「結婚後マイホーム購入」はもう古い? 今を自分らしく生きる将来設計。

「結婚後マイホーム購入」はもう古い? 今を自分らしく生きる将来設計。
VOICE

[リノベる。]のお客様たちの、中古を買ってリノベーションするまでの『ターニングポイント』をインタビュー。

家は人生最大の買い物だからこそ、悩んだり不安になったり期待が膨らんだり。先輩たちがどんな決断を積み重ねて、今のお住まいを完成させたのかインタビューをお届けします。

【今回のご登場の先輩】
渋谷・新宿のどちらからもアクセスが良い好立地でリノベーションした31歳。観葉植物に目がなく、新しい住まいにお引っ越し後、植物の種類が少しずつ増えているのだそう。今ではコウモリランを育てることが楽しみのひとつに。

目次

  1. 家賃を資産に変える、という考え方
  2. “独身、家を買う”イマドキ将来設計
  3. 限られた空間をリノベーションで大改造
  4. 15人収容!39.1㎡の部屋
  5. 新しい楽しみが増えた新生活

家賃を資産に変える、という考え方

単身のOさんが、中古を買ってリノベーションを考えたきっかけは、『家賃がもったいない』だったと言います。
「家賃は暮らすうえでの必要経費ですが、給料の中で大きなウェイトを占めます。毎月当たり前のように払っていましたが、漠然と将来のことを考えるようになり、投資や資産運用について興味を持ちました。そこで、ひとつの方法として“中古物件のリノベーション”を知りました。『家を買って、家賃を資産にかえる』という考え方もありだな…と」。

観葉植物とインナーテラス

“独身、家を買う”イマドキ将来設計

“独身での住宅購入”と聞いて気になるのが、『結婚はしたらどうするの?』ということ。思い切ってOさんに疑問をぶつけてみると、「近い将来、結婚したいなと思っています」と笑顔でOさんは答え、こう続けます。「結婚後の住み替えも考えていたので、いまの家を探すときも、将来売ったり貸したりできる立地を第一条件にしました。現在のローン返済を含めた毎月の住居費は、以前住んでいた25㎡の賃貸マンションの家賃より安く抑えられたので、差額は貯金に回しています」。将来に向けて手堅く貯金額をプラスしているというからさすがです。

限られた空間をリノベーションで大改造

Oさんは『自由な間取り設計ができる』という点でも、リノベーションに興味を持ったと言います。
「人と人とのつながりを広げていくのが好きで、会場を借りてパーティーを主催するようなことを趣味でやっていたんですが、回数を重ねるごとに『自宅だったら時間を気にせずもっと気軽に楽しめるのになぁ』とぼんやり思うようになりました。そんな時に、リノベーションなら設計の仕方次第で限られた空間も上手に使えることを知って、さらに興味を持ちました」。

ワンルームの部屋

15人収容!39.1㎡の部屋

Oさんのリノベーションテーマは、“たくさんの友人を招ける家”でした。コンパクトな39.1㎡に、いかに大勢が集える空間をつくるかが課題だったと言います。もともと2LDKだった間取りは、思い切ってワンルームに。洗面所・バスルームと収納スペースは玄関側にまとめ、リビングとして使えるスペースをなるべく広く設計されました。

ホームパーティー ホームパーティー

窓際には造作ベンチ兼収納がつくられ、ホームパーティー時に大活躍しているそうです。
「15人くらい招くホームパーティーを定期的にやっています。想定以上に収容できていますね(笑)。時間を気にせずじっくり話ができるので楽しいですね。大勢集まると音が近所迷惑かな…と心配だったんですが、このマンションは高速道路に面していて、車の音を防ぐために窓が二重窓になっていて防音対策がバッチリされているんです! 窓を閉めれば外からの音は気にならず、逆に、室内の音が外に漏れにくいんです」。高速道路沿いという立地が、Oさんにとってはメリットに。

ベンチ兼収納

レトロな窓の格子

新しい楽しみが増えた新生活

新しい暮らしがスタートし、観葉植物を育てることにも力を入れているそうです。
「以前、花屋に勤めていたこともあって花や植物が好きなんですよ。グリーンは部屋のあちこちに置いています。採光のよい部屋なので順調に成長してくれています」。
マイホーム購入は結婚して家族ができてから…というのは、今の時代では、たくさんある選択肢の中のひとつなのかもしれません。ひとり暮らしの期間であっても、住まいを自由に選ぶ生き方を楽しんでいる方が増えています。

観葉植物

▼このご家族のお住まい記事
「ワンルーム化で全面窓の部屋に大改造」
https://www.renoveru.jp/renovation/279

※本記事は2018年8月取材時点の情報です。

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