ほっこりイラストが人気のつむぱぱとリノベる。がタッグを組んだ、お住まいプロデュースのプロジェクトがスタート。その様子を、リノベる。と扶桑社「relife+ (リライフプラス) 」が追跡レポートします!
report 02|設計打ち合わせ+つむぱぱハウス見学!
今回は、設計打ち合わせとつむぱぱさんのお住まいを見学する様子を中心にお届けします。憧れのつむぱぱハウスに感動した鈴木さんファミリー。さて、どんなアイデアをもらったのでしょうか。
初回プラン|はじめての設計お打合せ
このプランのもとになった、つむぱぱさんのおうち見学会の様子は後半でご紹介します。まずは、はじめてのプランのお打合せの様子をご紹介。
この日は、リノベる設計担当とつむぱぱさんからプラン2案が提示されました。2案もらえたことで検討しやすかったというご夫婦。
「キッチンがとても大きい! 同僚が遊びに来ることが多いので、カフェ風のキッチンはとても魅力的。完成が楽しみな間取りになりました」
提案されたプランはこちらの二つ。
A案のキーワードは収納量。ダイニングの壁際やWIC(ウォークインクローゼット)、キッチン横のパントリーなど、収納力のあるプランです。
B案のキーワードは生活動線とゾーニング。キッチンと洗面室の出入口はそれぞれ二か所。小上がり横に造作ステップ(ベンチ)を設け、玄関とSIC(シューズインクローゼット)を可動式の収納で仕切るなど、ゆるやかにゾーニングしています。
リノベる。がショールームでお打合せをする理由
リノベる。では設計のお打合せをショールームでおこないます。鈴木ファミリーが毎回訪れている『桜木町ショールーム』はお子様連れのご家族に人気のショールームです。
ご夫婦が、ショールームでお打合せするメリットを語ってくれました。
「お打合せでは、窓ガラスからフローリングまで、自分たちで決めることがたくさんあります。素材のサンプルはありますがサイズが小さいので実感が湧きづらくて。ショールームには実物大の見本がたくさんあるので、完成形を想像しやすいです」
さらに、「ショールームにはアイデアがたくさんあるので家づくりの参考になります」とご自分たちの経験を教えてくれました。
「リビングに小上がりをつくる予定なのでカーテンなどの目隠しが必要かなと。ただ、お部屋の雰囲気的にカーテンレールは合わないなと迷っていました。ショールームのダクトレールにドライフラワーが吊るしてあるのを見てこれだ!とピンときました」
ダクトレールがあれば、お部屋のアクセントにもなり、布をかけたり植物を吊るしたりと目隠しのバリエーションも増えると気づいた鈴木さんご夫婦。
さて、パパとママがお打合せしている間、沙英ちゃんは何をしているかというと‥‥。
アウトドアスタイルの空間でスタッフと一緒にキャンプごっこをしていました。これも、桜木町ショールームの魅力のひとつです。
しかし、決して遊んでいただけではありません。パパとママが真剣に素材を選ぶ姿を見た沙英ちゃんは、ついに、自分でもインテリアを選びはじめました! これにはご夫婦もびっくり。
あきらめが「がっかり」から「創意工夫」に変わる醍醐味
何もかもが順調に見える鈴木ファミリーに、「現時点であきらめたことやできなかったことはありますか?」と質問してみました。
「それはあります。まず、やりたいことが多すぎて、予算的に優先順位を付ける必要がありました。また、物件自体が追い炊きができない給湯器でした。何度か変更をお願いしてみましたが難しいとのことで、これはショックでした」
この問題は、湯舟を魔法瓶タイプにして熱を保つ工夫で解決することに。
「それと、部屋は6階ですがエレベーターが5階までなんです。そのため荷揚げ費がかさみました。各工事に対して運搬費用がかかるので、この出費は大きかったです」
とても参考になる体験談です。そのあと、ご夫婦はこうも話してくれました。
「予算的に妥協したことはありますが、こだわりは変えずにメリハリをつけました。むしろ変更した方がよかったと思えるよう、家具や照明も大事に選んで行きたいです。とにかく今は完成するのが待ち遠しい!」
こだわりを絞ることでコンセプトが際立つこともあります。これもリノベーションの醍醐味です。
つむぱぱハウスはアイデアの宝庫
「あ、これ、Instagramで見たことある!」
嬉しそうな声を上げながらつむぱぱさんのお住まいを見て回る鈴木さんご夫婦。こだわりが詰まったつむぱぱハウスは見どころ満載。それなのに不思議と、まとまり感があります。これも、つむぱぱ流コンセプトワークのなせる業(わざ)でしょうか。
この日は晴天。まずは、憧れのバルコニーで記念撮影。
「バルコニーまでがひと続きの部屋のような、とても居心地のいい空間で素敵」と感動のご夫婦。つむぱぱファミリーと、しばし談笑。娘さんの沙英ちゃんは緊張気味でしたが、すぐにつむぎちゃんと仲良しに。
さっそく、バルコニーから見学スタート。「このベンチ、中はどうなっているのかな?」と開けてみたり、「この芝生は子供が転んでも大丈夫?」と質感を確かめたり、興味津々です。
次はお部屋の中を見学。奥様はオープンなキッチンラックやトグルスイッチをじっくり観察。旦那様はサニタリールームの木のドアが気に入った様子。上部に滑車がついていて重厚なつくりですが、開閉はとてもスムーズです。
サニタリールーム内も個性的。洗面台はアンティークのカート、蛇口はインダストリアルなパイプデザイン。床のモザイクタイルも洗面台にマッチしています。奥様は「これは、どうやって水を出すの?」とハンドルを押したり引いたり。
ご夫婦ともに大絶賛だったのはリビングのソファ。ソファ裏の格子がおしゃれですが、実はこれ、「ベビーゲート」をリメイクしたもの。「これは真似したいです。ベビーゲートの機能がなくなってもデザインとして再利用するなんてさすが!」とご夫婦。
次回はどんな体験が鈴木ファミリーを待っているのでしょうか。皆さん、お楽しみに。
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見学とプラン打ち合わせの詳細は、「relife+」Vol.36で読むことができます。 ぜひ、ご覧ください。