03-5

可変する空間で育む、
家族時間

I様のストーリー

きっかけ

大好きな街で祖母のマンションを引き継いで
03-33

元々は現在の住まいの近くで1LDKの賃貸に住んでいましたが、子供が大きくなるにつれて手狭になってきたため、部屋を広くしたい、子供部屋をつくりたいと思いはじめました。
ちょうどその頃、現在のマンションに暮らしていた祖父が亡くなり祖母1人では3LDKの間取りは広すぎるため、マンションを私達に譲りたいとの話をもらいました。
前の賃貸マンションからも徒歩5分ほどのところにあり、子供が生まれてからも何度か祖父母の住むこのマンションに来ていました。

近くに私の両親も住んでいることや、緑も多く交通も便利で子育てしやすい大好きな街なので、このマンションを譲り受けリノベーションをして住み続けることにしました。

リノベーションをして住むことを検討したのは、妻がとてもお世話になっている上司の方が、リノベーションした自宅でのおしゃれで素敵な暮らしをSNSで発信されているのを見ていて、その暮らしに憧れがあったからです。

比較検討

理想のイメージをたどりながら
03-34

妻の上司の方はリノベるでリノベーションをしていたので、リノベるは初めから私達の選択肢の優先順位の1番目にありましたが、他の会社とも比較をしたうえで選びたいと考えていました。

まずはPinterestで自分達がやりたいリノベーションのイメージに近い写真を見つけ、その写真から各リノベーション会社のInstagramやサイトを見ながら、問い合わせする会社を選定したり、第三者視点での意見を聞くために、SUVACOのアドバイザーの方にも相談しました。


SUVACOの方にも「お二人のご要望だったらリノベるが合っているのではないでしょうか。」と勧められましたが、リノベるは大手なので、もう少し規模の小さい小回りが利きそうで、事例から手作り感や温かみを感じられたもう1社にも話を聞き見積りをもらうことにしました。

選んだ理由

話したことが形になっていく実感が決め手
03-7

他社の提案を先に受け提案の図面も良かったのですが、自分たちで調べていかないといけないことが多そうな印象を受けました。一方でリノベるはすべて任せておけばいいんだと安心感がありましたし、本多さんとお話した際に「この人に話したことが形になっていきそうだ」と実感が湧きました。


自分たちの希望を叶えてくれるのはもちろんのこと、これからの暮らしを考えての提案があったことと、自分たちが10言わなくても、考えていることを1、2個伝えれば察してくれました。
こうしたいという希望が細部まであったわけではなかったので、そこを察して形にしてくれる点が私達には合っていたように思います。

家をつくった後ではどうにもならないこともあるので、信頼できる会社であるか慎重に選定しました。
私自身が働いている会社が企業理念をとても大事にしている会社なので、本多さんが初回のカウンセリングでリノベるの企業理念を説明してくれたことで、リノベるが理念を大事にしている会社であることを理解でき、そこが信頼感にもつながったと思います。

よりお客さまの暮らしに寄り沿った提案を
03-28
ライフスタイル
コンサルタント:
本多
よりお客さまの暮らしに寄り沿った提案を

私は以前はハウスメーカーで働いていましたが、よりお客さまの暮らしに寄り添った提案をしたいと思いリノベるに転職しました。お客さまのリノベ後の暮らしやすさが高まるようにカウンセリングでは今の暮らし方や理想の暮らし方について伺っています。

I様にはカウンセリングでまず「おうちの中でたくさん持っているものはなんですか?」と質問させていただきました。「ワインの空き瓶が多い」とおっしゃっていたので、ワイン好きという点を深堀りしていきました。
また、賃貸暮らしではお子様のおもちゃが溢れてしまい、リビングでは大人の空間として過ごすことができないというお困りごとを伺い、その解決策として、一日を通して大人もお子様も居心地が良くなるよう「シーンが可変する暮らし」をコンセプトとしました。

家の中で色々なところが心地よい居場所となるように、カウンセリングの段階で基本プランをご提案しています。キッチンの前に大きな造作カウンターを作ったこともその一つです。お酒を飲んだり、本を読んだりできることを想定し、大人も子供も楽しめる、時間によって使い方が可変するスペースをイメージしました。単に空間が可変というだけではなく、例えばダイニングの照明は使うシーンに合わせて調光できる照明を取り入れるなどの大人と子供が楽しむための照明計画もそこには含まれています。

カウンセリング

リノベーション後の暮らしをイメージできたコンセプトシート
03-18

リノベるとの初回の打ち合わせで表参道のショールームに行き、小上がりを実際に見て「リノベーションでこんなこともできるんだ」とわくわくしました。
ショールームがあるマンションの外観は古いけれども扉を開けた瞬間に別世界が広がることに驚きました。


カウンセリングでは最初にコンセプトシートをもらいましたが、それのおかげで、何かを決定する際にはコンセプトに立ち戻って決めることができました。


カウンセリングでは自分達の人となりに関する質問をたくさんしてくれたことが印象に残っています。
私達がそこでお話したのは、それぞれの居場所を持ちたい、本が好きなので本棚を作りたい、ワインが好きなのでワインセラーを置きたい、お風呂が好きなのでお風呂を広くしたいなど、住まいの希望から好きなことに至るまで様々でしたが、それらの具体的な話を抽象化してコンセプトにしてくれました。


たくさんの質問をいただいた上で、シーンが「可変する」というコンセプトが提示されたのでとても納得感がありましたし、自分たちの暮らしの好きなことやルーチンを聞かれた上で図面を提案してもらえたので、リノベーション後の暮らしぶりを容易に想像することができました。

お部屋の表情を決めるインテリアもリノベるで
03-28
ライフスタイル
コンサルタント:
本多
お部屋の表情を決めるインテリアもリノベるで

私がカウンセリングをした後、設計の八木澤に引き継ぐ際にはコンセプトをしっかり伝えコンセプトからぶれないようにすることを特に意識しました。

詳細な仕様の打ち合わせは基本的に、I様と八木澤とのやり取りで決めていきますが、打ち合わせの進捗をこまめに気にかけ、コンセプトとずれていないかを私の方でも確認していました。
 

I様が今回のおうちづくりでインテリアを一新したいとのご要望があったため、設計と並行してリノベるのインテリア担当もアサインし、私と担当で空間イメージに合わせたインテリアを選定していきました。カジュアルになりすぎないよう、「大人ナチュラル」を意識しています。

グレーのトーンを入れることで空間全体を落ち着かせ、グレイッシュなソファ、ガラスを使った上質な照明を取り入れるなど、おうちづくりと一緒にインテリアの選定を進めることで、お部屋全体をコンセプトに沿った空間に作り上げることができます。
今回、リビングの天井を壊して天井高を最大限確保したので、カーテンレールは天井に取り付け、エアコンは窓上ではなく、側面の壁に移動しています。そうすることで、天井高を強調することができ、部屋が広く感じることができます。
これも設計とインテリアを同時に考えられたことで実現できたアイデアで、この点が、インテリアをリノベるでご購入いただくことのメリットだと思います。

住まいづくり

毎回わくわくしたおうちづくり、自分達で選んだからこその納得感
03-8

おうちづくりでは、本多さんと八木澤さんの連携がとても感じられました。
八木澤さんが担当になったことで、女の子の子供部屋がどうあるべきかなど女性目線の相談ができたことが良かったですし、本多さんと異なる視点の提案もあって、双方の良いところを取り入れることができました。本多さん、八木澤さんも毎回とても楽しんで提案してくれていたので、私達も次はどんな提案が出てくるのだろうと毎回の打ち合わせにわくわくして参加しました。

私達は、「素材はこれでいいです」など、あまり悩まずに決めがちでしたが、「4つほど見てください」と選択肢を提示してくれて選ぶプロセスも大事にしてくれました。毎回選択肢があったので、おうちが出来上がった時に自分達で選んだ納得感がありました。

 

物の配置を決めていくときに「今の図面だとこの位置に本棚が来ます」など、リノベーション後の生活をイメージしながら決めていけたので、実際に生活をするようになって、その工程がとても重要であったと実感しています。
ウォークインクローゼットも、ソファに座ったときにどのくらいの存在感にするのか、友人を招くことが多いので人を招いたときにどのくらい見えていいのか、など具体的なシーンをイメージする質問をいただいたので、そのシーンを想像しながらレイアウトを決めていきました。

私達のおうちで特徴的なのは水回りで、お部屋の中央に位置する木造の壁で覆われた「箱」のように見える空間の中にありますが、部屋の中に「箱を作る」という提案はとても斬新だと感じたのをよく覚えています。箱は図面で分かりにくいので画像でコラージュを見せてくれたり、自分たちがイメージが沸くように丁寧に説明をしてくれました。

可変的生活を意識した引き算の提案も
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担当デザイナー:八木澤
可変的生活を意識した引き算の提案も

設計前に本多が提案していたテイストでほとんどイメージが固まっていたので、引き継いでからは最初のイメージを壊さないように留意しました。

カウンセリングから詳細の設計までに変わったことはないか確認して、細かな点を調整していきました。
気に入っていただいていた大枠の間取りを生かしつつ、子供部屋やウォークインクローゼットに設置を想定していた扉を減らし、より可変的生活ができるよう引き算の動線を私の方で提案しました。

 

また奥様から、女の子の子供部屋のお部屋づくりについて相談がありました。お子様の普段の遊び方やおもちゃの種類などをヒアリングしていくうちに、私自身が幼少期にドールハウスで遊んでいたことを思い出し、その頃自分もこういうものが欲しかったなと思うものを提案しました。具体的には、マグネットで絵を飾れる壁や、ドールハウスを置けるテーブルをお子様の部屋に加える提案です。
ご提案したテーブルは本多から引き継いだ「可変性」というコンセプトを考慮して折り畳み式とし、将来お子様の成長後は夫婦の寝室としても使う際に邪魔にならないような設計としました。

さらに女性視点という点では、廊下に洗面台を設置する設計となっていたので「奥様のメイクのスペースが廊下にあるのは寂しいですよね。」とお声がけし、メイクスペースは廊下ではなくサニタリーに別途スペースを設けるようご提案しました。

住んでみて

自宅にいながら夫婦でデートが楽しめる空間
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子供との空間を分けたことで、常に一定以上のきれいさを保てる点がとてもいいです。また、実際に暮らし始めてから、土間の収納棚の上で宅配の仕分けができるので、居住空間に段ボールを持ち込まなくて済むことに気づきました。居住空間に段ボールを持ち込まないことは想定していなかったのですが、とても便利な使い方ができています。

賃貸の頃は、小さなテーブルでお酒を飲んでいましたが、引っ越してきてゆっくり2人でお酒を飲む時間ができ、暮らしの質が上がったと思います。
子供が小さいと頻繁に外へ飲みに行けないのですが、自宅で飲んでいてもお店に来ているような雰囲気で楽しめるのがとても気に入っています。
元々、このカウンターでお酒を飲むことを想定していましたが、実際に住んでみて夫婦の時間がデートをしているように過ごせるのでとても満足しています。

また、妻は子供のころ自分の家に人を呼ぶことが当たり前の環境で育ったので、人を呼ぶことが好きでしたが、賃貸ではスペースもなく人を呼ぶこともできませんでした。今の家ではバーカウンターもあり大勢で集まれるので、頻繁に人を呼べるようになりました。
お部屋の中心の箱の中に水回りがまとまっていること、洗面所のタイル、室内窓で子供の声が聞こえる点は、子供がいる友達にもとても好評です。

子供は一つの場所で落ち着いてご飯を食べることが難しいのですが、朝ごはんの場所をダイニングやキッチン前のカウンターなど、日々変えることで気分を変えることができます。自分たちが仕事を家でするときも同様に、バースペースやダイニングなど場所を変えることができ、まさに暮らした後に、コンセプトである「可変」を実感しています。

お気に入りの場所

木のぬくもりと真鍮を中心に、好きなものに囲まれて
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ワイン棚

前の賃貸ではワインの空き瓶を飾る場所がなく、今回のリノベーションで明確に意思をもって私達から「作りたい」とお願いしてつくってもらいました。
念願のワインセラーも置くことができたので、ワインは10本程度まとめ買いをしてワインセラーに入れています。飾るための棚ができたことでワインをジャケット買いしてしまうことも多いです。


夫婦でお酒を飲むときは、ダイニングを暗めの照明にし、近所で美味しいおつまみを買ってきて、少し雰囲気を変えてお酒を楽しんでいます。

 

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浴室・洗面の空間

リビングから見るとひとつの箱が部屋の真ん中にあり、秘密部屋のようになっているところが好きです。廊下の洗面台は来客の際にとても便利ですが、妻のメイクスペースはそこに確保できなかったので、この水回りがまとまった空間に別途設けています。
リノベする前にPinterestを見ていて、ナチュラルな感じが二人とも好きだと思っていたので、部屋の中心に大きな面積でありますが、木のぬくもりが感じられることもとても気に入っています。

 

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お月様の照明

照明は4案出していただいた中から決めました。妻が、実はスターウォーズが大好きで、星のように見えるこの照明が気に入って取り入れました、
妻は元々ウェディングの仕事をしていましたが、働いていた式場が真鍮をうまく取り入れた素敵な式場だったので真鍮がとても好きで、この照明をはじめタオルハンガーなどのパーツも真鍮で素材感を統一しています。

 

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室内窓

室内窓を設けたいという具体的な希望がありましたが、素材などは実際にリノベるのショールームを見たりしながら決めていきました。


設置する場所はどこにするか迷っていましたが、リビングのソファに座りゆっくりしながらも、隣の子供の様子がわかるようにこの位置にしました。
テレビ台も今回リノベるでインテリアコーディネートしてもらったので、どのくらいの大きさのテレビなら室内窓にかぶらないかなど、設計段階で細かな点まで調整いただくことができました。

​今は、リビングの奥を子供部屋として使っていますが、子供が成長し個室が必要になった際は、私達の寝室にすることなども想定してあらかじめブラインドも設置してもらいました。

制限がある中でも工夫して広がる可能性
03-29
担当デザイナー:八木澤
制限がある中でも工夫して広がる可能性

インテリア担当と連携して、設計打ち合わせができるのはリノベーションと併せて家具選びをすることの大きなメリットだと思います。
自社のチャットアプリ上でインテリア担当とお客さまとのやり取りがいつでも確認できるので、お客さまが直近でどんなカーテンや家具を選んでいるのかをこちらでも把握できます。その為、目指しているテイストや空間全体で不整合が起きていないかの確認もスムーズでした。


例えば、お客さまが購入される予定のテレビ台の高さを把握して室内窓と干渉しないように調整したり、ブラインドを付ける箇所が決定した段階での下地補強の設置など、新鮮な情報を図面に反映できました。選んだ照明によって電気配線を変える必要があるかどうか、カーテンレールはインテリアの見積に入っているかインテリアと設計で重複して見積を出している部分がないかもチェックできます。

マンションには動かせない配管があり、間取りを変更するとその周辺にデッドスペースができる場合がありますが設計で解決できる技があります。
例えば、ワインの棚の下は本多から引き継いだ時には空洞なデッドスペースでしたが、wifiルーター設置用のスペースとしてご提案させていただきました。

 

想定外でエアコン工事の際に必要になってしまったニッチ(くぼみ)も何か活用できないかと考え、お二人の結婚証明書を飾れるスペースにできるようにと工夫しました。お二人にサプライズでお伝えしたところ、大変喜んでいただけたことが私としても嬉しかったです。

リノベを検討する人へ

注文住宅とマンションのいいとこどりが「マンションリノベ」
03-4

リノベーション後の暮らしを見据えてつくれた点がとてもよかったです。
もちろん、注文住宅も自分達の思ったようにつくることはできますが、管理面や立地面などマンションでしか叶わない部分も多くあります。注文住宅の良さとマンションの良さの両方が得られるのが、「マンションリノベ」のいいところだと思います。

「これはいいな」「これは嫌だな」はあるけれども具体的にはどうしたいと言えない私達でも伴走してもらいながらおうちをつくり上げることができたので、自分達のイメージを言葉で表現できなくてもその点は心配はいらないと思います。何より伝えたいこととしては、毎回の打ち合わせが本当に楽しく、ワクワクしておうちづくりができたという点、そしてリノベーションしたことで、家にとても愛着がわき、家がとても好きになりました。

ライフステージが変わったとしても、物件の売却を含めて、その先の暮らしを、またリノベるに相談してつくっていきたいです。今私達が住んでいる家のように、こだわりが詰まったリノベーション物件はなかなか売却できないと思っていましたが、一緒にリノベーションをしたリノベるなら、私達のおうちづくりのストーリーも理解してくれていますし、売却相談もしやすいと思いました。

この先もサポートしてもらえるところに安心感が得られたので、リノベーションして良かったと思っています。

間取り図

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