サスティナビリティ
リノベーションによる
循環型社会実現で、
「かしこく素敵な」暮らしが
溢れるwell-beingな社会を
リノベるは、企業活動を通して「環境負荷の低減/気候変動への対応」「ストック活用型社会への転換」「まちの魅力づくり」「多様な人材が活用できる職場」の4つのテーマに取り組みます。そして、循環型社会を実現し、サステイナブルで豊かな未来、「かしこく素敵な」暮らしが溢れる、幸福(well-being)な社会づくりを目指します。
1.環境負荷の低減/気候変動への対応
リノベーションは建替え・新築に比べてCO2排出量を最大76%、廃棄物の発生を最大96%削減することを確認しました。これは、約70㎡の住戸に換算すると、1戸当たり約66t、杉の木約7,500本が1年間に吸収する量に相当します。更に、中古住宅の環境性能、温熱環境を向上することで、環境にやさしく健康で快適な暮らしが実現します。リノベるでは、産学共同研究等見える化と情報発信も積極的に進めています。
出典:『リノベーションによる二酸化炭素排出量および廃棄物排出量の削減効果』
(リノベる・金沢工業大学 佐藤考一研究室・国士舘大学 朝吹香菜子研究室)よりリノベる作成。
2.テクノロジー活用により、ストック活用型社会への転換を推進
不動産・金融・建設業界は、戦後の住宅不足を解消するため、新築の大量供給に最適化された産業構造を構築しながら発展してきました。しかし、現在、我が国の住宅ストックは充足し、空き家問題は深刻化、2030年には空き家率が30%と推計されています。そこで私たちは、レガシーな業界と言われる、不動産・金融・建設業界の産業構造の転換に寄与すべく、テクノロジーを活用したリノベーションプラットフォームを構築、オープン化を推進しています。また、IoTデバイスを連携させたスマートホームをいち早く標準化。LIVING TECH協会を設立し、その普及に努めています。
- 築古・未内装物件
- 買い手がつきにくいため、業者に売却されることが多い
- 「リノベる。」リノベーション事例
- 間取りやデザイン、設備、配管までお客様の暮らしに合わせて刷新
3.まちの魅力づくり
「まちの新しい価値になる」をコンセプトに、時代の変化の中で、稼働が低下したり遊休化した建物の再生を行う都市創造事業を展開、企画から設計・施工・リーシング・運営まで一気通貫でサポートすることで、まち全体の魅力を高める「新しい価値」をプロジェクトごとに最適なカタチで具現化します。景観や緑化への配慮、まちに開く仕掛け等を通して、地域に愛される建物を目指します。
地域参加型の文化発信拠点「BOIL」
(神奈川県、通信ビル→複合施設)
スポーツを中心とした地域コミュニティを育む「SWEET AS」
(山口県、鉄工所→スポーツ複合施設)
4.多様な人材が活躍できる職場
リノベるは、20代~70代の社員が共に働く職場です。社員の約半分が女性社員、定年退職をされた技術者やベトナムからの技能実習生、産休・育休から復職したワーキングマザーも活躍しています。
テクノロジーの活用や各種制度、バリュー(行動指針)が、多様な人材の力を引き出し、顧客、社会、産業に対する提供価値を高め、ミッション実現を後押しします。
多能工育成
職人の価値を再定義し、住まいの作り手がより輝ける社会へ
来たるべきストック活用社会において、すでに社会的課題となっている「職人不足」の問題は、より深刻化すると予想されます。職人がより輝ける社会をいかにデザインするか、職人のなり手をいかに増やしていくか。これは、リノベーションに関わる当社にとって、主体的に挑むべきテーマです。
現在、工事に関する技術ノウハウを収集・体系化を行い、一人で複数の工程に専門性を持つ「多能工」育成に取り組んでいます。
LIVING TECH
未来の住まいのあり方をデザインする。
テクノロジーで、家は、暮らしはどう変わっていくべきか。未来の住まいと、そこでの暮らしのあるべき姿をデザインすべく、IoT・スマートハウス・コネクテッドホームといったキーワードで表現される「リビングテック」領域の研究開発を進めています。「暮らしをテクノロジーで変える」をテーマにした経営者向けカンファレンス「LivingTech カンファレンス」を2017年、2018年に開催。2020年4月に一般社団法人 LIVING TECH協会が設立され、当社代表の山下が代表理事に就任しています。