【Vol.73】 みんなで選ぶ『リノベる2022トピックス』~TOP10~

2022.12.16
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2022年は皆様にとってどんな年でしたか。

今年の漢字は「戦」だそうで、世界情勢悪化などの戦いもありましたが、サッカーW杯で日本が強国ドイツ・スペインに打ち勝ち盛り上がりをみせたりと、前を向いて戦う志を強く感じる1年でもありました。そして、リノベるでも前向きな志の中から、たくさんのニュースが生まれました。

昨年に引き続き、今年もリノベる社員を対象に2022年の出来事をランキング形式で振り返る『リノベる2022トピックス』を開催しました。全社員を対象にアンケートを集計し、その中の最も思い出に残ったという回答が多かったトピックTOP10をご紹介します!

<第1位>
『いちばん楽しいマンションの間取り図鑑』が発売!第3版や台湾版も

堂々の第1位には、リノベる。著書の『いちばん楽しいマンションの間取り図鑑』がランクイン。

本書は個人向けワンストップリノベーションサービス「リノベる。」にて自由設計のリノベーションを行った4000件超の実績の中より、65事例の間取りを立体イラストで紹介した本です。「自分らしい暮らし」を模索する方の一助となればという想いで制作されました。

2022年1月に発売を開始し、好評により第3版まで出版されています。さらに10月には台湾版も発売されました。

マドリストさんはもちろん、「自分らしい暮らし」「かしこく素敵な暮らし」を模索中の方はぜひご一読ください!

 

<第2位>
TBS『ユニコーンに乗って』、テレビ東京『晩酌の流儀』のロケ地としてショールームを貸し出し

2位はドラマのロケ地がランクインしました。お客様とのコミュニケーションにも活きたようで、社員の関心がとても高いトピックだったと思います。

今年7月放送のTBSドラマ『ユニコーンに乗って』の撮影に、銀座・有楽町ショールームをご利用いただきました。また同時期放送のテレビ東京ドラマ『晩酌の流儀』の撮影に北千住ショールームをご利用いただきました。

『ユニコーンに乗って』は、永野芽郁さん演じるスタートアップ企業のCEOを中心に、仕事に恋に奮闘しながら夢に向かって生きる主人公たちの成長を描く“大人の青春”ドラマです。ショールームは、杉野遥亮さん演じる須崎功と、前原滉さん演じる栗木次郎がルームシェアするお部屋としてご利用いただいています。

銀座・有楽町ショールームは「リノベる。」でリノベーションされた神奈川のお客様(ご夫婦)の事例を再現したお部屋で、インダストリアルデザインの中にもシックさが同居する空間が特徴です。

リノベる。東京 銀座・有楽町ショールーム

続いて『晩酌の流儀』は「1日の最後に飲むお酒をいかに美味しく飲むことが出来るか」をテーマにしたグルメドラマです。栗山千明さん演じる主人公・伊澤美幸が暮らすお部屋として、北千住ショールームをご利用いただいています。

北千住ショールームは「リノベる。」でリノベーションされた宮城のお客様(ご夫婦+お子様1人)の事例を再現したお部屋で、リビングと緩やかに繋がるワークスペースとオリジナル家具を使ったオーダーメイドのダイニングが特徴的です。

リノベる。北千住ショールーム

ロケ地として利用されたショールームの見学も可能です。ご興味のある方はお気軽にご予約ください。

<第3位>
リノベるがマンションリフォーム売上ランキング3位

今年10月にリフォーム産業新聞が毎年発表する「マンションリフォーム売上ランキング2022」が発表されました。リノベるは昨年の4位から1つ順位を上げ、3位にランクイン。リノベる社員にとっても、印象的なトピックだったようです。

今までは、個人向けワンストップリノベーションサービス「リノベる。」中心でしたが、今年は法人向けCREリノベーション事業の売上も伸長し、3位という結果を頂くことができました。

お客様やパートナーに支えられているからこその結果ですので、本当に感謝ばかりです。

 

<第4位>
地域参加型リノベーション複合施設[BOIL](ボイル)がグッドデザイン賞を受賞

10月、溝の口にある[BOIL](ボイル)がグッドデザイン賞を受賞しました。

[BOIL]は法人事業を推進する都市創造本部が手掛けた事例で、NTT溝ノ口ビルをリノベーションした複合施設です。これまでの「通信」発信基地局の機能に、地域参加型の「文化」発信基地局へ付加・バリューアップして、新たな体験価値を生み出した点が高く評価され、賞をいただくことができました。

[BOIL]のニュースと言えば、今年5月にエリア初のマイクロブルワリー「みぞのくち醸造所」がオープン。醸造風景を眺めながら、タップからつくりたての新鮮なビールをお楽しみいただけるようになりました。

オープンから約1年ほど経ちましたが、現在ではスタジオでダンス教室が開催され、子供たちが楽しそうに踊っていたり、コワーキングスペースでテレワークをする方や、仕事終わりにタップを楽しむ方など、地域の方々が思い思いに過ごしているようです。当初思い描いていた「まちへ還元する」を体現する施設に育っていることを嬉しく思います。

最後に受賞メンバーの写真をぱしゃり。
デザイナー2名はグッドデザイン賞のHPにも掲載されました。
また、今年4月には、脱炭素社会実現に向けて、リノベーションの環境貢献効果を見える化すべく、金沢工業大学や国士舘大学との共同研究で、今回のリノベーションによるCO2排出量削減効果と廃棄物排出量削減効果を発表しました。建物一棟のリノベーションや用途変更を通じて、微力ながら脱炭素社会実現を推進してまいります!

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

<第5位>
NTT社宅6棟リノベーションが完工


リノベるは2019年11月にNTT都市開発株式会社と資本業務提携を行い、NTTグループ保有資産の活用を推進してきました。築47年のNTT東日本通信ビルをリノベーションした複合施設[BOIL]もその一環です。

今回手掛けたNTT社宅6棟リノベーションは、地域と共に育まれてきた歴史をもつ社宅”6棟”を再び地域に必要とされる建物へ再生したプロジェクトです。全棟に共通する『「NTTグループの資源」を「街の資源」に還元する』をグランドコンセプトに掲げ、さらに各々のローカルコンセプトを立て、その街に合わせた工夫を施しています。

人々の暮らしが多様化している現代において、その土地の文化やニーズを紐解き、形にすることを考えて企画に落とし込みました。これまでもこれからも、街にそっと寄り添うように存在する「元社宅」に住む人々と、地域の人々との架け橋になるような場所になることを願っています。

 

<第6位>
環境配慮型76戸の一棟リノベーションプロジェクト 東急不動産初の都市型賃貸レジデンス「コンフォリア高島平」が竣工


6位には法人事業が手掛けた、環境配慮型76戸の一棟リノベーションプロジェクト「コンフォリア高島平」がランクイン。

これは東急不動産初となるリノベーション都市型賃貸レジデンスで、本物件における事業主は東急不動産、プロジェクトマネジメントおよび総合企画、設計・監理・施工はリノベるが担当しました。

本物件が目指したのは、“空間のアップサイクル”と“マテリアルのアップサイクル”を通して実現する、“暮らしのアップサイクル”です。既存躯体のみならず、廃材の活用や、ドッグランやワークスペースなど、住人の豊かな暮らしを実現するコンテンツを付加することで、様々なコミュニティとつながり、環境にやさしく、暮らしを楽しめる住まいを形にしました。

さらに、性能向上として断熱改修を実施。これにより、既存建物では珍しいBELS認証(※2)を取得、エネルギー消費量が14%削減されることが評価されています。また、環境や社会への配慮がなされた不動産とその不動産を所有、運営する事業者を支援する取り組みとして創設されたDBJ Green Building認証も取得を予定しています。
(※2)一般社団法人住宅性能評価・表示協会が発表する事例データ一覧からリノベるが独自集計。2021年1月から7月まで、東京の住宅カテゴリで、築3年以上の物件のBELS認定は全4368件中1件。

11月にはTBS『王様のブランチ』の「物件リサーチー」でも紹介いただきました。

<第7位>
テレビ番組(ヒルナンデス!「リフォーム達人の家覗くンデス」コーナー)で社員宅について放送



日本テレビ『ヒルナンデス!』の人気企画「リフォーム達人の家覗くンデス」でリノベる広報 田形の自邸を紹介いただきました。

チョコレートプラネットの松尾駿さんやHey! Say! JUMPの八乙女光さん、元プロテニスプレーヤー杉山愛さんご夫婦が、築47年の中古マンションをリノベーションした田形邸にお越しくださいました。

住まいのこだわりポイントはもちろん、どんな想いで住まいをつくりあげたのかを、お部屋を紹介しながらじっくりお話させていただきました。

田形邸の住まいづくりをもっと深く知りたい方は公式noteにてまとめておりますので、ぜひご覧ください。

 

<第8位>
リノベーションオブザイヤーで2作品がノミネート!特別賞「3次元空間活用リノベーション賞」を初受賞!

一般社団法人リノベーション協議会が開催する2022年を代表する魅力的なリノベーション事例を選ぶコンテスト「リノベーションオブザイヤー2022」の授賞式が12月に実施されました。

全国からエントリーされた計260作品中、ノミネート作品は64作品。

リノベるからは、個人向け事業「リノベる。」の事例『Summer Camp House 子供達の「自分で」を育てる家』が、個人宅1000万円部門でノミネートを果たしました。

また、法人事業向け事業の事例『「企業」の資源を「街」の資源へ還元するーNTT社宅6棟を利活用ー』が無差別級部門でノミネートされました。

さらにノミネート作品64作品中から選ばれた特別賞14点のうち、リノベるからは、『Summer Camp House 子供達の「自分で」を育てる家』が特別賞「3次元空間活用リノベーション賞」を受賞しました。

個人向け事業「リノベる。」の事例としては初の受賞となりました!

審査員であるLIFULL HOME’S PRESS 編集長の八久保誠子氏からは、子ども達が遊ぶ写真からわかるように、3つの高さの違うフロアやアスレチック壁など、3次元に空間を活用し、子ども達のために工夫を重ねたリノベーションが印象的で、制約のある住まいを平面で考えるのではなく、立体的に空間として活用できるということを改めて教えてくれるリノベーション事例であるという旨の、嬉しい評価をいただきました。

まさに、限られた空間をどう多面的に活用できるかがリノベーションの可能性を感じるところですが、その結論に至るまで、お客様のほんとうに求める暮らしはどのようなものか、家族がどうありたいのかを、お客様と共に考え抜いたからこそ生まれた結果ではないかと考えております。

今後もリノベるは、ひとりひとりのほんとうの答えに繋がるリノベーションに誠心誠意取り組んで参ります。

最後に表彰式のワンシーンをご紹介します。


 

<第9位>
HAY、b1.でイベント開催



昨年4月、本社地下1階に誕生したモノづくりの原点に立ち返る場所「b1./ビーワン。」にて、現代的なカラーや先端技術を用いた新素材を取り入れた家具ブランド「HAY(ヘイ)」のフィロソフィーや製品へのこだわりを体感いただける展示を11月から実施しています。

同時に、同ビル内にある「リノベる。東京 本社表参道ショール―ム」では、リノベーションされたマンションの一室にHAY製品をスタイリングし、HAY製品と暮らす豊かさをリアルに体感いただけるようにしました。

両展示は2023年2月7日(火)まで実施していますので、ご興味のある方はぜひお越しください。

 

<第10位>
youtube『クリエイティブの裏側』チャンネルの崇島氏とリノベるのコラボ


2015年に「リノベる。」で中古マンション購入+リノベーションをしていただいたというご縁もあり、昨年9月にyoutube『
クリエイティブの裏側』チャンネルの崇島氏とコラボが実現しました。

昨年の第1弾では、リノベるでリノベーションしたお客様のルームツアーを実施。今年は、そのルームツアーの続編として第2弾、第3弾と続き、第4弾までのコラボが実現しました。お客様のリノベーションのこだわりポイントや、気に入っている所、工夫点など、ルームツアーをしながらご紹介いただいております。ぜひご覧ください。

 

<番外編>

その他TOP10入りは果たせませんでしたが、2022年らしい、新しい取り組みや変化をご紹介します。

■省エネ、断熱、脱炭素、環境への取り組みが加速!
社会情勢の変化を受けて、エネルギーや地球環境に関心が高まった1年でしたが、リノベるでも様々な取り組みが加速しました。「コンフォリア高島平」のようなプロジェクトを通しての断熱や環境貢献効果の見える化に加え、断熱について学ぶ「断熱セミナー」のスタートや、OBのお客様へ向けた二重窓設置キャンペーン、経済産業省「GXリーグ基本構想」への賛同など、よりよい未来のためにリノベーションができることに向き合い、具体的な取り組みをスタートすることができました。

 

■Amazon特設サイト『スマートホームおたすけ会議』の動画ロケ地としてショールームを貸し出し

サイト内動画では「スマートホームを活用した豊かな暮らし」を表参道本社ショールームにて体験いただき、お子様のいるご家族の生活サイクルに合わせたスマート家電の便利な使い方を紹介しています。「こんな使い方もあるんだ!」と新しい発見が見つかる内容が盛りだくさんの楽しいコンテンツとなりました。

リノベるでは、お客様ごとの”らしい暮らし”を提供する手段として、リノベーションと合わせたスマートホーム・インテリアのご提案もしております。当社代表の山下が代表理事を務めるリビングテック協会を通しては、テクノロジーで暮らしを豊かにする「スマートホーム」の普及活動も推進しております。

テクノロジー活用で広がる暮らしの豊かさ、可能性を、ぜひご覧ください。

 

■本社b1にてShopBot稼働開始
本社地下1階にある、モノづくりの原点に立ち返る場所「b1./ビーワン。」に、ShopBot(ショップボット)が設置されました。

ShopBot(ショップボット)とは簡単に言うと、コンピュータ制御された木工切削機で、専用の設計図をコンピューターに登録することで、手加工などでは難しい加工ができます。

既製品を購入することが常の世の中で、住まいも家具も作り手がいること、そして私たち自身もモノづくりの原点に立ち返る機会としてShopBotを導入することになりました。

現在はスツールや造作家具、看板などのサンプルを制作していますが、ShopBotの使い道にはまだまだ可能性を感じているので、これから探っていきたいと考えています。

***
いかがでしたか?
振り返ると多くの挑戦と発展の1年だったと感じております。

社員からも、
「大変でしたか成長できた一年でした!」
「会社、自分、従業員すべてにおいて変化、進化を感じる一年でした」
「会社の成長を感じる一年でした!」
などのコメントがありました。

リノベるは、2022年3月期に初めて売上高が100億円を突破しました。
日々事業環境が変化する中で、各事業が更なる成長に向けて戦い、前に進んだ1年となりました。

私たちを信じて任せて下さるお客様や、パートナーの皆様と共に、
来年も一層濃いトピックスをご紹介できるように精進いたします。

2023年もリノベるにぜひご期待ください!

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