住む人のライフスタイルに合わせて、内装や間取りを自由に変えられるリノベーション。好みの内装や間取りに合わせて、ぴったりの家具を選びたいですよね。
「サイズも、カラーも、機能性も……」と条件を挙げていくと、既製品の中から全て理想が当てはまる商品を見つけるのは難しいもの。オーダーメイドで「造作」すれば、住まいに合わせてコーディネートすることが可能です。住まいのアクセントとなるような世界にひとつだけのオーダーメイド家具、あなたも取り入れてみませんか。
目次
- 技ありオーダーメイド家具のある住まい
- 世界にひとつだけの家具
以前、リノベる。ジャーナルに掲載した「『造作家具』って?リノベーションで『造作家具』を検討するべき4つの理由」では、「造作」という言葉の意味や「造作家具」のメリットについてご紹介しました。
造作家具とは、オーダーメイドでつくる“造り付け”の棚や机、収納スペースなどのことです。既製品を収納したいアイテムや設置するスペースに合わせて、ぴったりのサイズをつくることができます。
また、サイズや色を変えるだけではなく、アイデア次第でオンリーワンの家具をつくることができるのも、オーダーメイド家具の魅力。リノベる。の数ある事例の中から、「こんなアイデアも実現できるんだ!」と思わせてくれる“技ありオーダーメイド家具”のあるお住まいを紹介します。
技ありオーダーメイド家具のある住まい
【1】ぐるっと回れる「見せる収納」
お住まいの中心にある、大胆なつくりの「見せる収納」。L字型に設置されたこちらのスペースは、収納としての役割はもちろん、本棚、ワークデスクと、さまざまな用途で使うことができます。
「見せる収納」の内側は、お洋服をたっぷり収納できるウォークインクローゼット。あえて背板を付けず、天井との間に空間をつくることで、光と風が巡る間取りになっています。
お気に入りの雑誌やお子様の絵本、写真や雑貨などが飾られたスペースは、リビングから見ても存在感抜群。「間仕切りをオーダーメイドの収納にする」というアイデアで、オンリーワンのお住まいができあがりました。
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https://www.renoveru.jp/renovation/65
【2】飾り棚と一体になる、ユニークな形のドア
リビングに大きな窓がある、個性的な形をしたお住まい。中央に設置された柱を活かして、四方にディスプレイ棚を設置しています。
リビングに面した棚には、奥様が長年かけて集めたタンブラーやマグのコレクションがずらり。キッチンのモザイクタイルや、柱に施されたマリンカラーの塗装など、『海』を感じるエッセンスが詰まっています。
注目したいのは、柱の左右に設けられた扉です。ディスプレイ棚に合わせて、切り目の入ったオリジナル扉をオーダーメイドし、リビングと空間を分けられるようにしています。2か所から行き来できるようにすることで回遊性が高まり、お住まいの中での移動もスムーズに。
「動かせない柱」を活かした、このお住まいならではのアイデア扉です。
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https://www.renoveru.jp/renovation/190
【3】2部屋にまたがるデスク
「シンプル・イズ・ベスト」がモットーのご夫婦が2人のお子様のために考えた、子供部屋と寝室の二部屋にまたがるオーダーメイドのデスク。お子様が小さい間はご夫婦のワークスペースや書斎として使用し、学齢期になったら並んで勉強ができるスタディスペースとして活用することを想定しているそうです。
デスクと一体になった本棚も、お部屋をすっきり、シンプルに見せてくれます。二部屋にまたがる長いデスクをつくるという大胆な発想で、家族をいつでも身近に感じられる空間ができあがりました。
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https://www.renoveru.jp/renovation/168
【4】配線を隠すテレビボード
リビングに佇む、美術館のオブジェのようなテレビボード。フローリングと同じ無垢材でつくられているため、床と続くすっきりとした見た目でありながら、背面が光る点がチャームポイントです。
もともとはゲーム好きのご主人が「配線をスマートにしたい」というご要望から生まれたのだそう。配線を隠すという機能面はもちろん、意匠的にも楽しめるシンボルになっています。
ほかにも廊下に設置した書棚、ウォークインクローゼット内のカウンター、洗面台の造作ドレッサーなど、リノベーションならではの魅力と言える「自分流のオーダーメイド家具」がたくさん。おふたりのライフスタイルに合わせて、快適に暮らす工夫が随所に盛り込まれています。
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https://www.renoveru.jp/renovation/155
【5】リビング壁面の飾り棚とワークスペース
「好きな素材選びや造作家具にこだわりたい」という思いから、リノベーションを決めたご夫婦。コンクリートあらわしの天井や黒板塗装が施された壁、シックな色合いで統一された建具など、リノベーションならではのハードな雰囲気を感じられるお住まいになっています。
リビング壁面の飾り棚やワークスペースのデスクは、ライフスタイルに合わせてオーダーメイドされたもの。ご家族の好みのスタイルにぴったり合う、スッキリとしたつくりになっています。
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https://www.renoveru.jp/renovation/118
【6】リビングを広く見せてくれる収納付きベンチ
“大好きなハワイ在住アーティストが描く絵画の似合う家”がテーマのお住まい。開放的な雰囲気のリビングには、壁一面にオーダーメイドのロングベンチが設けられています。
ベンチとして使うのはもちろん、その他の機能性に優れているのも、オーダーメイド家具ならでは。足元は日用品をストックできる収納スペースになっており、空間を余さず活用することができます。まっすぐに伸びるラインをつくることで、部屋が広く見える効果も。
テレビボード、収納、ベンチとさまざまな用途で使っている空間も、ひと続きになっていることでお部屋がスッキリ、統一感が出ています。ご家族のコミュニケーションの場として、たくさんのお友達を招いてホームパーティをするときの座席として、いろいろな場面で役立っているそうです。
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https://www.renoveru.jp/renovation/231
世界にひとつだけの家具
オーダーメイド家具は、単にこだわりの素材やデザインを取り入れられるだけではなく、家全体に統一感を出すことができるというメリットがあります。世界でひとつだけの家具を取り入れたお部屋が、住まいの中で一番お気に入りの場所になる方も多いようです。「ここはこだわりたい!」というポイントを考えて、あなただけの特別な家具がある住まいを考えてみてはいかがでしょうか。
理想の暮らし、一緒に考えてみませんか。
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