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団地リノベで実現した
自分らしい暮らし
&住まい

S様のストーリー

きっかけ

退職して時間ができたタイミングで「マイホーム」実現のために動きだす
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住まいづくりのために動きだした直接のきっかけは、仕事をやめて有給の消化や雇用保険を受給できる期間など、約半年間の自分の時間ができたことです。「このタイミングを逃したら、マイホーム実現のチャンスはないな…。」と思いました。

賃貸で暮らし続け、ここ10年ほどは吉祥寺の同じエリア内で、賃貸住宅の住み替えを4回ほど重ねていました。このまま賃貸住宅に住み続けるのではなく、マイホームを考えようと、PCに「住居」というフォルダーをつくり、ネットで情報収集をしていました。

そのなかで、無理のない予算や広さなどの希望条件を入れてみると、新築の場合「エリアや広さがいいと思っても、間取りが…。」ということが多く、新築よりも中古マンションを購入してイメージどおりにリノベーションするのが、自分にとっての最良の選択肢だろうというところまではたどり着いていたのですが、実際に動いてはいませんでした。

仕事をしながら、住宅購入を考えるのは私には難しく、退職したことによって生まれた時間で家づくりを進めようと思ったのです。 

比較検討

マンツーマンのセミナーで、抱えていた不安を払拭
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とはいえ、実際に何からはじめたら良いのか検討がつきませんでした。手はじめに、ネットで見てきになっていたリノベーション会社に行ってみることにしました。

有給休暇消化期間中に、かかりつけの歯科医院に行ったのですが、その向かいにリノべる。のショールームがありました。まずはいろいろ話を聞いてみようと、セミナーを予約したのが2022年10月のこと。平日の昼間ということもあり、当日のセミナーはライフスタイルコンサルタントの梅谷さんと私のマンツーマンセミナーでした。

「無職でも住まいを購入できるのか」「中古マンションを購入してリノベーションをするときに何からはじめればいいのか」など、私が抱いていた素朴な疑問に、梅谷さんが明快に答えてくれました。なかでも印象に残っているのが、これからの不動産購入とリノベーションのスケジュールです。

仕事をやめたとはいえ、いずれは転職活動もはじめるなかで、半年の時間で中古マンションを購入してリノベーションをするにはどのような段取りが必要なのか、物件の購入や、リノベーション工事にどれくらい時間がかかるものなのか、そもそも半年で実現できるものなのか、見当がつきませんでした。

すると、梅谷さんが私のために、中古マンション購入+リノベーションの計画表を作成してくださり、そのなかに転職活動も織り込んでくれたのです。その計画表を見て、よし、この目標に向かって頑張ろう、という気持ちになりました。

実は、ワンストップ型のリノベーションについては、すでに他社の話も聞いていました。会社の規模は小さいのですが、ブログなどで見る施工例が私のイメージに近いと感じたからです。その会社では1人の担当者が物件探しからリノベーションまですべてを担当するスタイルで「欲しい物件が見つかるまで、ずっと、ずっと、一緒に探します」というお話でした。

人によってはそれもいいだろうなとは思いましたが、私の場合、そうなると納得できる物件がでてくるまで仕事をはじめる気持ちにはならないだろうな、とも思いました。

選んだ理由

「仕事のモチベーションだと思って進めていきましょう」という声に背中を押されて
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私にとっては、来年の春までの限られた時間のなかで自分の思い描いてきた家を実現し、新しい仕事につくことが大切で、そのために大事なスケジュールの目安を梅谷さんが明快に見せてくれたのがありがたかったです。「仕事のモチベーションだと思って進めていきましょう」という言葉に、背中を押されました。

梅谷さんの、できないことダメなことは、あいまいにしないではっきりおっしゃってくれる点や、つかず離れずのほどよい距離感にも好感をもち、この日に仮契約を申込み他社にはお断りの連絡を入れました。

カウンセリング

マイホーム実現&転職活動のロードマップをつくり、進めていった
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リノべる。に初めて出向いたのは10月上旬のことでした。
梅谷さんと相談しながら作成したタイムスケジュールの大枠は、10月中に購入物件を決め、11月にはリノベーション内容を決め、12月中に物件の引き渡しと工事の準備、翌年1月から3月に工事というものでした。さらに、工事期間中に、転職活動を本格化することにも目配りされていました。

実際には、物件の選定や着工、さらには私の転職まで、この計画表どおりに進みました。迷っている私の背中を、いい感じに押してくれた梅谷さんに感謝しています。

新居・転職、新しい暮らしへの道筋を可視化して
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ライフスタイル
コンサルタント:
梅谷
新居・転職、新しい暮らしへの道筋を可視化して

退職して来年の春には転職を考えていたS様にとって、約半年間の仕事から離れた時間は住まいづくりを実現する貴重な時間でした。カウンセリングでは「S様がしたい暮らしへの道筋が見えるロードマップ」をS様と一緒につくり上げました。

物件探しは10月中に行い、12月には物件の引き渡しが済むように段取りいたしました。工事は翌年から進め、工事がはじまったら転職活動も同時並行で進めていくというように、それぞれの工程を説明しながら、S様が思い描いていらっしゃる新居での新生活の実現に向けて頑張って進めてみましょうとお話ししました。

物件探し

団地内の候補物件のなかから「景色」が魅力の住まいを選ぶ
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物件については、以前から、自分なりにネットで探していました。ただ、自分で探すとどうしてもなじみのある沿線から選んでしまいます。ちょうど仕事を辞めてフリーになっていたので、エリアの縛りをつくらずに、プロの目からみておすすめの物件を紹介してもらいたいと考えました。
物件選びの日には、数多くの物件資料が用意されていていました。紙の情報を並べて、物件担当の峰岸さんのアドバイスに耳をかたむけながら、内覧候補とそれ以外に振り分けていきました。管理状況や修繕積立金などネットではわからない情報をあらかじめ調べておいて助言してくださることに、驚き感心しました。

こうして、エリアの縛りを作らずに、私が購入できる物件をプロの目で広くさらったなかで、実際に内見したいと思ったのが、府中にある大規模団地でした。

以前から、風通しのいいのびのびとした団地ならではの雰囲気が好きで、団地マニアの人のSNSを見たりしていました。また府中は学生のころに住んだこともあり、自治体サービスが行き届いた地域だと感じていました。自分で物件を探している頃にもこの団地をみて漠然と「いいな」とは思っていたのですが、峰岸さんとの物件探しで幅広く多くの物件をみたうえで、納得して選ぶことができました。

「この団地内で、内覧できる物件はすべて見てみましょう」と提案があり、2日間で5件を内覧できました。物件はそれぞれ仲介会社も異なるため、複数の仲介業者との調整が必要です。峰岸さんがあらかじめ、鍵の手配や管理状況などの調査などの事前準備を進めてくださったおかげで、効率よく内覧できました。個人ではとてもできないスケジューリングでした。

内覧した物件はそれぞれ3階、4階、5階にありました。これまで1階で暮らしてきた私が経験したことのない、空と樹々の緑を感じる景色が広がっていました。その一方、階段を使うので上り下りは大変です。以前、団地の5階で暮らした経験のある峰岸さんから「眺望はいいけれど、外出前に、絶対忘れものはしないという心構えで暮らした」というリアルな経験談も聞き、なるほどと思いました。

実際に内覧したなかで私が気に入ったのは、緑地に面し、窓から望める樹々と青空の景色がとても印象的な3階の住戸でした。ただ、家の中がぱっと見渡せるような広々としたワンルームスタイルにしたいと考えていた一方で、この物件の中心には構造上壊せない壁がありました。

迷う私に対して峰岸さんが「この壁は壊せないけれど、こんな間取りが可能ですよ」とその場でスケッチしてくれたプランが気に入り、最終的にはこの住戸に決めて、峰岸さんのプランに近い形でリノベーションすることになりました。

団地リノベでは、階数選びや窓から見える景色もポイントに
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物件担当:峰岸
団地リノベでは、階数選びや窓から見える景色もポイントに

S様の物件探しでは、希望条件にそった物件情報を団地にこだわらず幅広く用意して、そのなかから絞り込みました。最終的に内覧したのは府中エリアの大きな団地の物件です。緑の多い環境のなかに、団地ならではのゆったりとした隣棟間隔をとりながら建物が点在しています。実際に団地内を歩いてみると若い世代や子どもたちの声がする活気のある環境でした。

S様は、今後20年程度は新居で暮らしたいというご希望でした。私自身団地の5階で暮らした経験と、団地リノベの設計経験もあるため、一緒に見て歩きながら眺望の感じや階段の上り下りについても実感してもらいました。

リノベる。では、通常契約直前に説明される、管理組合や物件に関する重要事項を内覧前に調べてお伝えするようにしています。そうした内容を説明した上で、S様は、2日間で5件の住戸を内覧しました。そのなかで、S様は窓からの景色がすばらしい3階の物件を希望されました。2番手の申し込みでしたが、価格交渉を行わずに売り出し価格で申し込み、購入できました。

内覧をした際に、間取りについて迷っていらっしゃるようだったので、壁式構造の抜けない壁を活かしたラフプランをその場で提案しました。LDKと寝室両方につながる回遊性のある玄関土間を設けたプランを気に入ってくださり、結果的にそれをベースにしたリノベーションが実現したと聞き、お役にたててよかったと思っています。

住まいづくり

白を基調にした、シンプルで事務所っぽい空間に
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最初はピンタレスト頼みで、こんなイメージにしたいという画像を集めてデザイナーさんに送りました。すると、画像を図面化してくれて、漠然としていたイメージが整理され具現化することにワクワクしました。

全体的なイメージは白をベースにしたシンプルな空間。装飾的なものはつけずに、事務所っぽい感じが落ち着くと感じていました。具体的な要望としては、1列に並べた本棚と、バッグや帽子も含めた自分の衣類が一眼で見渡せるような1列のクローゼットを希望しました。

これまでの住まいは広さが30㎡前後だったので、本も衣類も分散収納で、キッチンに本棚があるような状態でした。新居では「自分がどれくらいの量のものをもっているか」を把握できるようにしたかったのです。

書店勤務の経験もあることから、本の収納には図書館で使うような業務用書棚を4台使っていました。新居に引っ越すときには100箱ほどの書籍を処分しましたが、実際に並べてみると、もう少し整理したいなと思っています。造作書棚も検討しましたが、手持ちの書棚が新居のイメージにマッチしてたので、そのまま使うことにしました。

間取り自体は、物件購入の際に峰岸さんが描いたラフスケッチをベースに微調整する形で進めました。内装については、デザイナーさんから提案していただいたショールームを平日に1日1社程度、時間をかけて見て歩きました。なかでも印象に残っているのは床材選びです。
床はグレー系の事務所のような印象にしたいと思っていました。そのため、ウッディな床材よりも無機的な床材がしっくりするのではと考え、デザイナーさんから紹介していただいたショールームを見て歩き、グレー系のリノリウム材を選びました。壁と天井は白く塗装してもらいました。

壁式構造を活かし、実現したい空間イメージに合う提案を心がける
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担当デザイナー:ayashiro
壁式構造を活かし、実現したい空間イメージに合う提案を心がける

S様は、リノベーションのラフスケッチを手書きで準備して、さらにピンタレストの画像で大まかなイメージを伝えてくれました。とてもセンスのいい方で、実現したい空間のイメージがしっかりとしていたので、そこにフィットするような提案を心がけました。

参考のために、こんな形も可能ですよという意味で、キッチンをアイランド型にレイアウトしたプランや造作家具を配置したプランも提案しましたが、最終的には内覧の際にでたプランをベースにまとめました。

 

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この建物は壁式構造のため、構造上撤去できない壁が住戸の中央にありますが、今回の計画では、この壁を活かしてLDKと寝室の2つのゾーンにわけ、LDKと寝室の間に建具をつけずに、どちらの部屋にいても隣の部屋が見え隠れします。

もともとは広々とした1ルームタイプを希望されていたS様ですが、玄関土間に新設した独立壁を含め、歩くたびに建具のない開口部から見え隠れする景色が少しずつ変わっていく、ゆるやかにつながる1ルームスタイルの空間になりました。

玄関土間はLDKと寝室両方につながる、回遊性のあるスペースになっています。ドアがないので寝室の窓からの自然光が入る心地いい空間になりました。
一般的にリノベーションで見落としがちなポイントについては、先回りしながら提案や相談をしています。一例をあげれば、いったんセットしてしまえば、ふだんはほとんど操作しないWi-Fi関連の設備はクローゼットの上部に配置する、家具のレイアウトを変更するときにフレキシブルに対応できるようにライティングダクトをレイアウトする、造作した独立壁の両面の適切な高さにコンセントを配置するといった点です。

住んでみて

最初にたてた計画どおりに進み、住まいも暮らしも一新しました
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はじめてリノベる。のショールームを訪ねた日から約7か月後、新居から新しい職場に向かう文字どおりの新生活がはじまりました。リノベる。でつくったロードマップどおりにリノベーションと転職活動をタイミングよく進めることができて、本当によかったと思います。

いま改めて思うのは、家づくりではその道のプロによるタイミングのいいサポートが大切だということ。有給休暇の消化中にリノベる。に相談して、リノベーションと転職活動の計画表をつくらなければ、おそらくこのようなスピードで家を実現することは難しかったと思います。中古マンションを購入してリノベーションするのは、人生にそう何回もあるものではないので、プロの視点からのアドバイスをしてくれる相談相手が大切だと実感しました。

「スケジューリングを明確にして、リノベーションと転職活動の計画をたてることは、仕事のモチベーションにもつながりますよ。」という梅谷さんの言葉どおりになりました。

工事期間中にハローワークで3か月の講座を受講してその後、新居からの通勤時間も考慮して転職先を決めました。以前は往復4時間強の時間をかけて通勤していましたが、新しい職場はドアツードアで40分程度。定時にあがれる職場なので自宅で過ごす時間が増えました。

 


眺望を楽しめる家具の配置

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団地の魅力の1つに、隣棟間隔が十分に確保されていて、眺望が開けていることがあげられます。内覧のときに、最終的には間取りよりも景色を重視して選んだのですが、遠くまでずっと見渡せる眺望を楽しむために、ソファはダイニングテーブルの配置を考えて暮らしています。3階の住戸なので春先から秋にかけては空と樹々の緑を楽しみ、冬は落葉した景色を楽しんでいます。

 

二重窓で快適に
 

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この住まいにはLDK側と寝室側に合計4つの大きな窓がありましたが、すべての窓に内窓をつけて二重窓にしました。断熱性や遮音性が上がり、結露もしないので冬も快適に過ごせます。開閉の手間が2倍になる、ガラスの拭き掃除も2倍の手前がかかるということを補ってあまりある
と感じています。エアコンの設置位置についてはデザイナーさんが、1台で住まい全体が快適になるように考えてくれました。

 

DIYにも挑戦してみたい
 

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もう少し時間に余裕ができたら、自分でもいろいろと手を加えてみたいと思っています。先日小さな金物を壁に取り付けたのですが、失敗してしまいました。でも壁はペンキ仕上げなので、失敗した場所はいずれペンキを塗ってみようかと思っています。

ロードマップどおりに新しい住まいと仕事を手に入れて、よかったです!
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ライフスタイル
コンサルタント:
梅谷
ロードマップどおりに新しい住まいと仕事を手に入れて、よかったです!

お引き渡しのときに「当初考えていたスケジュールどおりに、新しい住まいで新しい仕事と暮らしをはじめることができるようになりました。背中を押してくださってありがとうございます」と連絡をくださったのが、とても嬉しかったです!

お気に入りの場所

窓からの景色を楽しむLDKや2WAYの玄関土間

リビングのソファからの眺め

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住まい購入の決め手となった、窓からの景色を楽しめるように、窓辺に向けてカウチタイプのソファをレイアウト。座って本を読んだり横になったり、ぼんやりと窓辺の景色を楽しんだりしています。リビングと寝室、玄関土間への出入り口には建具をつけずに、ゆるやかにつながっているところも気に入っています。

ダイニングコーナー

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朝ご飯を食べていると、日の出が楽しめるダイニングコーナーもお気に入り。ダイニングチェアは窓に向けてレイアウト、景色を楽しみながら食事をしています。

2WAYで使える玄関土間

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手前のリビング側と奥の寝室側両方から使える便利な土間。外出するときは、クローゼットで服を選びリビング側から出かけます。帰宅すると棚に鍵を置き、傘とバッグを掛けて寝室側から上がります。

独立壁の寝室側に携帯充電コーナーがあるので、イヤホンや電話を充電するというように、スムーズな動線ができて重宝しています。また玄関土間は作業空間としても便利で、靴を磨いたり、段ボールを解体したりするときに使っています。寝室側の窓から光が入り、明るいスペースです。

LDK側から使えるランドリースペース

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LDKの左側の引き違い戸を開けると、洗濯機が登場します。洗濯機置き場をLDK側から使えるようにしたいという要望を出しました。

既存では洗濯機置き場は洗面脱衣室のなかにあり、排水はホースで浴室に直接流し込むスタイルだったので、デザイナーさんが床を嵩上げしてポンプを使って浴室に排水する形を提案してくれました。洗面脱衣室には段差ができますが、リビング側から使う洗濯機置き場は、とても便利で使いやすいです。

洗濯機置き場も普段は引き戸を閉めています。引き戸を開けた洗濯機置き場の壁には、お気に入りの壁紙を使ってもらいました。

団地リノベでは、窓の断熱性や排水も考えて
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担当デザイナー:ayashiro
団地リノベでは、窓の断熱性や排水も考えて

団地リノベは、日当たりや風通しのいい空間が魅力ですが、大きな窓がたくさんあるだけに、既存のままだと断熱性や気密性に問題があることも少なくありません。S様の住まいでは、すべての窓を二重サッシにして、断熱性能を上げています。また今回のように、洗濯機の排水を浴室にホースで流すという独自のルールが定められている団地もあるため、排水については確認が必要です。

今回は洗濯機置き場を移動しましたが、規約により洗濯機の排水は浴室に流すことが定められていました。そのためモーターを使って排水することになり、結果としてトイレ・洗面脱衣室の床に段差ができることになりました。この部分についてはS様と相談しながら決めていきました。

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既存をうまく活用しながら新しい空間をつくることは、リノベーションの醍醐味ともいえる楽しい作業だと思います。

リノベを検討する人へ

まずはリノベーション会社の施工例を見る
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これから中古マンションを購入してリノベーションをしたいと考えると、大きな買い物であるだけに、まずはリノベーション会社選びから入ることが多いと思います。 リノベーション会社選びの判断基準になるのが、各社の施工事例だと思います。リノベる。の施工事例はほぼすべて読みました。

私は2社のリノベーション会社の話を聞きましたが、どちらの会社も施工例が豊富でていねいに紹介してあることがポイントになりました。

リノベる。の施工事例は多彩で、室内窓や素材にこだわった内装材選びなどザ・リノベーションという事例だけでなく、その人らしさやその人の暮らしぶりがわかる事例が多いのが特徴です。事例を読んでいて「そこに住む人らしい楽しい暮らしぶりが伝わる感じ」がいいなと思いました。

 

可能であれば、売主の話を聞いてみる

 

売主さんと直接話をする機会があれば、住まいをどのように使っていらしたかなどについてお話を聞いておくと、リノベーションのプランの際に参考になります。私の場合、前のオーナーさんは住み替えのために住まいを手放されたのですが「この景色だけは一緒に連れていきたかった」という長年この住まいで暮らしてきた人ならではの感想や、「このくぼみ部分に冷蔵庫を置いていました」という話がリノベーションの計画や家具の配置を考えるときの参考になりました。

 

完璧を求めすぎない

 

実際に工事に入ると、解体工事中にアスベストが使われていることがわかりました。予定を変更してアスベスト処理工事を行ったため、当初の予定よりも工事期間が延びることに。中古住宅を購入してリノベーションをするのは、解体してみないとわからないことがある、ということを頭のすみにしまっておくといいと思います。

間取り図

(before / after)
Before story15_img36
After story15_img37
フォトギャラリー
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