagramなどのSNSを活用して参考になる情報を集め「リノベーションによって解決したいことを明確にする」ところから始めるといいと思います。

解決したいことが明確になったら、その課題を解決できるリノベーション会社選びが大切です。設計担当者と住まいづくりについてしっかり話し合いを重ねて施工を進められるか、建物構造や法規についてのエビデンスのある検討を行っているかなどをポイントに、リノベーション会社を見極めることをおすすめします。

間取り図

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