ほっこりイラストが人気のつむぱぱとリノベる。がタッグを組んだ、お住まいプロデュースのプロジェクトがスタート。その様子を、リノベる。と扶桑社「relife+:リライフプラス」が追跡レポートします!
report03 解体確認+中間確認
いよいよ最終プランを決定し、物件は解体されてスケルトン状態に。なかなか見ることがない解体現場からのレポートは必見です。
最終プランはどうなったのか?
物件を購入した時点での間取り(Before)と、最終的に決定した間取り図(After)はこちら。
<Before>
<After>
鈴木ファミリーのこだわりポイントは?
鈴木ファミリーがこだわったポイントは5つ!
\5つのこだわりポイント/
1.使いやすくてカッコいいII型システムキッチン
2.空間のアクセントになる室内窓やオリジナル建具
3.機能とデザインを両立した小上がりや造作収納
4.上質でクールなアクセントタイルやフローリング
5.リノベした空間にマッチするちょっと男前な家具
ご夫婦が最初からこだわっていたオリジナル建具は、アイアンフレーム枠の引き出し収納。ランドリースペースに設置する予定なのだそう。全体予算の調整が必要な際も、この収納だけは妥協しないと決めていました。完成品が楽しみです。
お部屋全体のコンセプトになじむようインテリを造作するのも、リノベーションの魅力のひとつ。
いつも打ち合わせをする桜木町ショールームにある小上がり風のスペース。これをヒントに小上がりを検討。
「いつもとは違う高さの空間があると、気持ちの切り替えができると思いました」とご夫婦。娘の沙英ちゃんも喜ぶこと間違いなしです。
素材やカラー選びが一番楽しかったという奥様。
「昔から、紺色の壁にアイアンの組み合わせに憧れがありました」と話してくれました。理由は分からないけれどなぜか惹かれる組み合わせってありますよね。本当に楽しそうです。
広い?狭い?いざ、解体現場へ!
壁やドアなど空間を仕切るものが一切ない状態を見るのは初めての鈴木ファミリー。
解体して空っぽになった空間を見て、「広い」と「狭い」の両印象を持ったというご夫婦。
「仕切りがないので広く感じました。ただ、設計の森濱さんとつむぱぱさんが提案してくれた間取り図が広々としたイメージだったので、目の前の空間との間でギャップを感じてしまいました」
壁や天井に書かれた印を頼りに間取りを想像しながら歩き回り、歩幅や高さを確かめるようにひとつずつ確認をおこなっていきます。
実際の空間を体感し、最終調整する必要があると感じたご夫婦は、収納を少し減らすことに。平面図だけでは気づかない部分を微調整していく。これは解体確認で重要なポイントです。
天井を開けてみないと分からない、壁を取り払わないと分からない裏側を確認していく作業が続きます。これにより、できないことが明確になったり、逆にできることが分かったりします。
解体で分かったいいこともありました。それは、「追い炊き」ができると分かったこと! これにはご夫婦も大喜びでした。
中間確認|だんだん家らしくなってきました
中間確認ではお住まいの骨組みを確認します。だいぶ家らしくなってきました。動線も確認しやすい状態となり、手を広げてみたり、歩き回ってみたり。
壁の状態がきれいなことが確認できたので、ダイニング側の壁を躯体あらわしにすることに決定。天井を白塗装することになったため、かっこいい無骨な雰囲気を出すために、大工さんが墨で書いた目印もそのまま残すことになりました。リビング側の壁はプロジェクターで投影できるよう白い壁にする予定とのこと。
こんな風に、玄関から窓までが見通せるのもこの日が最後。ここから、壁やドアが設置されます。
LDKの小上がりも骨組みができて、完成が想像しやすい状態に。床下収納やお掃除ロボットの発着場所なども見て取れます。ご夫婦の細かな確認が進む中、沙英ちゃんはかわいくお昼寝していました。
コロナ禍の影響はありましたか?
トイレが入手しづらくなったため、代替品を検討したものの、希望の商品の納期が間に合ったので問題なかったとのこと。食洗機は納期が間に合わず、後から設置することに。
「外出自粛の期間に荷造りを始めたり予定を立てたりできたので、プラスに考えるようにしています」と奥様。
完成間近!次回、乞うご期待!
つむぱぱさんのInstagramを見てイベントへ参加してから数か月。もうすぐ、憧れの住まいに住める、理想の暮らしができる。そう思うと夢見心地の日々だと話す鈴木ファミリー。
次回はいよいよ完成です。乞うご期待ください!
[1]から読む>>
鈴木ファミリーの解体確認+中間確認の詳細は、「relife+」Vol.37で読むことができます。 ぜひ、ご覧ください。