おしゃれな街の路地裏へ。「ハモニカ横丁」で吉祥寺を満喫しよう

おしゃれな街の路地裏へ。「ハモニカ横丁」で吉祥寺を満喫しよう

住みやすい街、おしゃれな街、学生の街。さまざまな顔を持つ吉祥寺ですが、古くから栄えていたこともあり、ディープでレトロな一面を持ち合わせていることもこの街の大きな特徴のひとつです。今回はその中でも、雰囲気がいいと評判の商店街「ハモニカ横丁」からおすすめスポットを厳選し、詳しくご紹介します。

吉祥寺「ハモニカ横丁」の成り立ち

「ハモニカ横丁」とは

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1940年代の後半、戦後の荒れ果てた吉祥寺駅前にできた闇市が「ハモニカ横丁」のルーツと言われています。かつての面影をいまに残すかのごとく、迷路みたいに入り組んだ路地に沿って小さなお店が雑然と立ち並んでいます。新しく整備された吉祥寺駅前の風景とはまるで対照的で、一歩足を踏み入れると、たちまちタイムスリップしたかのような感覚に襲われます。

「ハモニカ横丁」のいま

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人と人とがすれ違うのがやっとの路地を挟んで、およそ100軒ものお店がひしめき合う様子は、まさに“路地裏”という言葉がぴったり。駅前という立地の良さもあってか、地元の住民や観光客など人の往来が絶えません。とりわけ夜ともなると多くの人の話し声や笑い声で賑わい、毎晩のように活気に満ちた姿を見ることができます。

ハモニカ横丁公式サイトはこちら

横丁で楽しむ、小粋な飲み屋

女子の一人飲みもOKな鮨居酒屋「片口」

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吉祥寺で女性一人でも気軽に立ち寄れる「回らない鮨屋」といえば、ハモニカ横丁にある鮨居酒屋「片口」。このお店には、外との境界となる扉がありません(冬場は防寒のためシートがかけられています)。また、ほどよい明るさとしゃれた佇まいも入りやすいポイント。24時まで営業しているので、美味しい魚が食べたいときはもちろん、仕事帰りの一杯に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

片口
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-1 ハモニカ横町内
【営業時間】月~金 17:00~24:00/土・日・祝 15:30〜24:00
【定休日】なし
【公式サイト】http://hamoyoko.jp/menu/kichijoji_katakuchi/

ふらっと入れる小綺麗なおでん屋さん「エプロン」

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「おでん屋」というと、常連ばかりでちょっと肩身の狭い思いをしてしまいそうなイメージがあるものですが、「エプロン」はそんなステレオタイプなイメージとは対極にあるおでん屋さん。ガラス張りのファサードから中の様子が見えるので入店しやすく、美しい白木のカウンターにおしゃれな器でサーブされるお料理はどれも美味しいものばかり。定番のネタのほか、「トマトにとろろ昆布」など斬新なメニューも豊富です。人気テレビ番組「ヒルナンデス!」に紹介されたこともあるそうですよ。

エプロン
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-1 ハモニカ横町内
【営業時間】17:00~24:00(ランチ営業あり)
【定休日】なし
【公式サイト】http://hamoyoko.jp/menu/kichijoji_epuron/

ハモニカ横丁のイタリアン

並んでも食べたい生パスタの名店「スパ吉」

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和食や居酒屋さん以外の人気店が多いのも「ハモニカ横丁」の特徴です。「スパ吉」もそんなお店のひとつで、ポップな店名からはちょっと想像できない、本格的な自家製生パスタが食べられます。平日にも行列ができることがあるほどの人気ぶりで、モチモチの食感のパスタと濃厚なミートソースの相性が抜群の看板メニュー「極旨ミートソース」(950円)は一度食べると病みつきになること間違いなし!

【スパ吉】※2017年2月現在の情報です
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-3 ハモニカ横町内
営業時間:[平日]11:00~16:00(L.O)、18:00~22:00(L.O) [土・日・祝] 11:00~22:00(L.O)
定休日:なし

路地裏で出会う上質なイタリアン「トラットリア ピアット フレスコ」

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「トラットリア ピアット フレスコ」は、路地裏という立地の面白さが際立つ本格イタリアン・レストラン。カウンターとテーブルを合わせて8席という小さなお店ながら、シンプルで洗練されたインテリアが心地よく、提供されるお料理やワインの質の高さに「ハモニカ横丁」の裾野の広さを実感させられます。パスタやピザから、本格的な魚・肉料理までリーズナブルにいただける、ハモニカ横丁ならではの名店です。

トラットリア ピアット フレスコ
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9 ハモニカ横町内
【営業時間】ランチ 11:30~15:00/ディナー 18:00~22:00
【定休日】月曜(夜)、水曜

「朝市」と「夜市」がある横丁は、きっとここだけ

第3日曜は「ハモニカ横丁朝市」へ

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「ハモニカ横丁」というと夜の賑わいをイメージする方も多いと思いますが、最近注目されているのは「朝市」。毎月第3日曜日に開催されています。新鮮な野菜や自家製のお菓子、骨董品、手作り雑貨などが販売されるほか、朝市でしか食べられない朝食メニューも楽しむことができます。なかなか出会うことのできないお店の出店も多く、普段とは違った雰囲気や商品との出会いがあるはずです。開催時間は7:00から10:00までです。

ハモニカ横丁朝市 公式サイト

第4金曜は「ハモニカ横丁夜市」へ

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もちろん、夜のイベントも見逃せません。第4金曜には「ハモニカ横丁夜市」が開催されていて、輪をかけて多くの人で賑わいます。夜間は営業しない店舗の前にお店が特設されるほか、夜市限定のお得なメニューや、アコーディオンをはじめとする楽器の生演奏があったりと、イベントが盛りだくさん。占いのお店や雑貨店の露店も出ていて、横丁全体がまるでお祭りのような雰囲気に包まれます。開催時間は20:00から24:00までです。

ハモニカ横丁公式サイト

毎日いろんな顔がある「横丁」を楽しもう。

行くたびに新しい発見や出会いがある吉祥寺の「ハモニカ横丁」についてご紹介しました。駅前にありながら、ひとつ筋を入ったところに広がる別世界に足を運んで、吉祥寺のディープな魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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