中古マンション購入前に必ずチェックしたい管理状況。見逃せない4つのポイントとは?

中古マンション購入前に必ずチェックしたい管理状況。見逃せない4つのポイントとは?
中古マンション

中古マンションを選ぶメリットに「マンションの管理状態を見極めたうえで購入できる」という点が挙げられます。新築マンションと比較して、マンションの様子や管理状態を事前にある程度判断できるのは、住まい選びの安心材料のひとつ。とはいえ管理状態って一体どう見極めればいいのでしょうか? プロも見ているチェックポイントをご紹介します。

中古マンションの管理状態を見極める4つのチェックポイント

ポイント1:ゴミ捨て場はマンションのコミュニティを語る。

夢の住まい探しには一見そぐわない「ゴミ捨て場」ですが、「マンションのコミュニティが円滑かどうかは、ゴミ捨て場を見ればわかる」とも言われています。見るポイントは「ゴミは散乱していないか?」「ルール通りに分類されているか?」「決められた曜日が守られているか?」など。住んでいる人々のマナーもわかりますし、管理会社がきちんと管理をしてくれているかなどの判断材料にもなります。

ポイント2:自転車置き場は住民のマナーと年代層の目安にも。

ゴミ捨て場と同様に見ておきたいのが「自転車置き場」。こちらも「自転車が乱雑に並べられていないか?」「スペースが汚れたり、荒れていないか?」などを見て、住んでいる人々のマナーや管理会社の状態をチェックできます。また子供の自転車や三輪車、中学・高校のステッカーが貼られた自転車などが目立つようであれば「ファミリー層が多いマンション」、というように住民層を把握する目安にもなります。

ポイント3:管理人や宅配業者に声をかけてみる。

物件内覧でマンションを訪れる際は、管理人室を通るときに「こんにちは」と挨拶してみましょう。管理人から自然な挨拶が返ってくれば、普段から住民と管理人のコミュニケーションが円滑だと想定できます。また運よく荷物を配達にきた宅配業者に会ったら、マンションの様子を聞いてみるのもおすすめ。宅配業者は担当マンションの日常をよく知っている上に、他のマンションと比較できる視点も持っています。客観的な声が聞けるチャンスです。

ポイント4:住民向けの掲示コーナーで、マンションの課題と活気がわかる。

エントランスやホールにある住民向けの掲示コーナーも、ぜひチェックしておきましょう。まず見ておきたいのが「理事会の案内」。議題や議事が書かれていれば、マンションがどんな課題を抱えていて、どんな話し合いがされているかがわかります。掲示板に古い掲示物が張られたままだったり、破れたり曲がっていたりと乱雑に扱われていないかも管理状態の目安になります。

購入前に必ずチェックするべき、もう一つのポイント。

修繕の履歴と計画、積立金の状況は必ず把握しておく。

実際に購入を検討する場合は、必ずマンションの修繕履歴・計画と積立金の状況をチェックしておきましょう。マンションの品質を長期的に維持するうえで、重要なのは計画的な修繕。基本的に、不動産事業者から提示される「重要事項説明書」で、修繕の履歴や計画、積立金の積立状況も確認することができます。もし売主や管理組合が修繕積立金を滞納していると、買った人に支払い責任が生じてしまう場合も。滞納状況もチェックしておきましょう。

リノベる。では、こうした各種書類のチェックも含めて、管理状態のよい中古マンションの購入をサポートしています。ぜひお気軽にご相談ください。

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